この記事は WHITEPLUS Advent Calendar 2020 の23日目の記事です。
こんにちは、BizDevグループの河村です。2020年4月に新入社員として入社しました。
いきなりですが、先日「とろろ昆布」を食べたときに、出身地である富山のことをふと思い出し、恋しくなりました。
関東に上京してきてから、なかなか富山出身の方に会うことが少なかったので、やはり富山で育った人は、富山で生涯を過ごす人が多いように思います。
こういった中で、あまり富山の魅力を聞く機会はないと思うので、今回は富山の魅力について個人的な観点から語らせていただこうと思います!
まず富山ってどんなところ?
富山というと、まずどこにあるのか知られていないことが多いのです...悲しい(泣)
日本地図で表すと、富山の位置は黒く塗りつぶした部分です。
日本海に面していて、右隣は新潟県、左隣は石川県と有名な県に囲まれています。
※雑な絵ですみません
私が思う富山の良いところと微妙なところをそれぞれ5つに絞って書き出してみました。
良いところ
・空気が澄んでいて、景色がきれい
・壮大な立山連峰(高さ:3015m)に囲まれているので台風から守ってくれる
・比較的地震が少ない
・食材が比べものにならないくらい美味しい(とくに海鮮類)
・意外と女子が喜ぶインスタ映えスポットが多い
微妙なところ
・冬の寒さが異常
・行くところが限られているので休みの日に出かけると必ず知り合いに会う
・海鮮類の魅力をすべて金沢に奪われている(ような気がする)
・方言がきついときがあるので損をする
・3015mもある過酷な立山を小学生の遠足で登らされる
方言がきついとあるが、富山の方言ってどんなものあるっけ?
富山の方言は基本的に怒っているように聞こえるらしいです...
ちなみに私も富山弁を使うときがありますが、母親が話しているときはいつも怒っているように聞こえて、よくケンカになってました(本人は怒っていないらしい)。
ここまで聞くと、ただの誤解を招く方言になってしまうので、富山でベーシックな方言を5つご紹介させていただこうと思います。
①なん、なーん
これは、否定をするときに使う言葉です。
人によっては、「なーんなんなんなん違うがやちゃ」という感じで連発することがあるので、県外の人は一瞬何が起こったかわからなくなるそうです。
②だいてやる
一瞬危ない言葉に思われるのですが、これは「おごってやる」という意味で使われます。
若い世代はほとんど使わない言葉なので、店内でこの言葉を言っている人がいると、必ず二度見してしまいます。
③つかえん
これは、「差し支えない」という意味で使われています。
ただ、県外の人からすると使えるのか使えないのかがわからなくなるそうです。
例えば、
県外の人「パソコン借りても良い?」
富山の人「つかえんちゃ!」
県外の人「え、使えないの?」
富山の人「なーん、つかえんちゃ!」
県外の人「(わからない...!)」
みたいな会話が起こり、混乱を招いてしまうこともあるようです。
④だらぶち、だらくさい
これは、「ばか」や「アホ」という意味で使われています。
小さい頃から母によく「あんただらぶちやね」と言われていたのを思い出しました...!
⑤「1題目」「2題目」
歌の1番、2番を富山では1題目・2題目と言います。
これは関東に来てから知り、衝撃を受けました。
富山で自然に癒されるのにピッタリな観光地TOP3
(個人的なものなので人気順ではありません)
立山連峰と後ろに見える立山連峰の間に黒部川が流れていて、その黒部川が刻み込んだ峡谷は日本最大の規模を誇っています。また、峡谷の中を断崖絶壁を縫うようにトロッコ電車が走るので、ドキドキしながらも絶景を楽しむことができます。
それぞれ春は残雪、夏は新緑、秋は紅葉と、季節によって眺めが違うので、どの季節に行っても心がスッキリとして癒されます。
(私は夏にいったことがありますが、緑に囲まれているのですっごく寒かったです...夏は薄手の上着を持っていくことをおすすめします!)
公園のシンボルとなっている橋の展望塔からは、公園全体や立山連峰を一望することができます。そして、「富岩水上ライン」では、運河クルーズに乗り、春は桜、夏は緑、秋は紅葉、冬は雪と季節によって周りの景色を楽しむことができるのが魅力です。
展望塔には糸電話が設置されており、カップルや友達同士で楽しむことができます。
※微妙に聞こえるような聞こえないような感じです(笑)
また、環水公園にあるスタバは、以前”世界一美しいスタバ”と言われたことがあり、テラス席からの景色がすごく綺麗です。建物は透明で外側が見える構造になっているので、中からの景色も絶景です。こちらのスタバは、ライトアップされている冬の時期に行くのが、特におすすめです。
ここでは、水揚げされたばかりの新鮮な「紅ズワイガニ」を大釜でゆでる様子を見学することができます。そして、そのままゆでたばかりのアツアツのカニを食べることができるので、海の幸を堪能するのに最適な場所です。
ぷりぷりで本当に美味しいので、カニ好きの人にはたまらないと思います。
丸ごと1杯、食べ放題、漁港鍋など、旬のカニを堪能できるプランが充実しています。
私がおすすめする富山グルメお取り寄せTOP5
(個人的なものなので人気順ではありません)
ますの寿しやとろろ昆布、お米など富山には有名な物があるのですが、その中でも私が個人的にお取り寄せしてでも食べてほしいなと思ったもの5つをピックアップしてみました!
気になったものがあればぜひお取り寄せしてみてください。
つるっとした触感なので、重たい感じの団子とは違いパクパク食べれます。そして、上にのっかっている青大豆きな粉はさらさらとしていて、団子にほんのり甘さを混ぜてくれるので、とまらなくなり、やみつきになります。
黒部は「名水の里」と言われているのですが、その綺麗な水で作った団子なので「水だんご」と呼ばれています。元々は、農作業の合間に食べられるソウルフードとして古くから親しまれていたらしいです。
これは、ホタルイカを甘辛い醤油ベースでつけたものです。
ホタルイカのコリッとした食感と濃厚な味に、醤油ダレが合わさって最高の味です。
お酒にすごく合うので、お酒のおつまみにいかかでしょうか?
富山はかまぼこの名産地なので、いろんな種類のかまぼこがあります。
例えば、鯛などの縁起物をかたどった彩の良い細工かまぼこや、チーズやベーコンのかまぼこ、昆布巻きかまぼこなどがあります。
見た目が華やかなのでプレゼントにもおすすめです。
これは、富山の新鮮なお刺身を富山の郷土料理である昆布締めにしたものです。
包まれたお刺身に昆布の旨味が浸み込んで、すごく美味しいです。昆布の持つグルタミン酸と魚の持つイノシン酸が合わさって、旨味が身に染み込むため、よりいっそう美味しくなるらしいです。
昆布締めは、富山のスーパーでも売っているので、観光に行ったときは気軽に手に入るのも魅力的です。
これは絶対に食べてほしいです...!おつまみにもなるし、おかずにもなります。私は以前、昆布締めしたお刺身1切れで茶碗1杯のお米を食べました。もう手と口が止められなくなります。
声を大にして言いたいのですが...富山の水はものすっごく美味しいです。
なんと、富山市の水道水をペットボトルにした「とやまの水」が国際的な品質コンクール 「2020年モンドセレクション」にて、6度目の「最高金賞」受賞したらしい...!
しかも今年で9年連続で金賞以上の賞を受賞!すごすぎる!(今までしらんかったー。)
富山の水は、美味しいだけじゃなく水道水の原水が良質なので、安心して飲める高品質な水なんです。
美味しい理由は、
1.源流が夏でも冷たい北アルプスの雪解け水だから
2.立山山麓・有峰湖周辺のブナ等の自然林に蓄えられた水は清浄で豊潤だから
3.急な地形を流れ下る水は、充分な酸素と、ほどよいミネラルを含んでいるから
などです。
県外から来た人が富山にほんの数日間滞在するだけで水の味の違いがわかるくらい水道水が美味しいらしい...山と海と緑に囲まれてるって幸せすぎます。
癒されるかはわかりませんが個人的に楽しめると思う場所TOP5
ここは、フルーツの形をしたケーキが売られているカフェです。
今Instagramのために行く女子が増えているみたいです。
お店に行くと「フルーツなのか、ケーキなのか、キニナル」と書いた壁があります。
見た目が可愛らしいので、お子様や大人にも人気があり、家族でも楽しめるカフェです。
薄い皮に「赤あん」「白あん」「カスタード」がそれぞれ包まれており、この3種類から味が選べます。目の前で焼き上げてくれるので、中身が包み込まれ、焼かれて、自分のもとにやってきて、口に運ぶといった流れで、幸せを感じられると思います。
駅やショッピングモールなど、富山県民が行く場所には必ずあるお店なので、私の放課後のおやつは毎回これでした。あんこは程よく甘く、カスタードはねっとり濃厚なので、甘いもの好きにはたまらない一品だと思います。
富山は”薬の富山”と呼ばれるほど、医療品産業が盛んであり、池田谷安兵衛商店は、300年の歴史をもつ売薬業商店です。地元で製造した薬やレトロなイラストが描かれた他社製の薬など、たくさんの薬が売られています。
ここでは、今も”座売り”にこだわっており、症状に合うものを薬剤師が調合してくれます。また、昔ながらの手動式の機械を使用して、丸薬の製造体験が無料でできるので、普段できないことを楽しめると思います。同じ建物の2階では薬膳料理も楽しめます。
ホタルイカをテーマとした世界で唯一の施設で、シーズン中はホタルイカの発光ショーを見たり、生きたホタルイカに直接触れることができます。
内設されているレストランでは富山湾を一望しながら新鮮なホタルイカ料理が楽しめます。
子供から大人まで幅広い方々が楽しめる場所です。
➄道の駅
これは個人的な意見ですが、とりあえず海鮮類を食べるときは「道の駅」に行っておけば大丈夫だと自信をもって言えます。とにかく海鮮類はどこへいっても美味しいので、上記のおすすめではあえて紹介をしていません。
海鮮類に関しては、富山はどこのお店によっても失敗はほぼなし、どこでも美味しい!
(と個人的に思います。)
とくに白エビは絶対に食べたほうが良いです。”富山湾の宝石”と呼ばれているだけあって、見た目が透明で透き通っていて綺麗。そして、お刺身でいただくときは、上品な甘みやトロトロとした食感が絶品で口の中でとろけます。
私の中では白エビはもはやデザートの領域に存在しています。あと、サクサクのかき揚げにして食べるとカリカリとした触感と甘みが合わさり、とてつもなく美味しいので、おすすめです。
最後に
ここまで見てくださった皆様、ありがとうございます!
富山の魅力を、個人的な観点でお伝えしましたがいかがだったでしょうか?
食べ物のことばかり書いたので、私は記事を作成しながらお腹がすいてきました~。
今はコロナ禍で大変な時期ですが、世の中が落ち着いたらぜひ富山へ足を運んで見てくださいね!
自然や美味しいものが大好きな方は、きっと富山の虜になって帰りたくなくなると思います(笑)
以上、富山の魅力紹介でした!終わり。
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