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「ホスピタリティスキルを活かし、プロフェッショナルとして成長できる場所」 - 俵谷 加奈子 WeWork Japan, Community Associate

WeWork には業界業種を越えたさまざまなつながりがありますが、それは社内でも同じです。職歴、生活環境、国籍、考え方、すべてが異なり、すべてがユニークだからこそ、固定概念にとらわれない自由な働き方を体現しています。そんな社員にスポットライトを当てた本インタビューでは、それぞれの部署で活躍するメンバーを紹介!

今回は、各拠点でメンバー(入居のお客さま)をサポートする俵谷 加奈子さんにインタビュー。「自分の経験や好きなことが WeWork で生かせて嬉しい」と笑顔で語る加奈子さんに、WeWork へ入社するに至った経緯、日々のやりがいやコミュニティスタッフという仕事、そして WeWork で自分自身に起こった変化について伺いました。

Text: Nobuko Kodama
Photo: Yukinobu Chikamori

WeWork、そして企業の顔として

ー WeWork でのポジションと主な業務を教えてください。

コミュニティアソシエイト(Community Associate)として、WeWork 丸の内北口で勤務しています。ご入居いただいているメンバーの皆さまをサポートすることが主な業務です。私たちコミュニティチームが各拠点でさまざまなリクエストに迅速かつ柔軟に対応することで、メンバーの皆さまがビジネスだけに集中できる空間をつくっています。

「空間づくり」と一言で言っても、多くの要素があります。あらゆる業務の中でも WeWork のコミュニティチームの特徴がよく表れているのが、ビジネスマッチングです。メンバーさまからの「こういう企業とつながりたい」というリクエストに対して、私たちがおつなぎしてコミュニティ醸成をサポートしています。また、イベントの相談を受けたり、実際にお手伝いすることもあります。

レセプション業務や多種多様なお問い合わせ、ツアー(内覧)時のご案内、ご入居されているメンバーさまへのおもてなしなど、WeWork そしてメンバー企業の顔として、いつもプロフェッショナルな対応ができるよう心がけています。


自分の得意なことが生かせる場

ー WeWork に入社された経緯を教えてください。

新型コロナウイルス感染症が猛威をふるっていた2021年2月に入社しました。前職の客室乗務員時代の友人から WeWork を紹介されたのがきっかけです。その友人からの後押しがあり、WeWork のバリューに共感を覚え、人と話すことやおもてなしをすること、デコレーションやイベントなど自分の好きなことや得意なことを大いに活かせる場所だと考え、応募を決意しました。この決断は私にとって人生の転機でしたが、現在の業務を通して客室乗務員時代に培った能力や対人スキル、ホスピタリティをこれまで以上に磨けています。


ポジティブに歓迎することを第一に

ー仕事をする上でKanakoさんが心がけていることはありますか?

WeWork が同様のサービスと決定的に異なるのが、コミュニティです。たとえばツアーは、実際に足を運んで、見て、体験していただく機会ですが、そこでの第一印象もとても大事だと考えています。

ツアーのお客様がいらしたら、自分たちが声をかけられる前に「こんにちは!」と挨拶をして、あたたかく最高の笑顔でお迎えします。自分が歓迎されていることが伝われば、WeWork っていいなと思っていただけるでしょう。一方で、対応が日によって、また人によって異なったりすると、それがそのまま WeWork の印象になってしまいます。とても気をつかうポイントですし、個人的にも力を入れているところです。


また、丸の内北口のメンバーさまに加え、他拠点から来られる方々もいらっしゃいます。会社単位でご利用いただいていますが、挨拶のときに名前をお呼びするなど、パーソナルな対応を心がけています。

メールの対応やメンテナンスなどの見えない部分でもメンバーの皆さまがビジネスに集中できるよう、迅速な対応を心がけています。


自ら考えて動くことで得られるやりがい

ー日々の業務でやりがいを感じることは何ですか?

ビルの構造上、メインフロア(9階)を経由することなく移動ができるため、メインフロア以外に入居するメンバーさまとのコミュニケーションが取りづらいことがあります。そこで、現状についての情報収集や対話のきっかけを増やすため、他のフロアのメンバーさまを直接訪問し、近況や困っていることなどヒアリングする時間を設けました。自分たちから実際に訪ねていくことで、些細な出来事や、私たちがこれまで気づけなかった問題をタイムリーにお聞きすることができます。

郵便物の受け渡しなども、コンタクトポイントとして活用しています。その際のさりげない会話からメンバーさまのニーズを引き出し、より良い拠点にするにはどうしたらいいかをチームで考え分析し、実際に実行し成果が出た時に大きなやりがいを感じます。また、嬉しいニュースに対してサプライズでお祝いしたときは、直接お礼を言っていただけて、とても嬉しく思いました。


ーチームワークについて、Kanakoさんが大切にしていることは?

まずは、思いやりを持つことです。コミュニティチーム内はもちろん、セールスなど他部署と協力して一つのことを成し遂げる際に、どうしたらお互い気持ちよく仕事ができるかと考え、相手を思いやることを大切にしています。周りのみんながいるから自分らしく働けているということを忘れずにいるようにしています。

次に、笑顔です。一日の中で忙しい瞬間は必ずありますが、もしメンバーさまから「忙しそうだったから声をかけられなかった」と言われたら、こちらの落ち度だと考えています。ですから、余裕がないときこそ笑顔を大事にします。私は、笑顔は他の人にも伝染すると考えているので、チーム内で「大丈夫?」と声をかけあえる明るい雰囲気にするために、笑顔でチームワークを支えています。


ー WeWork のコミュニティチームに向いている人のイメージは?

お会いする方や一緒に働くチームなど、その人の背景や考え方、ビジネスなどに興味を持てる人、というイメージでしょうか。

ちょっとした声かけから始まる会話によって信頼関係が築ける部分も大きいので、相手の変化や表情、「なぜこう思うんだろう?」「どういうビジネスをしている会社なんだろう?」という興味や関心を持てると、そこから何かが生まれたり、自分自身も得られるものが多い仕事だと思います。

メンバーさまの満足度は、即時に得られるものではありません。毎日の瞬間の積み重ねで、良いメンバーエクスペリエンスを提供し続けることで、評価されていくものだと思います。目に見えないので大変かつ難しい仕事ですが、そのような中でチーム一丸となって取り組み、その結果、いただく良いフィードバックや感謝の言葉に大きな喜びを感じられる人に向いていると思います。


成長していく自分を楽しむ

ー WeWork に入社してから、ご自身で変化した部分はありますか?

WeWork では、固定チームで、日々、多種多様なメンバーさまに対応します。マニュアル通りにいかないことも多いため、メンバーさまの想いを汲み取り、またそのときの状況に合わせながら、柔軟かつ臨機応変に最善の判断をしていく力が鍛えられています。

ー今後、挑戦してみたいことはありますか?

仕事では、コロナ禍前のようなにぎわいをメンバーさまに伝えたいと思い、わくわくしていただける何かを実現できたらいいなと考えています。

プライベートでは、WeWork に入社してから英語を使う機会が格段に増えたので、英語の学び直しをしています。また、デザインが好きなので、ウェブデザインをオンラインで学習しています。自分の可能性をできるかぎり広げていきたいです。


これから WeWorkのコミュニティチームに加わる新たな仲間にメッセージをお願いします。

WeWork の5つのバリューへの共感が大事だと思います。メンバーさまにもチームにもさまざまなバックグラウンドの方がいるので、同じチームで高めあって働いていくことを重視し、お互いを尊敬できる人に来ていただけたら嬉しいです。

私自身は、WeWork に入社してから毎日が楽しく刺激的で、充実した時間を過ごしています。もちろん大変なこともありますが、WeWork はチームワークがとても良く、「みんなのために頑張りたい」といつも思わせてくれます。キャリアアップをはじめ、自分がやりたいことをやろうというポジティブな雰囲気があり、それを後押ししてくれる会社なので、自分自身を成長させたい人にとっては、大きく飛躍できる場所だと思います。自分らしさを大切に、一緒に成長し合えるコミュニティチームを作っていきましょう。


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