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二十年以上続く、社員が会社の経営活動や事業をアセスメントする仕組みとは

ウイングでは創立当時から、役員社員が会社の目指すところ、顧客への価値や生み出す事業、そして社員がどのように関わるかという話がなされてきました。

それから数年後、ウイングのあるべき姿を多くの役員社員の声で方向性を決め、それを実現させるためにスタートしたのが「経営アセスメント」。すでに二十数年間続いています。

アセスメントは会社の健康診断という考え方

目指しているのは経営理念であり、経営ビジョンなのですが、経営環境が変わったり、社員数が多くなっくると、様々な施策や活動がきちんと目的地に向かっているのか見えなくなることがあります。

そのため、定期的に多くの人の声を耳にして、理念や価値観と整合しているのか、顧客視点に立っているのか、会社が健康な状態なのかを診断することが大切だと考えています。


(実際の経営アセスメントの様子です。)

ウイングで経営革新をするために前提として考えていること

① 顧客本位  

顧客へ価値を創造、提供されている

② 独自能力

顧客価値を高めるため競合との同質的な競争を避け、他社の真似、ありきたりな考え方をせず、独創的な価値、市場、プロセス、製品・サービスである

③ 社員重視

社員一人ひとりが顧客視点に立ってチーム力を発揮し、顧客価値を創造するために個性を大切にし、意欲と能力を引き出している

④ 社会との調和 

社会に対して価値を提供し社会から信頼される存在になること。事業が社会の利益にもつながり、よりよい社会づくりに貢献している

以上4つです。

アセスメントは、半日使って全員参加で行います。
日頃、同じ部門でよく顔を合わせているメンバーが偏らないように、異なる部門から5、6人程度のグループ編成にして、テーマについて、あるべき姿と現状、そして理想の姿に至るまでの方法について一人ひとりが考えを述べあいます。

入社1年目〜2年目の方は、経営を考えるといってもなかなか難しいかもしれません。
しかし5年、10年たつと「あの時の議論はこういうことだったのか」と結びつくでしょう。

他人の話を否定はしない、こういう考えもあるのではないかと異なる考え方も認めながら共有しながら話し合います。


(アセスメント グループミーティング)

アセスメントのテーマは?

日本経営品質賞のアセスメント基準書に則り、以下のテーマで話し合います。

「顧客・市場の理解」

・ターゲット顧客・市場の設定は環境変化に合っているか
・既存の顧客・市場のニーズとその変化を理解する方法はよいだろうか
・潜在的な顧客・市場のニーズを理解する方法は適正だろうか

「価値創造プロセス」

 ・顧客への価値提供となる商品・サービスを創り出すプロセスはどうか
 ・顧客との継続取引や顧客からの紹介推薦に向けた関係維持、強化の取り組みプロセスは問題ないか

「組織能力」

 ・理想の姿の実現に必要となる組織能力を向上させるチーム活動、社員が自主的に行動できる環境創りをどうだろうか、また、社員が働きやすい環境づくりは充分か
・社員の能力開発プログラムや動機付けの企画、運用、評価をは問題ないか


アセスメントした結果はどうなるのか?

全社員が認識した重要課題やあるべき姿の再認識を経営計画にまとめます。
6月7月は次期経営計画を各事業部でまとめ、全社で集約調整を図る作業を行います。結構難儀です。

そして、できた経営計画を7月末の経営計画発表会で全社員の皆さんに向けて発表します。

(経営計画発表会です)

経営計画発表会は発表する人も聴く人も緊張しますので、身が引き締まります。


自分の所属する会社をより良くしていく!

自分が幸せになることを他人に任せ、自分に都合悪いことが起きると不平不満を言うだけでは解決になりません。
そのような気持ちではもっと良い会社があるだろうと、転職しようとしても同じことが起きるでしょう。

自分の価値を発揮するために、理念をどう具現化するのか、どうして変革していくのか、意見提案を言い、計画つくりに参加し、実際にその計画を実行し、うまくいかないことがあれば改善していく。

そうすることで、仕事の面白みややりがいが生まれ、報酬も増え、自分の幸せを大きくしていけるのではないでしょうか。

「ウイングは熱い人と暖かい人がいます」という代表の樋山は熱があります。

ちょっと熱すぎ、近寄れないこともありますが、こんな会社ってどうでしょうか。

興味を持った方、ぜひお気軽に「話を聞きに行きたい」からご連絡ください!

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