建設業においては、罰則付き残業上限規制の導入が2024年4月まで猶予されています。
ウイングでは、その期限を待たず残業削減に取り組む企業を支援しようと、建設業向けに案件・見積り・受注の管理業務テンプレートをつくって提供しています。
そんなものどこにでもあるといわれそうですが、これがちょっと違うんです。
私たちウイングでは、ITの専門知識を持つエンジニアでなくとも、ユーザーが業務上管理したいデータを設定していくと自動的にWeb型データベースシステムが生成される「MagicLogic」をベースにこの管理業務テンプレートをつくっています。
この記事では、ウイングがつくったノーコード開発ツール「MagicLogic」について紹介します。
「MagicLogic(マジックロジック)」とは?
まずは「MagicLogicとはなにか?」からお話しましょう。
MagicLogicはウイングが独自に創った、誰でも簡単にWebデータベース型の業務システムを生成することができるサービスです。
日本の企業の大多数を占める中小企業ではIT投資予算が少ない、IT担当者もいない、経営者の情報リテラシーも高いとはいえず、働き方改革や業務IT化が進んでいません。
そこで、このMagicLogicを活用していただき、中小企業の業務のIT化を進め、業務改善出来れば、効率化・活性化が進み、中小企業も地域も日本も元気になると考え、提供を開始しました。
MagicLogicのメリット
高いIT技術、知識が要らない
システム開発運用時にパソコンの環境設定が必要ない
l現場の人が管理したいデータを設定することでWebシステムが自動生成できる
システム開発は無料で出来る
運用するまでは無料、運用開始後も低価格で使える
システム保守、機能拡張もユーザー自ら出来る
ユーザー同士で創ったシステムを提供し合える
(2019年4月には中小企業優秀新技術・新製品賞ソフトウェア部門優良賞を受賞しました。)
MagicLogicは大企業でも活用されており、各事業部門の人たちが自らいくつものWebシステムを作って運用しています。
ある企業では数千人の営業の方が使っていますので、中小企業の皆さんも安心して使ってもらえると思います。
テレワークを推進する工事案件受注管理テンプレート
そして、このMagicLogicで開発したのが「建設業向け工事案件受注管理テンプレート」です。
その特徴は
① 自社でアレンジが容易である
② すぐに利用できる
③ 工事案件情報を一元管理できる
④ 見積登録・見積承認のワークフロー機能で効率アップできる
⑤ 請求・入金の一元管理ができる
⑥ 元帳の自動出力が可能
⑦ 案件情報から顧客ごとの受注傾向の分析が出来る
⑧ 受注時の帳票が自由に出力できる
⑨ 他に便利機能として、操作ログの出力や更新履歴管理のセキュリティ機能、使い勝手をよくするために、メールグループ設定、ユーザー権限管理の機能を付けている
他の業種・業務でご要望あれば、建設業以外の業種も創ってみようかな!とも考えています。
(今回開発したテンプレートはスマートフォンからも使用できます)
終わりに
現在、コロナウイルスの感染拡大防止でテレワークが叫ばれています。
MagicLogicで開発したテンプレートについても、多くの建設業に活用してほしいと考えています。
ウイングはこれからも企業や地域の課題・問題があればその解決改善のために新たなサービスを創っていきます。
こんなウイングの仲間になっていただけませんか。
ぜひ「話を聞いてみたい」ボタンからご連絡ください。
代表・樋山が時間調整して、Webによる企業説明や情報交換をしたいと待っています。