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こんにちは!
株式会社WEBGRAMで社内唯一のエンジニアの谷川智樹です。
大阪大学基礎工学部システム科学科知能システム学コースに通っていて、数学や人工知能、ロボティクスについて勉強しています!
私は大学生2年生の時にWEBGRAMに入社し、システム開発部署を立ち上げ、現在は自社システムを開発し、広告運用業務の自動化、効率化を行っています。
今回は入社してもうすぐ一年になる私が、入社を決めた経緯、WEBGRAMの魅力、現在の仕事、これからの目標について話していきたいと思います。
WEBGRAMをもっとよく知りたい方の参考になれば幸いです。
1,入社したきっかけ
僕がWEBGRAMに入社した理由は
「とにかく新しいことを始めてみたかったことから」
です!
大学に入って一年間が経ち、春休みの真っ只中、ふと過去を思い返してみると、
「今までの人生で自分がしてきたことって勉強しか無くね?」
そう感じ、そこからは勉強以外でもとにかく何でも挑戦してやろう、とにかく新しいことに挑戦してやろうという気持ちでいっぱいでした。。。
その時に、偶然知ったのがWEBGRAMです。
僕が入社しようと思ったときは、エンジニアのシステム開発部署も無ければ、エンジニア枠の応募ページもありませんでした。
今思うとめちゃくちゃなことですが、wantedlyのプロフィールで、業務効率化システムを開発したいです!!!感を最大限に出したうえで、セールスライティング/広告運用のインターン募集に、応募して入社しました。(笑)
2,自分の仕事の紹介
自己紹介の通り、僕はWEBGRAM唯一のエンジニアで、社内の業務効率化のためのシステムの要件定義から開発、テスト、保守管理までを一貫して全て一人で行っています!
広告運用者は、広告の効果指標や作成した広告審査状況など様々なことに、意識を向けながら、広告の案を考え、作成し、入稿と、とにかくこなさなければいけない仕事量が多いです。
そのため、僕は広告運用者が行う業務を一つ一つ、プログラミングで作ったツールを用いて、自動化していくことで、業務効率化、生産性向上を実現しています。
具体的に作ったシステムとして、
・広告の数値管理を自動で行う
・動画と画像の素材を組み合わせて、自動で動画を作成する
・広告の入稿を自動で行う
などといった、単純作業を高速かつミス無く行うRPAツールや、
・広告の審査状況
・広告のテスト状況
・広告の学習状況
などといった、広告運用者が求めるデータを瞬時に知らせることで、意識のリソースを別のことに割けるようにするものがあります。
単純作業を減らしたり、意識を作業に集中できるようにすることで、効果の高い広告を作成する作業に割ける時間が増えるようになり、結果として会社の業績に貢献できます!
3,1人で辛いところ?
自己紹介の通り、社内にエンジニアは僕しかいないので、エンジニア業務を一人ですべて行っています。
実は、一人で全ての工程をするのは結構しんどいです、、、。
まず実際にコーディングを行い、システムを開発する際には、エラーが出たりとどうしても一筋縄ではいかない部分が必ず出てきます。しかし、システムの機能を削ったり(笑)することはできないので、何とか新しい方法やアルゴリズムを自分だけで考えて実現していかなければなりません。
また、開発が完了したから、そこで終了!というわけにはいかず、システムを使い続けていくためには、保守管理が欠かせません。
運用開始時は問題無く動いていても、開発段階では想定していなかったパターンが発生し、エラーが出てしまったり、業務内容が変わって使いにくくなり、使われなくなってしまったりすることもあります。保守管理をいくら頑張っても新しい機能は生まれないので、最近は保守管理にかける時間を最小限に抑えて開発に時間を使うことにも必死です。
4,急成長
一人でエンジニアとして業務効率化を進めることは辛い部分もある反面、一年間で沢山の成長もありました。
プログラミング技術の向上はもちろんですが、一番は
「更に効率化するためにはどのような仕組みがあればよいか」を常に考えるようになった
ことです。
これまでの人生では、「効率化=習練」とばかり考え、仕組みにあまり仕組みに目を向けてきませんでした。
僕はWEBGRAMで、自分がやったことのない業務であっても、如何に効率化する仕組みを作れるかを常に考えています。
そうしている内に、日常でも「ツールやシステムを使って効率化できることは無いだろうか」、と考えながら世界を見るようになりました。(人生初の職業病?)
そのため、最近では、
自分の日常の一部も自動化
しています。例えば、自分の所属しているサークルに、部室の入退室管理をオンライン上で行い、混雑状況をリアルタイムで確認できるシステムを導入しました。他には、大学の図書館の新着図書を毎日スマホに通知するツールを作ったり、大学図書館の蔵書検索を高速で行えるスマホのアプリも開発しました。
WEBGRAMで、自分の作ったシステムを社内のメンバーが使ってくれて、実際にフィードバックを頂ける経験が無ければ、このような成長はありませんでした。
5,WEBGRAMの魅力
ここでWEBGRAMの魅力を2つ紹介します!
WEBGRAMの他のメンバーのストーリーでは、「社員のプロ意識の高さ」等が挙げられているので、敢えて少し違った一面も紹介します!
1つ目は「最高の職場の雰囲気」、「チャレンジ精神溢れる企業風土」です。
5.1,最高の職場の雰囲気
僕が仕事をしていて一番嬉しいときは、新しいシステムが完成したときです。もちろん、完成した事自体の喜びや達成感もありますが、それよりも「社内の皆さんがとても喜んで感謝してくれたり、褒めたりしてくれる」ということが一番の理由です。
自分が作ったものや成果を褒められると、次の開発に向けてのやる気やモチベーションが更にアップし、開発途中でどんなにエラーを吐かれ続けても、開発のためのリファレンスが英語しか無くて、尚且つ難解であっても、諦めずに開発を続けることができます。(笑)
実は、社内では、日々感謝の言葉や、互いに褒め合ったり励まし合ったりする言葉がよく飛び交います。それが聞こえてくるだけでいつも「素敵な職場だな。」と思い、気分が良くなります。
WEBGRAMでは実力主義を掲げていますが、社内で互いに蹴落とし合うようなギスギスした雰囲気は全く無く、みんなで協力し、励まし合いながら成果を生み出すとても明るい会社です!
5.2,チャレンジ精神溢れる企業風土
WEBGRAMでは、これまでに前例の無いことでも、会社にとって有意義なことであれば、どんどん取り入れてもらえます。
実際、僕も長期インターンをしている一人の大学生ですが、新規システムの開発を通じて、本当に日々、前例の無い社内初を次々と生み出しています。
いつもいいアイデアが思いついたときは、とりあえずプロトタイプを作ったりして、名倉社長に許可を貰いに行きます。緊張しながらもメリット等を説明すると、「いいね!」と言ってもらえ、意見を取り入れてもらえることがほとんどです。
たまに、自分の考えが浅かったりと却下されることもありますが、そのことを責めたり、笑ったりする人は誰もいません。
失敗してもまた、安心してまた新しいアイデアを考え、提案することができ、会社のメンバー全員が果敢に挑戦できる環境がWEBGRAMにはあります。
6,システム開発のこれから
最後に僕がWEBGRAMで目標にしていることの内、大きな目標2つと小さな目標達を紹介したいと思います。
システムの統合
大きな目標の内、1つ目は、「これまで作ってきたシステムを統合する」ことです。
今までに作ってきたシステムは、ほとんどがバラバラのインターフェイスでバラバラの場所に保管されています。そのため、保守管理の難しさや、利用者のシステム間の行き来が面倒であるというデメリットがありました。
そのため、将来的には、今まで開発したツールを全てまとめたポータルサイトを作りたいと考えています。
これまでのシステムがばらばらに存在していたデメリットが無くなる他、共通の基盤を持つことで、開発速度の向上も期待できます。
DX1.0からDX2.0へ
大きな目標の内、2つ目は、「「DX2.0」の実現」です。
野村総合研究所は、企業の DX に向けた取り組みについて、既存ビジネスの業務プロセス変革に寄与する DX を「DX1.0」、デジタルで新しいビジネスモデルそのものを生み出す DX を「DX2.0」と定義しています。
つまり、僕がWEBGRAMで行っている、RPAなどで単純作業を削減することは「DX1.0」になります。
一年間でWEBGRAMに「DX1.0」を実現することはある程度は達成したので、これからはバージョンアップして「DX2.0」の実現を目標の一つにしていきたいと考えています。
「DX2.0」はもっと詳しくいうと、「エコシステムを目指した業種横断型プラットフォームの構築 - 業界横断型プラットフォーム上でエコシステムを構築」や「特定領域でドミナントなプラットフォームを構築 - 深い専門性を求められる領域(B2B)で、業界標準プラットフォームを構築」のことです。
要するに、「DX2.0」では、社内の視点のみではなく、「顧客」、「社内」、「社外」、「デジタル」、「ビジネス」の5つの視点からソリューションを考える必要があります。
小さな目標達
小さな目標は本当にたくさんあり、人工知能を使った広告運用の自動化や、単純作業の削減のみでなく、広告のバナーやテキストを人工知能を使い自動で生み出す等、クリエイティブな業務を直接支援するシステムも作りたいです!
インターン生で業界横断や業界標準のプラットフォームの構築を実現する等は難しいかもしれないですが、目標は高く、やれることから順に積み上げて、目標の実現に邁進していきたいと思います!
7,まとめ
WEBGRAMで経験と実績を積み上げた今、逆にWEBGRAMに入社していなかったら今頃自分ってどうなってんの、、、と不安になるくらいです。これからも
WEBGRAMで十人十色の十一色目のエンジニア
として、バシバシコミットしていきます。
圧倒的成長を遂げられるWEBGRAMにみなさんもぜひ!