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株式会社WEBGRAMの松井です。
未経験でWebデザイナーとして入社し一年半ほど経ちました。
今回はWebデザイナーとしてどのような業務をしているか、
また働いてきた経験をもとに感じたことについて少しお話しできればと思います。
| 業務内容
まずはじめに弊社には、
クライアントの商品を広めるための広告運用を行う”広告事業部”と、
自社商品である除菌消臭ミスト REFREST/リフレストを販売する”メーカー事業部”
があります。
その中で僕(デザイナー)の主な業務内容はこちら。
広告事業部
- 広告用バナーの作成
- 動画広告の作成
- アンケートLPの作成
- LPの改修・作成
メーカー事業部
- Amazon販売ページのデザイン・更新
- 商品LPの作成
- SNS用(Instagram・Twitter)のバナー・投稿画像
- 販促用ポップ・什器の作成
その他諸々あるのですが、これらが僕の行っている主な業務になります。
シンプルかもしれませんが、やってみると結構大変なんです。(笑)
その中で一例を挙げると、
最近はLP(ランディングページ)の制作もするようになってきてるので、
既存のLPの改修や、0からLPを制作させていただく機会も増えてきました。
例えば、LPのFVを既存のものから作り替えるだけでCVR(成約率)は大きく変化します。
ユーザーが一番最初に目にする部分なので、
FVのデザイン一つでユーザーの離脱率や購入率が変わるんです。
他は一切変えていないのに、ここまで大きく数値が変わるのって、正直すごく面白いなと感じます。
デザインでユーザーの購買意欲を、引いてはユーザーの感情を動かすことができているな、と、
実感できる瞬間です。
実際に、FVを変えるだけでCVRが3%も上がったこともあり、これは広告運用全体に影響を与えるほどの数字なんです。(どのように影響するかについては広告運用についての話になるので、ここでは割愛します。)
0からLPを制作するときには、
新しいコンテンツを考えたり、そのために必要な素材があれば実際にクライアントの元に足を運び写真を撮影したり、クライアントと打ち合わせをしたりとデザイン以外の業務もあります。
コーディングに関しても簡単なものであれば自分で行ったりもします。
分業ではないので、一から携わることが多く、貴重な経験をさせていただいています。
| “デザイン”について
デザイナーってただお洒落でカッコいいものをつくるってイメージありませんか?
それだけではただの自己満足になってしまいます。
実際には仮説を立てデザインし、数字を元に分析、上手くいかなければ改善、そしてそれを実行する。PDCAを回し、”成果を出すデザイン”をしなければいけません。
デザイナーに求められることは、
”クライアントの目的を明確にし、そこに対する課題の解決ができ、クオリティが担保され、かつ納期厳守”
要求されるレベルってかなり高いんですよね。
でも、ここまでできてこそ一流のデザイナーだと思っています。
それでいうと僕はまだまだ道の途中です。。
デザイナーを目指した当時の僕はデザインツールを使いこなすことができれば、
なんとかなるだろうみたいな甘い考えでした。笑
今自分がデザイナーとして働いていて思いますが、それってできて当然なんですよね。
ツールを使えるだけの人なんていくらでもいて、デザインができる人なんていくらでもいます。
デザインによって課題解決ができ、成果を出すまでが本当にデザイナーにとって重要なんです。
| マーケティングを学びたいと思った理由
弊社は制作会社ではなく、広告代理店なので、マーケティング思考のデザインが必要となってきます。
スキルやクオリティよりも、そのデザインで商品が"売れる"か"売れないか"のほうが重要視されます。
作ったとしても「なんの成果も得られませんでした!」状態では意味がなくなってしまいます。
先ほども少し書きましたが、「作って届けて成果を出す」
ここまでをWEBGRAMではデザインをするということになってきます。
僕がなぜマーケティングを学びたいのかと思ったのかというと、理由は大きく三つあります。
まず一つ目、
「センスは知識からはじまる」
これは僕が衝撃を受けた水野学さんという方が書かれた本。
ぼんやりとデザイナーを目指していた頃、本屋にいた僕は気づけば購入していました。
とてもタイトルに惹かれ、デザイナーになんてなれるのかと不安に思っていた自分の心に刺さったのを覚えています。
まさにマーケティングの力に踊らされていますね。笑
デザイナーを目指したいけどそんなセンスなんてないよ!と思っていた人が大歓喜ものです。
デザインはセンスではなく知識、これはデザインの前段階のリサーチの重要性にも繋がってくることだと思います。
次に二つ目は、
「市場価値を高める」
スキルが高くクオリティの高いデザインができる人はたくさんいると思います。
今それだけでは差別化を図ることが難しくなっている状況だと感じています。
デザインに+aのスキルを身に着けることは、この先のデザイナー人生にとってかなり大きなスキルとなっていくと考えました。
そこでデザイン×マーケティングを選んだというわけです。
最後に三つ目、
「良いモノをお客様に届ける」
同じような商品がたくさんあるこの時代に、埋もれずに見つけてもらうのは至難の業です。
どれだけ良い商品やサービスができたとしても、お客様に届かなければ意味がありません。
しっかりと差別化し、届けるまでの導線設計・届いた後もずっと使いつづけたくなるような施策を考えるところまで学びたいと思いました。
| 最後に
デザイナーに限らず、一緒に働いている運用者の方々もそうですが、
弊社ではかなりマルチタスクをこなす力が本当に求められます。
その分責任は重くなり、緊張感があります。
ただそれを乗り越えたときの達成感は本当にすごいです。
僕は入社してからこの一年半を振り返ってみると、
紆余曲折ありましたが成長を実感できているなと感じる瞬間が多々あります。
今回読んでいただいて少しでもWEBデザイナーに興味を持っていただいた方、他の業務についてもっと詳しく聞いてみたいと思っていただけたなら是非お話ししましょう。
ご応募お待ちしております。