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WealthParkに携わるすべての人にとっての幸せを追求することが自分の仕事。転職エージェントを経て人事に挑戦した、採用チーム マネージャーの想い

新しい資産運用体験の実現を目指すWealthParkには、様々なバックグラウンドやスキルを持つメンバーが集まっています。社員インタビューでは、それぞれのメンバーが日頃どの様な想いでWealthParkで働き、組織や事業に関わっているかをお届けしていきます。

第19弾は、WealthParkで中途人材のダイレクトリクルーティングを一手に引き受ける加賀谷さん。大手生命保険会社、海外留学斡旋会社を経て、人材業界にチャレンジした加賀谷さんですが、内定を得た転職エージェントからの辞令によって、ベトナムに赴任することに。そこでの経験や出会いから「人事」という職種に魅力を感じた加賀谷さんは、日本に帰国し、人事担当としてWeathParkに参画しました。決め手は、経営陣の挑戦を心から信じられたこと、そして代表の川田さんの「自分のやりたいことを、WealthParkを使って思いっきりやってほしい」というメッセージだったそうです。それから2年、会社が描く世界の実現に、人事採用という立場で加賀谷さんがどう貢献してきたか、またこれから何を達成していきたいか、その想いやビジョンに迫ります。


プロフィール
加賀谷優希 | Yuki Kagawa
生後11ヶ月で水泳を始め、7歳から大学を卒業するまでシンクロナイズドスイミングに邁進。新卒で大手生命保険会社に入社し、保険商品の販売に携わった後、海外留学斡旋会社に転職。留学カウンセラーとして、主に留学プランの販促やフォローアップを行う。続いて、ベトナムに本社を構える転職エージェントにRA/CAを兼務するメンバーとして入社し、同国に移住。後半はプレイングマネージャーとして、20名のメンバーのマネジメントと新規マーケットの開拓を担当。2019年8月に帰国し、同年9月にWealthParkに人事担当として参画。

この先いつでも挑戦できるとは限らない道を選び、ベトナムへ

―まずは、加賀谷さんのこれまでのキャリアを教えてください。

新卒で大手保険生命会社に営業職として入社し、保険のセールスを担当していました。2年半ほど勤めた後、新しいチャレンジとして、海外留学斡旋会社に転職しました。肩書きは「カウンセラー」でしたが、仕事内容としては、資料を請求された方にアプローチし、説明会または電話で商品である留学プログラムをご案内し、ご成約後は航空券等の手配や事前準備支援といった日本を出発されるまでのトータルサポートを行っていました。今思うと、インサイドセールスとフィールドセールス、さらにはカスタマーサポートまでを担っていた感じですね。

仕事は楽しく、自分が心から良いと思える商品を広めることにやりがいを感じていました。一方で、1社目も2社目もto Cのセールスだったので、to Bにも挑戦して営業としての力量を試したい気持ちもあって。自分の成長が期待できるマーケットとして人材業界を選び、2015年に転職エージェントに転職しました。

ところが、ここで思わぬ展開になりまして、当初はその会社の日本法人で働くはずでしたが、オファー面談で突然ベトナムの本社に行くことを打診されたんですね(笑)。もちろん驚きや戸惑いもありましたが、ベトナムで働くという挑戦をこの先いつでも選び取れるわけではありませんし、未知の地に身を置いて仕事をすることは自分の人生に必ずプラスになると考え、ベトナムに行くことにしました

―あえてハードな道を選ばれたのですね。ベトナムでは、具体的にどのようなお仕事をされていたのでしょうか。

基本的には、ベトナムに進出されている日系企業や外資企業の経営者・人事担当の方に人材紹介を行うRA(リクルーティングアドバイザー/法人担当)と、ベトナム国内または海外での就労を検討しているベトナム国籍または外国籍の方に対してアドバイスを行うCA(キャリアアドバイザー/個人担当)を兼務していました。最初の2年はスタッフとして働き、その後はプレイングマネージャーとして、現地のベトナム人スタッフがメインのチームのマネジメントも行なっていました。想像以上に苦労も多かったのですが(笑)、私が当たり前だと思っていた前提条件と現地スタッフのそれに差があっただけなんですよね。生活面でも仕事面でも、当時の苦労はすべてそのギャップに集約されると考えています。

「人事」という職種に憧れを抱き、日本に帰国し、WealthParkに入社

―ベトナムの転職エージェントで順調にキャリアアップされた後、日本に帰国されて、WealthParkで人事という新しい職種にチャレンジされたのは、どういった経緯だったのでしょうか。

転職エージェントで企業の人事や経営者の方々と仕事をする中で、人事という職種に憧れを抱いたことがきっかけです。良い人材の採用が経営や事業の拡大成長に直結することを実感しましたし、最前線で活躍される素晴らしい人事の方々に出会い、彼らみたいな仕事ができたらと思うようになりました。年齢も30歳に近づいており、このタイミングで未経験の職種に転職することは難しいという現実を見据えながらも、可能性がゼロなことはこの世にないのだから挑戦する前に諦めることはしたくないなと。それからの2年半は人事になるためには何が必要かを考えながら、エージェントの仕事に取り組んでいました。そうして、エージェントとして培った経験やスキルに対して自信を持てたタイミングで、前職の退職と日本への帰国を決心しました。帰国後は人事に絞って転職活動を行い、最終的にWealthParkに入社しました。

―エージェント時代に、人事に必要な経験やスキルとして意識されていたことは。

企業がエージェントに依頼するタイミングでは、募集したいポジションは既に決まっていることが多いんですよね。基本的には、企業がほしいと思っているポジションを埋めるのがエージェントの仕事なので。対して、私は企業が新規の事業や部署を立ち上げようとするタイミングでお声がけいただけるエージェントであり続けることを意識していました。その企業が実現したいことのために、どんな人材、どんなチームが必要かを一緒に考えるところからお手伝いさせていただくことで、エージェントよりも人事に近しい立場になれた気がしましたし、人事として仕事をするイメージも湧きました。

また、対企業のRAの領域のみならず、対求職者のCAの領域でも人事の仕事に生きる要素はあって。求職者とエージェントって、シンプルに「人と人」なんです。求職者の方にアドバイスする際、自分の家族や友人といった大切な人に対しても同じ回答になるのかを常に考えていました。このように「人と人」に還元する姿勢は、WealthParkの人事担当として、社内のメンバーや応募者の方に向き合う今もまったく変わっていません。

経営陣やメンバーを信じ抜けるという確信を持って、WealthParkに参画


―エージェントと人事という異なる職種であっても、人に向き合うという本質的な部分は変わらないということですよね。人事に絞って転職された結果、WealthParkに入社を決めた理由は。

面接をしていくうちに、この会社と一緒に挑戦したい、たとえ選択が失敗に終わったとしても何の悔いもないというレベルまで、経営陣やメンバーを信じ抜くことができたからです。特に、私の今の直属の上司である山下の言葉が印象的で。「このメンバーで精一杯やっても実現できないのであれば、このタイミングでは誰も実現できない。そうしたらまた別の事業をやれば良い。そう思えるまでチームを信じている」という言葉に、ここまで人を信じられるのかと感動したんです。人を信じて働きたい、生きていきたいと思っている私の価値観とも一致していましたし、このチームに入れたら幸せだと強く思いました。

また、最終面接での代表の川田の言葉も今でも心に残っています。川田は「自分のやりたいことを、WealthParkを使って思いっきりやってほしい。それが自分のためになって、会社のためになって、世の中のためになる」と言ってくれたんです。そんなふうに断言してくれる経営者ってなかなかいないと思いますし、誠意を感じました。同時に、川田の誠意に応えたいと思い、川田が描く世界の実現に、人事採用という役割で貢献することが私の成し遂げたいことになりました。

―まさに人を軸にして入社を決められて、そのときの思いが入社前後で変わられていないのも素敵ですね。

逆にいえば、選考当時も内定応諾時も、事業内容に対する理解はあまり高くありませんでした。WealthParkって実際何やっているんだろう、みたいな部分もあったのが正直なところです(笑)。それでも、自分が信じたいと思う人たちがやろうとしていることだから大丈夫、もしうまくいかなかったとしても裏切られたとは一切思わないという自信はあって。改めて振り返ると、極めてロジカルではない入社理由ですよね(笑)。

入社前後の思いの変化に関しては、外から見る会社と中から見る会社に多少なりとも差があることはどこでも起こりえることで、むしろそれが自然だと思っていたこともあり、自分の中で期待値の調整はできていました。その上で、オファーレターをいただいた日から今日まで、WealthParkに所属していることへの満足度や充実感は一切変わりません。あの頃と同じように今もワクワクして日々働けることは幸運ですよね。

仕事をする上で大切にしているのは、基本に忠実に、愚直に継続すること

―入社されて2 年ということですが、これまでのお仕事についても教えてください。

今は中途採用全般を担当しています。入社時は山下と二人体制で中途採用を担当しながら、単独のミッションとしてダイレクトリクルーティング機能の立ち上げも進めていました。ダイレクトリクルーティングに関しては、具体的にはLinkedInを活用した採用実現に取り組んでいました。最近では日本でもLinkedInの認知が高まっていますが、2年前は他社でもLinkedInを使った採用事例は少なく、まだ誰もやっていないからこそチャンスがあると考えたんですね。加えて、WealthParkはグローバルに事業展開も採用もグローバルに行なっているので、LinkedInであればその強みを生かすことができるなと。

ただ、誰もやっていない=参考にできる他社の事例もないので、スカウトメールの書き方や送り方もA/Bテストを繰り返し続けて、検証していくところから始めていました。あとは、社外の協力者の力も借りる必要があると考え、LinkedInチームに定期的なセッションの機会をつくってもらい、フィードバックをもらったり。わからないからできませんと言える状況でもなく、自分としても言いたくないので、できそうなことをどんどんトライして、PDCAを回していました。

これまでのキャリアもそうですが、私は特別なことや新しいことをやるというよりも、基本に忠実に、愚直に継続することで成果を出してきました。特に、まだ誰もやったことがないことには、正解がありません。だからこそ、結果が出るまでやり続けることでしか、結果にはつながらないと思うんです。結果が出ない、または出るかわからないからやめるのではなく、わからないからこそ試してみて、結果が出るまで継続することが大事なのかなと。

皆が避けること、手をつけないところも、1%以上の可能性があるならやってみる

―そうしてPDCAを継続していった結果、今のWealthParkのダイレクトリクルーティング機能をつくり上げられたのですね。

実は、LinkedInでのダイレクトリクルーティングを開始して丸一年が経つ直前のタイミングでは、自分の中で設定していた目標が未達の状態だったんですね。成果を出していないわけではないのですが、目標には届いていなくて。せっかく経営陣も私を信じてLinkedInでの採用活動に踏み切ってくれたのに、期待に応えられないのは悔しいし、焦りもありました。そこから最後の1ヶ月は自分を追い込んで、本当にギリギリで目標に到達させました。あまり褒められることでもないし、スマートな着地ではありませんが、転んでもゴールできたら、ゴールはゴール(笑)。どんな形でもゴールすることが会社に貢献することであり、私にとっての達成感にもつながるということを実感しました。

―とはいえ、1ヶ月で達成させるって、根性論だけではできないですよね(笑)。最後はこれまでと違う工夫をされたのでしょうか。

そうですね。当時、LinkedInはプロフィールを埋めていない方も多かったのですが、リクルーターからすると、プロフィールに情報を掲載していない方へのダイレクトメールって書きにくいんですよね。自社に合うかの判断もつきにくいですし。ただ、最後の1ヶ月では、そうしたプロフィールが埋まっていない方にも積極的に送ってみることにしたんです。プロフィールではわからないからこそ、コンタクトしてみようと。

1%以上の可能性があるなら、できることはやってみた方がいいと思っています。プロフィールがないということは、確率がゼロかどうかもわからないですし、むしろ皆が避けたり手をつけていないところこそチャンスですから。事実、まったくプロフィールが書かれていない方にダイレクトメールを送って入社してくれたケースのおかげで、最後の最後で目標を達成できたんです。これは、可能性がゼロではないならトライしてみることが正しいと信じられる大切な経験になりました。

―すごい、ストーリーとしてきれいですね(笑)。そういえば、WealthParkとして、「LinkedIn Top Startups(トップスタートアップ)」も受賞されていましたよね。

そうなんです。LinkedInの実データに基づき、最も大きな成長が期待できるスタートアップ10社を順位づけしてくださっているのですが、そのうちの一社に選んでいただきました。実は、WealthParkに入社して1ヶ月頃、LinkedInのイベントに参加してこのアワードの存在を知り、3年以内にはランクインしたいなと思っていました。受賞のために何か具体的に取り組んでいたわけではないのですが、スカウトメールや会社ページの更新といった地道な取り組みが目標よりも早い2年で受賞につながったことも、社外のさまざまな方から見ていただける機会をつくり出せたことも嬉しいですね。

組織のために自らの判断で動いていることに対して、背中を押し合えるカルチャー


―一つ一つの積み重ねが受賞につながったのですね。おめでとうございます。組織が急成長を遂げている中で、人事チームも人数が増えて、編成も変わってきましたよね。加賀谷さんに求められる役割自体にも変化はあるのでしょうか。

まず、事業と組織の成長によって、採用するポジションも人数も入社時と比較にならないほど増えています。同時に、採用難易度も高まっています。私のミッションは、事業成長や拡大に必要な採用を、事業部からのリクエストに合わせて成功させることなので、求められている成果は入社時よりも明らかに高くなっていると言えます。

また、人事企画部も6名になり、採用チームとビジネスパートナーチームに分かれるなどの変化もあります。初期からずっと山下と二人体制でしたので、良くも悪くも阿吽の呼吸みたいなもので進めているところもありましたが、チームの人数が増えてきた今、山下も私も、前向きな意味で変わらなければならないと思います。これまでは属人化が私たちの強みであり、それぞれがお互いに得意な担当領域に邁進していれば、組織に還元できていたんですよね。ただ、今後はこれまでのノウハウや経験を可視化させ、チームの財産として共有しつつ、アップデートし続けることを意識することが必要だと思っています。これは、単にチームのフェーズの変化によるものだと理解しています。そのため、今年からは言語化やチーム内のコミュニケーション設計も少しずつやらせてもらっています。実際は、チームにとって必要だと判断して、勝手にやっているという言い方の方が正確ですが(笑)。

―お話を伺っていると、組織が拡大してもスタートアップのカルチャーの根幹の部分はしっかりと残っている印象を受けます。チームの編成や役割を最適化させていく一方で、個人の仕事の領域を限定せずに自発的に動くことは変わらず推奨されているというか。

WealthParkの良さは、組織のために自らの判断で動いていることに対して、「いいね」って背中を押し合えるところなんですよね。主たる各自の役割はありますが、その範囲のみに限定されていない環境と文化があると感じています。また、社歴や入社したタイミングによって機会が少なくなるなんてことは、WealthParkでは起こらないと断言できます。いつ誰が入ってきても、その人のやりたいことやできることを掛け合わせて、チャレンジできるカルチャーは誇りですね。

応募者の方とのコミュニケーションにおいて「クロージング」は絶対にしない

―加賀谷さんがいらっしゃる採用チームが今目指していることは。

WealthParkの5つの行動指針の中には、“CUSTOMER CENTRIC(カスタマーセントリック)”があります。そのカスタマーを誰に設定しているかは、組織としての大前提もありながら、メンバーそれぞれの想いもあると思うんですね。私にとっては、今WealthParkで働いている人、これからWealthParkで働く可能性のある人がカスタマーであり、その人たちの幸せのために働くことが私の存在意義だと思っています。その上で、採用チームとして、既存のWealthParkメンバーに提供できる価値は、事業成長や計画に合わせた採用を実現し続けることや、一緒に働きたいと思う仲間との出会いの創出だと考えています。

また、これからWealthParkで働くかもしれない人に関して、採用チームが目指すことやできることは、我々と働くことでその人の人生を豊かにすることだと考えています。ですので、私は応募者の方とのコミュニケーションにおいて、営業用語でいう「クロージング」を絶対にしないと決めています。その方の人生を自分で選択していただきたいですし、自分で選択したことの中にしか幸せや正解はないと思っています。私がすべきことはクロージングではなく、応募者の方がご自身で選択することのお手伝いなんですよね。

関連する話として、今年から人事企画部にビジネスパートナーチームを新設しました。これはまさに、既存のWealthParkメンバー、そしてこれからWealthParkで働く人へのサポート体制を強化することを目的としています。採用チームのマネージャーとして採用業務を担当すると同時に、ビジネスパートナーチームと一緒に、WealthParkをより良い会社にするための具体的なアイディアを考え、実行したいと思っています。

―採用の立場からも、その方の入社の先の幸せのためにできることがもっとあって、それを考えたいということですよね。「クロージングしない」という言葉に、人事という仕事に対する加賀谷さんの姿勢を感じます。ちなみに、テック業界の人材採用はどんどん難しくなっていますよね。競合他社がひしめく中、Wealthparkの魅力をどう応募者の方に伝えているのでしょうか。

前提として、私自身が選考に入ることは少なく、応募者の方に対するWealthPakの魅力や事業説明は現場の皆が伝えてくれています。私自身はエージェントのキャリアアドバイザーに近い仕事を担っていて、採用サービスのデータベースからWealthParkが求めている方を見つけてスカウトメッセージを送ることと、選考に必要な各種アレンジやフォローアップのコミュニケーションを担当しています。

面談・面接後のヒアリングとあわせて候補者の方からのご質問などにも回答していますが、一番多く聞かれるのは会社のことよりも私自身の入社理由や実際に働いていて感じていることです。ですので、冒頭にお話したようなエピソードだったり、入社してからこれまでに苦労したことなど、ありのままの事実をお伝えしています。魅力ということではないかもしれませんが、事実を伝えることが応募者の方に一番響くのかなと思っています。

何もないからこそ、自分でつくれるし、変えられる。それが楽しめる人には向いている

―このインタビューシリーズを通じていろいろなメンバーの方とお話させていただく中で、本当にユニークな組織だなと感じています。自由ゆえに信頼が生まれる組織って、こういうことなんだなと。

個人的にも、WealthParkに入って、強要されているとか、管理されていると感じたことは一度もありません。すべてやりたいという気持ちをベースに動いていて。入社して2年、私の業務も会社のニーズに合わせて変遷はしているのですが、上司の山下は私のやりたいことにつながっているかを確認した上で、新しいことにアサインしてくれます。ハードな業務は多々ありますが、自分自身で納得して選択したという腹落ち感が担保されるという意味で、心理的安全性の高い組織だと思います。変わること自体が苦手な人にとってはものすごくストレスフルな組織かもしれませんが(笑)、変わることが自然であり、良いと思っている人にとっては良い組織だなと。

―その意味では、WealthParkで働くことの適性って、変化を楽しめることなのでしょうね。

まさにそうですね。あとは、そもそも事業自体も各々の仕事も、正解がないことに挑戦しています。私が担当してきたLinkedInでのダイレクトリクルーティングも、社内にも社外にも経験者や成功者がほとんどいないので、自分で答えを探し求めるしかありませんでした。正解や方法がないと先に進めない方には、合わないと思います。逆に、何もないからこそ、自分でつくれるし、変えられる。それを楽しめる人にとってはチャンスに溢れた会社です。

―加賀谷さんが人事としてこだわりを持っているところについても、教えてください。

私はWealthParkの人間であり、WealthParkの人事ではありますが、WealthParkにだけメリットがあって、応募者の方にメリットがない採用はしたくないという気持ちを持っています。どちらか一方にしかメリットがない場合は、採用しないというのも一つの選択肢だと思っていて。WealthParkと応募者の方の双方にとって最善の選択肢にするために、妥協はしたくないし、努力も惜しみません。理想論と言われるかもしれませんが、理想を実現するのが私の仕事だなと。WealthParkに携わるすべての人にとっての幸せを追求することが、私のやりたいことなんです。

―加賀谷さんらしいですね。最後に、趣味や休日の過ごし方についても伺えたら。

趣味は、サーフィン、サイクリング、そしてコーヒーです。一番頻度の高い趣味はコーヒーで、豆を挽くところからスタートして、30分かけて1杯のコーヒーを淹れます。コーヒーは五感で楽しめるものなので、淹れる過程も含めて楽しいんですよね。サイクリングは、コロナ後に移動できる範囲で自転車を使うようになったことがきっかけです。電車や車では気にしていなかった景色や音に触れる機会になるし、目の前にあるものに没頭できるので、頭の中にある仕事をすっきり忘れられる時間です。総じて、趣味はすべて私が余白を保つために必要な要素ですね。

―本日はありがとうございました。


Mei Iidaのプロフィール - Wantedly
自己紹介などの詳しいプロフィールは、つながりをリクエストして承認されると表示できます。 WealthPark株式会社 2ヶ月 Senior Investment Evangelist 現在 イベント+飲食 北川 徹 が+1 通訳・翻訳 北川 徹 が+1 マネージメント 人事(人事企画) ワークショップデザイン ワークショップ企画・運営
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インタビュアー
飯田 明 | Mei Iida
渉外法律事務所にてファイナンス・パラリーガルを務めた後、大学院留学を挟んで飲食業の世界へ。外資系チョコレート会社のDirector of Communicationsとして、HR/ブランディングを担当。現在はフリーランスに転向し、複数の会社とのプロジェクトを通じて、カフェのプロデュース事業や人事、国内外のダイニングイベントの企画・運営に携わっている。
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