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「早く行きたければ、ひとりで進め。遠くまで行きたければ、みんなで進め」
これはアフリカのことわざですが、昨今、日本においても働き方を考えるための言葉として使われています。スピードや自由度の高さがほしい人は、フリーランスを。安定やキャリアの連続性がほしい人は会社員を。それぞれが自分の特性や目標から、働き方を選ぶ時代になりました。
エンジニアは、その職能や需要の高さからフリーランスになりやすい職業とされています。では、この時代において組織に所属するメリットや意味は何なのでしょうか?
今回は、FLATの代表サトウにインタビュー。エンジニアを取り巻く環境やFLATが目指している姿、そして個人で活躍できるこの時代にFLATに所属する意味について聞きました。
——はじめにサトウさんが考える、IT・Web業界の現状と今後エンジニアに求められるスキルについて聞かせてください。
サトウ:ここ数年でITとWebを取り巻く環境は大きく変わりました。コロナ禍の影響で、コミュニケーションの多くはオンラインに移行し、ビジネス上で使うツールも高品質で多様なものが続々と登場しています。
多くの方が感じていることと思いますが、もはやIT業界はビジネスの主役を超え、すべての業界の土台であり、社会に必要不可欠なインフラとなっています。すべての人が、IT・Webに関わりを持つのが現代です。
サトウ:そのインフラの作り手であるエンジニアに求められることも大きく変わりました。ただ手を動かす人、技術屋さんとして見られていたのは昔の話です。いまは、技術に精通したエンジニアだからこそ、思い描ける表現やツールのアイデア、社会の人が求めるものをより良い形で仕上げるスキルが求められます。
そのために必要なのは、提案やディレクションといったビジネススキルやヒアリングに必要なコミュニケーションスキル。第一線を走るエンジニアには、これらの能力が必要になるでしょう。
——開発会社は多数ありますが、そのなかでFLATの特徴はなんでしょうか?
サトウ:FLATの1番の特徴はフロントエンド専門の開発会社であるということです。フロントエンドを極めていきたいという方には、最高の環境を提供できる自信があります。
また、時代性もひとつのポイントです。FLATに依頼される案件内容は少し前まで「Webサイト制作」がほぼすべてでした。ですが、いまではシステム開発やワイヤー設計などを含む「Webアプリケーション制作」の案件が半数を占めています。簡単に言えば、提案や設計、ディレクションから行う上流の案件が増えてきたということです。これはFLATにとって、そして入社いただくエンジニアの方にとって、時代にあった実践経験を積めるという意味で重要な変化だと感じています。
——率直に、エンジニアがFLATに入社するメリットは何だと思いますか?
サトウ:エンジニアの方がFLATに入社するメリットの1つとして、エンジニアとディレクターが「完全分業」でない点があります。もちろん弊社にもディレクターが所属しており、クライアントとの関係構築などディレクションの主な部分はディレクターが担います。ただ、クライアントへのヒアリングや技術的な提案、進捗管理、チームのディレクションなどはエンジニアも協同して行ってもらっています。
完全分業にしていない狙いは、エンジニアに「ビジネス視点」を持ってもらうためです。技術に専門性を持ち、技術が好きなエンジニアだからこそ実現できるものはありますが、技術目線が強すぎるあまり、前提である「作る目的」が置いていかれてしまうこともあるように思います。これでは、独りよがりのクリエイティブになってしまいます。
FLATでは、エンジニアとクライアントが直接つながることで、それを防ぎます。「なんでこれを作りたいのか」という目的から「そのためにどんな技術が必要か」という手段の選択、くわえて「どのくらいの期間と予算感か」という制約の把握までエンジニアが行うことで、ニーズとクリエイティブがズレないようにするんです。「求められているものを、実現できる最高の状態で作る」ことを考えて制作を行っています。
そのため、FLATで働くエンジニアは技術力に加え、自然と提案力・ヒアリング力・ディレクション力・コミュニケーションスキルが磨かれていますね。いまいるメンバーを見ても、これからの時代どこにいっても活躍できるメンバーが育っていると感じます。
——FLATで実現できるキャリアパスについて教えてください。
サトウ:FLATには、決まったキャリアパスがありません。個々の「やりたい」「ここを専門にしたい」という希望に沿って、キャリアを設計していきます。
良くも悪くも自分で決めていく環境です。ただし、放任主義ではなく、エンジニアが理想の姿を実現できるよう、FLATとしても全力でサポートします。
学びたいスキルがあれば、技術的なアドバイスはもちろん、実践学習できるよう適切な案件を渡します。業務時間内に行う勉強会や、メンター制度、月に一度の1on1もすべてFLATのエンジニアが働きやすい環境を実現するために作った制度です。上司に相談したり、仲間と教え合ったり、FLATという環境を存分に使ってもらえればと思います。
いまの時代、エンジニアが組織に所属する意味って何だろう?と思う方も多いと思うんです。IT需要は高く、星の数ほど案件がある一方、深刻なエンジニア不足のため仕事も取りやすいでしょう。働き方としても個人で働くほうが圧倒的に自由です。
ただ、そのうえで私は、チームで働くことをおすすめしたいと思います。スキルを磨きたいと考えているエンジニアの方には、特にです。
——それはなぜですか?
サトウ:いまはWebにも本屋にも技術を学ぶ教材はたくさんあります。最も独学しやすい時代といっても過言ではないでしょう。
それでも、エンジニアは、独学では限界があると思うんです。書籍や教科書のような教材ができるころにはその技術は少し古くなっており、内容も基礎を知るまでは良いですが応用を学ぶには難しい。また、一人では出会える領域も狭く、興味関心がない分野に触れる機会がないでしょう。そして何より、個人で活動していると、学んだものを実践できる環境を用意しにくい。フリーランスが仕事を得るには、専門性という過去の経験と知識が必要ですから。
だから、技術が好きな人、学習意欲が強い人にこそ、チームに所属することを勧めたいのです。どんなチームでもいいかといえば、そうではなくて「みんなで探求すること」が当たり前の環境に。そのような環境であれば、周りの人から知識を吸収しつつ、実践の場にとびこみ続けることで、技術を深く広く習得できると思います。
より良い環境を求めるなら、ビジネス的な優位性を持っているチーム、俗に言ってしまえば「儲かっている会社」のほうが、成長曲線的には良いと思います。案件の多様さや数など、得られるチャンスと経験が段違いだからです。
——最後に、FLATへの入社を検討している方に、メッセージをお願いします。
サトウ:FLATはいま急速に組織拡大しているフェーズです。案件の種類も増え、提案や設計から担当するなど案件の質も高まっています。一方で、いまのFLATに入社いただくメリットに「発展途上」であることが上げられます。まだ組織のルールもポジションも定まりきっていないのが現状です。1から作り上げる大変さはありますが、一人ひとりの希望や目標が通りやすい環境であることは間違いありません。
身に付けたいスキル、極めたい分野、実現したい理想、それらを叶えるための環境と仲間を得る場として、ぜひFLATを検討いただければ。フロントエンド専門の開発会社であるFLATは、フロントエンドに惹かれるエンジニアの方にとって最高の環境だと思います。
募集職種の確認・応募はこちらの公式サイトやWantedlyで行っていただけます。
コーディング/フロントエンドを一生の仕事にしたい方、
新しい技術に挑戦し続けたい方、
FLATに少しでも興味を持っていただけた方は、ぜひお話しましょう。