Waris共同代表の田中です!
「どんなに環境が変化しても
誰もが自分の能力を生かしてイキイキと働き続けられる社会の実現」
をビジョンに掲げて2013年に創業した私たち。
では、具体的にどんなビジネスをしているの?
今回はこの点をご説明しますね。
今、Warisでは大きく2つの事業に取り組んでいます。
1つがフリーランス女性と企業とのマッチング事業である「Warisプロフェッショナル」。もう1つが離職女性の再就職支援事業である「Warisワークアゲイン」です。
■「Warisプロフェッショナル」とは?
「Warisプロフェッショナル」は2013年創業当時からWarisが取り組むコア事業です。
フリーランス人口って今すごく日本でも増えているんですね。
リクルートワークス研究所のデータによれば、独立系・副業系あわせて440万人いるとも言われ、その数は年々増加傾向にあります。
このためフリーランスのマッチングをする事業者も増えているのですが、
その中にあってWarisには2つの特徴があります。
1つは女性にフォーカスをあてていること、2つ目はビジネス系フリーランス中心にマッチングをしていることです。
「ビジネス系フリーランス」って、聞きなれない言葉でしょうか?
みなさん、「フリーランス」と言われるとどんな職種を思い浮かべますか?
エンジニア・デザイナー・ライター…そんなクリエイティブ系職種を思い浮かべる方が多いのではないでしょうか?
「ビジネス系フリーランス」とは非クリエイティブ系職種のフリーランスのことを指します。具体的には広報・人事・マーケティング・経理財務などのことですね。
つまり、Warisはこうした職種でフリーランスになりたい女性たちと企業とをマッチングしている人材エージェントなのです。
フリーランスとは「雇われない働き方」。
個人が個人の名前で企業と対等なパートナーシップを結んで仕事をします。
私たちはこの事業を通じて女性たちが、時間・場所にとらわれず、自分の名前で独立して仕事をすることを支援しています。
登録している女性たちは平均年齢38歳。30代~40代前半の方が中心です。
すでにフリーランスとして活動されている方もいれば、
今は会社員だけれどいい案件があれば近い将来フリーランスになりたいという方もいます。
フリーランスになりたい理由は人それぞれですが、「仕事とプライベートのバランスを取るため」「やりたいことを実現するため」「自らの成長のため」といった理由が多いですね。
最新のWarisアンケート調査によればクライアント先のオフィスに常駐しながら働いている方は1割程度で、リモートワークだったり打ち合わせのときだけクライアント先を訪問する形だったりとフレキシブルに働いている方が中心です。
Warisでは、1700社の顧客企業とお取引があり、リクルーティングコンサルタントと呼ばれるスタッフが日々、企業各社のニーズをお伺いし、そのニーズに合致したフリーランス人材の方とのマッチングを行っています。
顧客企業は中小・ベンチャー企業が7割を占めます。
「広報を強化したいが、フルタイム正社員を雇うほどの予算や業務ボリュームはない。週2~3程度の関わりで戦略立案から実行までリードしてほしい」
「既存サービスのさらなるユーザー獲得のため to C向けのマーケティングを強化したい。企画から任せられる人材であれば、雇用形態にはこだわらない」
「組織拡大にともない、人事制度の見直しをしたい。制度設計の経験がある方にプロジェクト的に関わってほしい」
こんなニーズをクライアント各社は持っています。
顧客企業は中小ベンチャー企業が中心ですから、一人ひとりの人材が事業にもたらすインパクトは絶大で、マッチングを行うことで、「新しいことにチャレンジできた」「事業が成長した」「課題が解決した」といったお声をいただきます。
私たちの事業は自由に働きたい女性たちの生き方支援であると同時に、中小ベンチャー企業各社の事業成長支援にもなっています。
■再就職を願う女性のための「Warisワークアゲイン」
私たちが取り組むもう1つの事業が「Warisワークアゲイン」です。
これは2016年から始めたもので、離職女性の再就職支援をしています。
具体的には離職歴5年~10年程度で、「もう一度働きたい」と思う女性たちを企業とインターンとしてマッチング、インターン終了後によければ社員として採用いただいています。
サイボウズ株式会社、日本たばこ産業株式会社(JT)などで実施実績があり、現在、日本航空株式会社(JAL)でも実施中です。これまでのインターン参加者は9割以上が正社員としての採用につながっており、高い実績を挙げています。
人生100年時代、誰もが一つの会社で終身雇用で働き続ける時代は終わりを迎えつつあります。
独立してフリーランスで活動する人もいるでしょうし、一時期は離職し「休職期間」を持つ人もいるでしょう。
価値観が多様化する現代にあって、自分らしく生き生き働き続けたいと願う女性たちのそばで、Warisは伴走する存在であり続けたいです。