こんにちは。Wantedlyの宇津木です!
今回は1募集で154名の候補者を集め、計20名以上の採用に成功している株式会社スマートテック・ベンチャーズさんに、Wantedlyの活用術を伺ってきました。是非、ご参考にしてください!
株式会社スマートテックベンチャーズさんは、スマートフォン・システム開発を手がける会社です。
2016年10月に設立し、設立から間もなくしてから現在までWantedlyをご利用くださっています。
自社独自の教育制度で、技術力の高いエンジニアの育成を強みとする同社。異業種から同社に転職された方も、実践を交えた育成フローにより2〜3ヶ月後には1人で案件をこなせるようになられるそうです。
また募集もユニークなのがスマートテックベンチャーズさんの特徴。
上記の、未経験でもエンジニアを目指したい方へ向けた「未経験ですが、アプリ開発やりたいです!」わかりました、大歓迎です!!」など、同社が手がけるキャッチーな募集は、多くのユーザーの共感を得ています。現在はミュージシャンやイラストレーターといった、何かに打ち込んだ経験がある方へ向けた募集を掲載中。
今回は、取締役 平山さん(右)、SES事業部 斎藤さん(中央)、SES事業部 石田さん(左)のお3名にお話をお伺いしました。
Wantedlyで出会えた理想の候補者
ーWantedly利用前の採用課題はどういったものだったのでしょうか?
斎藤:エントリー数が少ないことでした。募集掲載期間が限定されていたので、コンスタントにエントリーを集めるのに苦労していました。さらに、たとえ応募が20名集まったとしても、求めている人物像にクリティカルヒットできていませんでした。そのため当時は、設定していた採用人数のKPIが全く達成できていなかったです。
平山:私たちが求めていたのは、「未経験だけど、これからエンジニアとしての道を切り開いていきたい」と思う人。他の媒体でも同様の募集を出していましたが、なかなか未経験でエンジニアを目指す人と出会えずにいました。
ー実際にWantedlyを利用してみていかがでしたか?
斎藤:Wantedlyを初めて見たとき、他の採用媒体とは全く違うと感じました。最も魅力的だったのは、給与や条件面を記載しない募集フォーマット。企業の”想い”の話からはじまり、「遊びに来てね」という気軽なスタンスで募集を出せるのが、とても新鮮でした。テンプレート的な募集フォーマットの媒体よりも、自由度の高いWantedlyのフォーマットの方が、私たちには合っていました。
また登録しているユーザーの年齢層や性別が多様だと思いました。以前使っていた媒体より、女性からの応募が増えました。さらに、「これからアプリ開発の道で頑張りたい」という弊社のビジョンに共感して応募してくださる方が多くなり、採用のミスマッチも少なくなったと思います。
こだわりの募集はキャッチーなタイトルと信頼関係がポイント
ー募集にはかなりのこだわりがあるとお聞きしました。
斎藤:Wantedlyで始めて募集を出す際に、いろいろな企業の募集を参考にしたのですが「~募集」「~WANTED」というようなタイトルが多かったので、せっかく自由度の高いサービスだから、他の媒体では打ち出せないようなタイトルにしようと思いました。「未経験ですが、アプリ開発やりたいです!」わかりました、大歓迎です!!」というタイトルのこの募集は現在173名の応募をいただいています!
ーWantedlyの中でも随分キャッチーなタイトルですが、他の皆さんはどのように思われましたか?
平山:面白いなと思いました(笑)採用担当の斎藤が弊社の良さを1番知っていると思うので、基本的に募集の作成は一任しています。Wantedlyでは募集要項を無制限に掲載できるので、様々な募集にチャレンジできるのがいいですね。
ーキャッチーな募集を書きたいけど中々振り切れずに困っている企業さんも多いんですよ。
斎藤さん:ふざけ過ぎず、でも定型過ぎないギリギリのラインを毎回攻めています。平山をはじめ周りからは「自由にやっていいよ」というスタンスで任せてもらっていますし、自分が考えた募集要項がボツになったことはありません。
平山:たくさんの人の目に止まって、たくさんの人に応募していただくのが目的なので、非常識でなければだいたいGOサインを出していますね。
ー信頼関係の賜物ですね。
平山さん(右)と斎藤さん(左)
最適化された運用体制と活用した”トップページオプション”
ー現在はどのように運用をされているのでしょうか?
斎藤:募集の作成・管理は私が行い、候補者とのやりとりは複数名で行っています。募集と同じくメッセージも自由度が高いので、顔文字や♪などの絵文字を使ったカジュアルで自然なコミュニケーションが取れています。例えば、文中で「!」の使用の有無でも、文章からイメージできる人物像は大きく変わります。自由なやりとりを通じて、候補者の方にお会いする前にその方の人物像をインプットして面接に臨むことができています。
ーお気に入りのオプションがあるとお聞きしたのですが…
斎藤:以前から使わせていただいているトップページオプションです!募集の露出を増やしたかったので、数年前から使い始めました。実際に使ってみると効果は絶大でした。まず募集のPV数は3~4倍に跳ね上がりました。エントリー数もそれまでは一桁のだったのが、トップページオプションを使い始めてから二桁に。採用に至った方の80%以上がトップページオプションを使った募集からエントリーしてくださっていました。
平山:PV数やエントリー数など明らかに伸びていて、費用対効果も高いと思いました。記事をしっかり作りこんでいるのにPV数が伸び悩んでいる企業さんにはぴったりだと思います。
約20名の”共感”採用に成功!ターゲットを絞った募集を作成
ー採用にはどれくらい成功したのでしょうか?
斎藤:前身である会社から合わせて約20名の採用に成功しています!さらに採用者も多様なバックグラウンドを持つ人が多く、幅広い人財に出会えたのはWantedlyだったからではないかと思います。
平山:条件で動くのではなく、社風やビジョン、ミッションに共感して入社を決めてくれた方が、Wantedly経由の候補者には多いと思います。社内の評価でも、Wantedly経由できた人は評価が高い傾向にあります。
ー今後はどのようにWantedlyを使っていきたいですか?
平山:今取り組んでいるのはミュージシャンやイラストレーターといった「作品と向き合う時間が長く、集中して、クオリティを追求できる人」を探しています。すでにいくつか募集を出しているのですが、実際に音楽をやっている元エンジニアの方が応募してくださるなど、ぴったりの人が集まってきています。
斎藤:今募集している職種に限らず、さらに門戸を広げていきたいです。これからは、カメラマンに募集用の写真を撮ってもらえる”写真オプション”を使う予定なので、撮っていただいた写真を使ってまた魅力的な募集を作れたらと思います!
オプションの効果的な活用と、社員同士の信頼関係が採用の成功につながっていました。
株式会社スマートテック・ベンチャーズの皆さん、ありがとうございました!
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