Wantedlyがクライアントさん同士で交流する広場のような存在になるべく、昨年4月に発足したコミュニティイベント。前回のイベントレポートまでは「募集中」になっていたコミュニティ名ですが、この度、ご参加のみなまさの投票により「WRA(Wantedly Recruiting Academy)」に決定しました!
前回のレポート↓
どんなコミュニティなの? このコミュニティの特徴は、運営メンバーが全員Wantedlyユーザーであること。以下のみなさまを “認定アンバサダー” とさせていただき、アンバサダーのみなさまを中心にコミュニティを運営しています。今回は、株式会社Loco Partners 組織デザイン部ゼネラルマネージャーの岡田友宏さんに司会をしていただきました。
認定アンバサダーとは? Wantedlyのビジョンである「シゴトでココロオドル人をふやす」に共感し、一緒にその世界観を発信してくださっている企業のご担当者様を「認定アンバサダー」とさせていただいています。
▼認定アンバサダーのみなさま
- 株式会社グッドパッチ :小山さん - freee株式会社 :栗林さん - 株式会社クラウドワークス :太田さん - 株式会社ヒトカラメディア :森さん - Retty株式会社 :小花さん - 株式会社Loco Partners :徳山さん - and factory株式会社 :梅谷さん
採用に関する知見を共有する場として、時にカジュアルに時に熱く、交流の輪が広がっていくといいなと思っています。WRAをこれからもよろしくお願いします。
Wantedly開発の現場から新機能のご紹介 今回のイベントでは、まずはじめにWantedlyデザイナーの上野より新機能「ミートアップ」の紹介をさせていただきました。ミートアップは企業の方、ユーザーの方それぞれに次のような価値を提供することを目指してリリースされています。
採用担当者への価値提供: 採用プールの形成。「イベント/勉強会」など「採用/転職」に直結しない切り口で窓口を増やすことにより、企業とユーザーの中長期的な関係づくりが実現します。転職潜在層へアプローチにご活用いただけます。
ユーザーの価値: 気軽さ、知的好奇心でのつながり転職意欲に関係なく気軽に応募でき、かつ興味のある分野が近い人同士でつながったり、知識を深めることができます。
勉強会、オフィスツアーなどのイベントが特に多く、転職に直結しないイベントの募集はSNSで拡散しやすいとのお声もいただいており、今後さらなる盛り上がりを見せそうです。ぜひご活用ください!
自社ファンを増やすための採用戦略とは 「採用につながる会社のファンづくり」と題し、メドレー採用広報部リーダー、深澤羽純さんにお話いただきました。
2年で3倍の組織規模に成長したメドレーさんですが、採用チームは4名の少数精鋭で広報業務も兼務されているそうです。2018年は3名体制(4人目の入社が11月だった)で180名の採用に成功されたとのことですから、驚きの採用実績ですね😳メドレーさんでは、現在7種類のコンテンツを定期的に発信されていますが、4つをWantedly FEEDで、3 つをオウンドメディアで配信されています。ブログごとに役割、切り口は様々、ですが、 どのコンテンツも会社のバリューを体現している点が共通しているそうです。発表では、 よくある質問とともにメディア運営の考え方や実際の運営フローをお話いただきました。 以下、一部ご紹介します!!
なんで7本も? 1つのメディアに集約した方が効率が良いのでは?と聞かれるそうですが、複数のコン テンツを並行して展開する理由は、「組織は多面的である」と考えているためとのこと。 「法人」にも「人格」がある。様々な切り口の連載が生まれていくことによって、メド レーという会社を多面的に捉えてもらうことにより、理解が深まり、親近感が湧くので は?との思いから運営をされているとのことでした。
どうやってネタを集めるの? とにかく手足を使って社内に情報を取りにいくこと!
入社理由ブログなどのコンテンツの企画自体現場メンバーと接点をもつきっかけにもな っているそうですが、他にも社内のコミュニケーションツールであるSlackでキーワー ド検索→ヒットしたメンバーに話を聞きに行く、など地道に社内にアンテナを張りめぐ らせているエピソードを披露いただきました。
一方、ブログなど広報からの情報発信により事業部の業務をサポートしたり、ヒアリン グによって現場の課題抽出に貢献したり、お願いするだけではないGive and Takeの勢を大切にされていました。事業部メンバーとランチに行ったり、社内イベントで近況 を話したり、入社間もないメンバーのフォローをしたりと、日頃のコミュニケーション で「何かあったら広報チームに!」という風土の醸成に力を入れているそうですが、今 後は情報集めの具体的な仕組み化が鍵になってくるとおっしゃっていました。
3人しかいないのにどうやって時間作るの? とにかく仕組み化!
事業部のメンバーに記事の執筆を依頼しているので、採用チームではディレクションと記事作成の負担を減らすためのマニュアル化・テンプレ化を担っているそうです。その人らしさを大事にしているので、もともと大掛かりに編集しない方針ではあったそうですが、Wantedlyフィードの掲載がどんどん蓄積されていくにつれ、社員間での認知も向上し編集の工数がかからなくなってきたとお話されていました。依頼のコミュニケーションはとても大事にされていて「なぜあなたに書いてほしいのか」「どんな経歴やマインドの人に読んでほしいのか」「どんなメッセージや会社のバリューを伝えてほしいのか」などは丁寧に説明されているようでした。
一方、プレスリリースなど広報からの情報発信により事業部の業務をサポートしたり、ヒアリングによって現場の課題抽出に貢献したり、お願いするだけではないGive and Takeの姿勢を大切にされていました。事業部メンバーとランチに行ったり、社内イベントで近況を話したり、入社間もないメンバーのフォローをしたりと、日頃のコミュニケーションで「何かあったら広報チームに!」という風土の醸成に力を入れているそうですが、今後は情報集めの具体的な仕組み化が鍵になってくるとおっしゃっていました。
KPIはどうやって設定しているの? あくまでも採用を成功させるための手段のひとつなので、採用広報コンテンツの発信に ついてKPIは設定していないという驚きの回答が!もちろん反響を見ながら内容や人選の調整はしているそうですが、その瞬間のPVよりも、ちゃんと「見て欲しい人に届く」 ことを重視しているとのこと。そのため作成したコンテンツは余すことなく活用する点はかなり意識されているようで、スカウトに添付したり、内定者に渡して入社意欲を引き上げたりといった方法はさすが!の一言でした。
グループディスカッション&交流会! 今回は、立食形式ではなくテーブルごとにディスカッションしていただく形式での交流会となりました。
コミュニティメンバーからサプライズで素敵なお土産も!採用広報の施策で作られたというこちらのラーメンはコミックスマート株式会社様からご提供いただきました。どうもありがとうございました!
まとめ 2018年は「採用広報」「採用PR」という言葉が一気に広がり、より多くの人が関心を寄せた年でしたが、一方でコンテンツの乱立という側面もありました。採用担当として良質なコンテンツを発信し頭一つ抜けるために、どんな考え方でどんな運用体制を作ればよいのか。今回のメドレーさんのお話はかなり参考になったのではないでしょうか。深澤さん貴重なお話どうもありがとうございました!
回を重ねるにつれコミュニティご参加のみなさまのつながりが、そして採用力を高めるための議論がより深くなって来ているのを感じています。WRAではコミュニティ運営に加わりたい!というWantedlyユーザーのみなさまからのご連絡もお待ちしております!
お問い合わせ:cx@wantedly.com(Wantedlyカスタマーサクセスチーム 佐藤)
次回開催決定! 第5回WRAは2019年3月12日(火)に株式会社ヒトカラメディアさんのオフィスで開催が決定いたしました。
▼お申込はこちら https://goo.gl/forms/de9ljQCn1U2Hj7m62
▼概要 - 予定テーマ:急成長企業に起こる「成長痛」と、その乗り越え方 組織が急激に拡大する過程でのエンゲージメントの課題にどう向き合ってきたのか、 ぶっちゃけトークでお話頂きます!
- 日時:3月12日(火) 19:30〜21:30(19:00 開場) - 会場:株式会社ヒトカラメディア 東京都目黒区東山1-5-4 KDX中目黒ビル 5階 - 参加対象者:Wantedly利用企業の人事/ 経営者の方々 - 定員:30名 ※お申込多数の場合は抽選とさせて頂きます。 - 参加費:無料 - 登壇者:株式会社マネーフォワード小川昌之様、株式会社プレイド清藤麻衣様(変更可能性あり)
▼当日予定スケジュール - 19:00〜19:30 受付 - 19:30〜19:40 オープニング/ 乾杯 - 19:40〜19:55 ライトニングトーク×2社 - 19:55〜20:25 クロストーク ※LTの内容を踏まえて - 20:30〜21:30 懇親会(軽食とお酒をご用意しております)
今回はマネーフォワードさん、プレイドさんの人事の方をゲストに迎え、組織が急成長する過程でしばしば起こると言われる「成長痛」にどんな場面で直面し、乗り越えてきたのかをお話頂きます。奮ってご参加下さい!
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