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【役員インタビュー】自分の子どもに入ってほしいと思える会社をつくる。取締役が語るワクトの現在と未来

こんにちは!株式会社ワクトの採用担当です。

本日は、取締役でありワクト創業期メンバーの星山 聡史さんへのインタビューです。

ワクトにジョインした経緯や葛藤、サービスや事業の未来像について話を伺いましたので、ぜひ最後までご覧ください。

早速ですが、ワクトにジョインするまでの経歴からお聞かせください。

新卒で入社した商社を1年半で退職し、オーストラリアで生活したり、帰国後は土木のアルバイトや展覧会の企画運営の会社に勤めたり、派遣で販売員をしてみたり…親が望むものとは真逆の人生を歩んでいました。

というのも、学生時代から、20代はいろんな経験をして、30歳になったら「これだ!」という職に就こうと決めていたんです。

20代後半には電機通信事業を行う大手企業で働いていたので、親も安心していたようです。でも、30歳を迎えた時、その仕事を続けていくことにワクワク感が持てず、モヤモヤした日々を送っていました。

そんなとき、ワクトを創業したばかりの兄と話したことが転機になったんです。


ワクトにジョインすることになったのですね?どういったやり取りがあったのでしょうか。

兄と食事をしながら、自分の仕事に対するモヤモヤを打ち明けました。すると、「だったら、ワクトに来て営業をやってくれないか?」と打診されたんです。その後、当時代々木にあったワクトのレンタルオフィスにも行きました。オフィスの壁に、今のワクトのマインドマップの土台となるものが貼られていたことを覚えています。

それから、明治神宮の周りを一緒に散歩しながら、ワクトを立ち上げた経緯やビジョンを話してもらいました。話を聞くにつれて「ワクトに入りたいかも…!」という気持ちが湧き起こってきたんです。あのときのワクワクは、今でも忘れられませんね。

結局、入社するまで2ヶ月間悩みました。

というのも、兄とはすごく仲が良かったのですが、私がワクトに入ることで、これまでの兄弟関係が変わってしまうのでは…と考えたんです。入社したらちゃんと「社長」と呼ぼうとか、敬語を使おうとか…いろんな覚悟の末、入社を決めましたね。


改めて、ワクトのサービスの特徴を教えてください。

Webシステムの開発、スマホアプリの開発・運用を行っています。お客さまの課題や要求に応じて、受託請負・SES・自社サービスの提供、という3つの手段で支援しています。

生成AIやローコードなどの最新技術を開発に取り入れていますが、他社と比較して特徴的なのは次の3点です。

①常にアイデアを創造してプラスワンの提案をする

②わかりやすい言葉で説明し、お客さまに寄り添いながら制作する

③スピーディに経営判断することで、お客さまにストレスを与えない


ワクトのサービスの可能性について、どのように見ていますか?

2000年代から急激に進歩してきたIT業界は、群雄割拠の様相を見せています。

ただシステムやアプリが作れるだけの会社は、淘汰されていくでしょう。競争が激化するなかでもワクトが売り上げを伸ばし続けられる理由は、未来への投資によって進化し続けているからです。

未来への投資の1つは、社員全員が取り組むグループワークです。

帰社日にグループワークを行い、生成A Iやローコードなどの最新技術を組み込んだビジネスモデルの創出に取り組んでいます。SES担当のメンバー、請負担当のメンバー、営業メンバー。その全員でグループワークに取り組むことで、自社サービス創出に向けた一体感が生まれています。

もう1つの投資は、自己成長サポート制度です。

eラーニングのUdemyを契約して社員一人ひとりにアカウントを渡しており、勉強し放題の環境を提供しています。あとは、ChatGPTやローコードツール、AWSなども実務として触れて勉強できる環境を整えています。

ほかにも多種多様な勉強会や研修を行っており、未来に向けた投資は他社に負けない自信がありますね!


会社経営において大切にしていることを教えてください。

①ワクトのマインドマップとミッション・ビジョン・バリュー

マインドマップで特に大切にしているのが「健全であり続け、ワクワクすることをする」。健全なお客さまと健全なパートナーさんと健全なエンジニアたちで、いい仕事をしていきたい、という考えを持っています。

また、ワクトでは各部門にキャッチフレーズをつけていて、すべて「健全×◯◯」になっているんです。

たとえば、エンジニアは「健全×自己成長」、営業は「健全×スピーディ」、総務は「健全×確実性」。健全であることは、ワクトにとって非常に重要な指針なのです。

②満足度の向上

あえて「顧客満足度」にしていないのには意味があります。お客さまだけでなく、協力会社とプロジェクトにアサインしているエンジニアメンバー、その3方向の満足度を大切にしていきたいと考えており、ずっとこだわっていることです。

③いい会社づくり

いい会社の基準は人によって違うと思いますが、私が目指すいい会社をひと言で表すと「自分の子どもに入ってもらいたい会社」です。ステークホルダー全員にいい会社と思ってもらいたい想いは、ワクトに入社してからずっと持っていますね。

私の中では、いい会社の定義やそのためにやるべきことは全部書き出しているんです。

今が完璧だったとしても、時間の経過とともに状況は変わってきます。ですので、いい会社にしていく手段としての制度や待遇などは常にアップデートし続けています。


組織の規模感を超えた数字の突破力を持つワクト。その理由はなんでしょうか?

①営業部主要メンバーの、圧倒的な能力の高さ

ワクトの営業部には、エンジニアを「商材」ではなく、大切な「人」と思うマインドが浸透しています。

一見当たり前のようで、これができていない企業はたくさんあるんです。

会社の売り上げや利益だけでなく、エンジニアのキャリアパスも真剣に考えて活動する営業の存在があってこそ数字が上がりますし、エンジニアも会社も成長し続けられるのだと思います。

②気遣いや思いやり

ワクトに気遣いや思いやりのあるメンバーが圧倒的に多いのは、そもそも人柄を重視して採用しているのも理由のひとつです。

他人の思いや意見を大切にして業務を進めていくので、人間的な課題が少なく仕事がスムーズ。これは、協力会社の方からもよく褒められる点です。人間的成長を遂げるうえで、気遣いや思いやりは欠かせない要素だと考えています。

③上流工程ができるエンジニア

案件を獲得し、受注した案件を品質高く遂行するには、顧客折衝も含めた上流工程ができるエンジニアの存在が不可欠です。

ワクトにはそんな優秀なSEが在籍しており、最近ではプログラミングにこだわっていた上級PGも、PLやPMを目指すようになりました。ワクト独自のPM教育プログラムに参加するエンジニアが続々増えています。

2〜3年もすれば、請負案件やラボ型案件の受注件数も多くなるでしょう。自分たちのやりたい案件を選択できる機会が増えることが、今から楽しみで仕方ありません(笑)


中長期的な事業の未来像を教えてください。

ワクトだけでなく、社員にとってもお客さまにとっても、協力会社にとっても「いい会社」であり続けること。

そのためには自社の収益を上げることが求められます。

ワクトは決して楽でユルい会社ではなく、むしろ業務に対してストイックに取り組む会社だと言えるでしょう。

実は、今年4月の全社会議で、中期経営計画を作るのをやめると発表しました。ありえないほど変化の激しいIT業界。新旧の技術が入り乱れるなか、中計に縛られて経営判断や行動が鈍ってはダメだという考えからです。

ただ、3年後の数値目標、成長材料や取り組みを打ち出すことで、ワクトが目指すゴールと道筋はしっかり示しています。

また、ワクトが大切にしている成長基盤や各事業のあり方、関係性も可視化しているので、ワクトのチーム力・推進力は揺るぎません。


取締役として、どんなチームづくりを目指していきますか?

ワクトには4つの部署があって役割もそれぞれ異なりますが、バリューで示している「One team」の考え方は大切にしていきたいです。

執行役員以上の経営チームに関しては、会社の方向性や目指すゴールを共有するための意思疎通が特に重要だと考えています。

今年は経営チームのメンバーで、セミナーに参加したり新たに戦略会議を導入したり、未来に向けた取り組みを一丸となって実施しています。

経営チームメンバー全員が、ワクトの現状や戦略について共通言語で語れるようになることが今年の目標です!


最後に、未来のメンバーに期待することを教えてください。

前提として、自分主体というより、周りの仲間や会社のことを考えながら判断・行動できる仲間と一緒に働きたいと考えています。

①営業職

営業チームはワクトの顔であり、主戦力なので責任感があり主体的に動ける方。

エンジニアのキャリアを広げるための顧客開拓・案件獲得に向け、行動量や数字にコミットする自信のある方に来ていただきたいと思います。

②技術職

自己成長のためにしっかり勉強できる方。自分が興味のある技術だけでなく、営業部からのアドバイスや市場を見て、最適な技術を身につけられる方。また、マネジメント能力を向上させてPLやPMを目指せる方に仲間になっていただきたいですね。

③バックオフィス

フロントに立つ営業・技術社員がいるからこそ自分たちが輝けることを理解し、しっかりサポートしたいという気持ちのある方に入社していただきたいです。

待ちの姿勢やできない理由を述べるのではなく、不可能を可能にするためにどうしたらよいかを自ら発信するマインドを持っていただきたいですね!


星山さん、ありがとうございました!


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