こんにちは、梶原です。
このところ、女性の転職支援をしていると年齢に問わず「ずっと働き続けたい」と希望する人が多くいる印象です。一方で会社の体制は追いついていなくて、「前例がないから」「そういう社風だから」の言葉で片付けられてしまうケースもまだまだ多い。
この記事では日本若者転職支援センター(*以下若者センター)の決定者メッセージを紹介しています。
決定者の声【vol.2】女性は結婚したら会社を辞めるし出産したら雇用形態が変わる社風。
決定者氏名:栗原さん(現職)
経歴:専門卒、26歳、女性
仕事内容:ECサイトの管理担当
ー栗原さんからの直筆メッセージ
この先も働きつづけたい。そのためには今の環境では叶わない
ー転職を決意したきっかけ
将来が不安でした。子どもが出来ても正社員で働き続けたい。勤務していた会社は、育休復帰後パートタイムしかない職場だったので転職をすることにしました。
ライフイベントを理由にキャリアを諦めたくない
ーこれからの将来について。30歳の自分
女性は結婚したら辞める社風。いまの会社では子どもがいる人は正社員から雇用形態が変わります。任される仕事の幅もぐっと減る。将来結婚したとしても、子どもができたとしても幅広い経験をしていきたい。キャリアを積みたいと考えています。30歳になっても働き続けたい。
学校卒業後、3社を経験している栗原さん。
書類上では経験社数だけで判断する会社がまだまだ多いのが事実。若者センターの面談前に自身で応募した面接はうまくいかなかったそうです。「これまでの社数が気になる…」と本人のやる気が伝わらなかったことも。
今回入社が決まった企業は、これまでの転職がステップアップするための経験だったと理解を示してくれました。本人のやる気と人柄の良さは評価も高く、即内定。
転職の準備を進めていた彼女にとって、環境を変えることへの不安はありませんでした。私たちは、企業(求人)をご紹介する前に仕事に求めていること、こだわりなど、その人自身の人柄を知り、将来の活躍を見据えたキャリア支援を行っています。
多くの女性が抱える悩み、ライフイベント
ー担当アドバイザー松井より
栗原さんは、現職の人間関係・仕事内容には満足されていらっしゃいました。
専門学校卒業後、販売職・ヘルプデスク業務・ECサイトの管理と3社ながらに確実にステップアップした転職。でもライフイベントを機に次々と退職していく先輩たち。EC管理を学んだことでWebにもっと強くなりたい!と明確な目標がありました。自立心があり、これからの時代を捉えている方です。入社した企業は、ライフイベントに左右されない働き方が可能になります。新しい環境でのびのび自分のキャリアを築いてほしいです!