企画提案のネタ作りどうやってますか？農家さんでの収穫体験ワークショップをやったケース

お料理アプリSnapDishを運営しているヴァズ（株）事業開発チームの嶋です。

今回は食に携わる仕事ならではの社内向け行事をご紹介します。

社内行事は勝手に企画して勝手にやる

SnapDishを運営するヴァズでは、私が勝手にそして気まぐれで社内向け行事を企画して実施しています。今回は、農家さんでの収穫体験です。

日々様々な食品や飲料に触れていますが、生産者の方のお話を聞く機会まではなかなかありません。新商品や流行の料理、エッジの効いた調理法や見た目などへ関心が行ってしまいがちですが、食材あっての料理ということを食に携わるお仕事では忘れてはいけないと思い、11月下旬に関係スタッフ向けに収穫体験のワークショップを行いました。その様子をチラッとご紹介します。

きっかけはスタッフ行きつけのごはん屋さん

今回収穫体験をさせていただいたのは、三鷹市にある田辺農園さん。きっかけは、スタッフ行きつけのごはん屋さん「たべごと屋のらぼう」さんがこちらの農園からお野菜を仕入れていることでした。のらぼうさんが料理本を出版されたときに、たまたま田辺さんとお会いしたのがご縁で今回の収穫体験が実現しました！

当日は、お家のみ大好き食いしん坊女子スタッフ3人で、秋から冬にかけて美味しい野菜たちをたくさん収穫させていただきました。

（↑）のらぼうさんのTwitterにも登場する田辺さんと食いしん坊3姉妹笑

どんな時も料理のことで頭がいっぱい

一番はじめに収穫したのは、大根。青首大根と三浦大根の2種類です。青首大根はその名の通り大根の上部が緑色に、三浦大根は真っ白で表面がつるつるしていて美しかった～！大根をうんとこしょと引っこ抜きながら、やっぱり話題は料理のこと。

スタッフ「田辺さん、この綺麗な大根たちは、それぞれどんな料理がおすすめですか？」

田辺さん「三浦大根は煮崩れしにくいから煮物に、青首大根は水分が多いからサラダや漬物とか生で食べるのがおすすめだよ。青首大根は葉っぱも美味しいから葉っぱも持って帰ってね。」

（写真）「私はふろふき大根にしたいー！（引っこ抜いたばかりの大根を片手に）」

都内のスーパーでも最近「農家産直コーナー」をよく見かけますよね。形が不揃いだったり傷が付いていたりするけど、地元の農家でその日に獲れたものもあったりして新鮮でおいしいので私もよくそこから買います。田辺農園さんも三鷹や近い地域のスーパーに一部卸したりしているそうです。

さて、次は今の時期に大活躍！お鍋料理にも大活躍の白菜や冬キャベツをザクザク収穫しましたよ～。

（写真）包丁使って白菜を収穫中。結構難しい。

（写真）キャベツの葉からは、スルスルとつゆがこぼれ出てきます。美しい。

野菜の美しさに見惚れてしまいついどこの部分も美味しく食べられる気がしてきて「ここの葉は食べられますか？」と聞くと、「食べられるけど私たちは普通食べません笑」といったやりとりも。笑　この後も人参やブロッコリー、蕪やネギ、そして紅化粧大根やターサイといった珍しいお野菜までたくさん収穫させていただきました！

（写真）収穫した野菜たちどどーん

収穫した野菜たちは自宅に持ち帰るだけでなく、翌日の社食でも美味しくいただきましたよ！この日は、男性スタッフ（取締役）が、収穫した野菜を使って、紅化粧大根のバルサミコ酢サラダ、大根の葉とオイルサーディンの和え物、鶏と収穫野菜たっぷりの塩スープなどを作ってくれました！新鮮野菜の美味しさが存分に楽しめるシンプルな味付けで最高に美味しかったです。（ヴァズの社食についての記事はこちらから。）

（SnapDishに投稿された社食の様子）

呑気に楽しんでいるように見えて実は常にビジネス脳

このような社内行事は、「は～楽しかった～！お腹いっぱい( *´艸｀)」だけで終わりにせず、常にこれを提案に活かせないかという事業開発の頭で実施しています。事業開発チームの主な業務は広告営業になりますが、ただ広告枠を売るだけでなく、こういった日頃の食との関わりから提案のヒントを得たり、食に関係する様々な人達とお話をしてサービスに活かせるヒントを得たりしています。

例えば今回なら、「ユーザーさんの中にはお子さんがいる方も多いので、親子で収穫して料理をするといったイベントをやってみたらどうだろうか」とか、「野菜と相性の良い調味料を扱うメーカーさんに協賛していただいて、野菜への関心を持ってもらう活動ができないか」といったような企画を考えたりしています。

食に興味関心のある事業開発メンバー募集中

このように、ヴァズでは社内行事ひとつとっても自分のアイディアや企画をどんどん実現できる場所です。特に食に関するアイディアなら大歓迎です！食に関する興味関心があり、型にはまった営業ではなく自らの体験や知識を企画にして、食品・飲料メーカーさんにプレゼンテーションしてみたい方、ぜひ、ご応募お待ちしております！