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「人生の可能性を広げるプロダクトになる」取締役だった僕が未開の音声領域に飛び込んだワケ

大枝 史典/プロダクトマネージャー

 新卒でWebディレクターとしてWebサイトの受託開発やテレビ局との協業ビジネスなどを担当し、生放送番組との連動企画では数百万人から一気にアクセスが来るという緊張感のある現場を経験。その後、新規事業立ち上げに手を上げ自社サービスのWebディレクター兼Webマーケターを経験し、事業が会社化した取締役に就任。プロダクトマネージャーとしてサービスの成長を牽引した後、今年4月にVoicyへ入社。
 趣味は高校時代に始めた野球で、現在もチームに所属し社会人リーグへ出場している。ポジションはファーストとレフト。また最近は日本史にもハマっており、戦国時代や明治維新が好き。特技は大学時代にやっていたハウスダンス。現在続けてはいないものの、特技としてその実力は健在。

限られた人生の時間を投資したいと思えたプロダクトはVoicyだけだった

Voicyへの入社の決め手は何だったのですか?

自分の人生の限られた時間を使ってでも作りたいプロダクトって何だろう、今の自分が新たな気付きや発見を得られるプロダクトって何だろうなどと考えていたときに、頭に浮かんだのが普段からよく利用していたVoicyでした。
前職での仕事を楽しんでいる一方で、限られたジャンルの中でソリューションを提供していくということよりも、よりユーザーの人生の可能性が広げられるようなプロダクトを作りたいという気持ちが強くなっていたタイミングでしたね。

Voicyは、パーソナリティ(配信者)が多様なテーマで音声コンテンツを配信しているのを無料で聴くことができるのですが、その内容の質が非常に高く、大きな価値を提供してくれているというのを1ユーザーとして感じていました。
音声は、声でその人の個性を表現できるので、聞いている人の感情に届きやすいという魅力がありますよね。まさにVoicyが掲げている「人を届けるメディア」という価値観の通りだなと思うのですが、そんな音声だからこそ、ユーザーの人生の可能性を広げられるようなプロダクトになるのではないか、そして自分がそこに加わることで更に良くしていけるのではないかと思いました。

また社長や社員と話している中で、今後はメディアのみならず音声インフラを作って社会全体をデザインしていくという話しを聞き、まだ出来上がっていない市場を作っていくなんて面白そうだと思いました。
ミッションに対しても、ワクワクする社会を作るという点に広い意味で共感し、自分もここで新たな挑戦をしたいという気持ちが強くなり、入社することにしました。

現在どんなお仕事をしていますか?

プロダクトマネージャーとして、ボイスメディア『Voicy』の新機能の開発や改善における、プロダクト開発に関わる要件定義や各所とのプロジェクト進行管理を行っています。

現在は新規機能開発のプロジェクトを進めつつ、開発ロードマップの作成を代表緒方や開発メンバーと共に進めています。


正解のない新興産業の答えを、文化祭のように創る

仕事のやりがいや、大切にしていることはなんですか?

仕事のやりがいはチームでものづくりをすることです。

僕は、“仕事の楽しさがやりがいに繋がっている”と思っていて、特にチームでものづくりをしているときは、その過程も結果も楽しむことが出来るんです。
例えば文化祭や体育祭を思い出してみても、作り上げていく瞬間と披露する瞬間って単純にどちらも楽しいですよね。誰のアイディアなのかなんて関係無しに、皆で良いものを作り上げていくという時間がすごく好きで、仕事においても一番楽しめるポイントになっていると感じます。これは、学生時代にダンスや野球などのチームスポーツをやっていたところも大きいかもしれません。

あと、音声市場はまだまだ未発展で参考に出来るものも少なく、『Voicy』を作っていく中でも、どうしたら好きになってもらえるか、喜んでもらえるかなどをゼロベースで考えなくてはいけないのですが、そこが難しい反面、楽しいポイントだったりします。

また、ものづくりをするにあたって、コミュニケーションの量を増やすことを大切にしています。
プロダクト開発には多くのステークホルダーが関わってきますが、コミュニケーションの量が少ないとどうしてもやりたいことのズレや情報共有の漏れが出てきます。
量が多ければ良いというものでも無いとは思いますが、環境に合わせて適切な量と頻度でコミュニケーションをしていくことは非常に大事なことだと思っていますし、意識的に心がけています。

実際にVoicyに入社してみてどうですか?

Voicyメンバーは皆、良いと思うことはどんどんやっていこうという意識を持っていて素晴らしいなと思います。
また、自分やチーム内の仕事だけでなく、他部署が何をしているかにも自分ごとをしてしっかり興味を持っていて、そこに対して応援したりなどのコミュニケーション頻度や質が高いので、会社全体のモチベーションアップに繋がっているなと感じますね。

例えばSlackのコメントやスタンプで称え合ったり、そういうことを当たり前にするのって意外と難しいと思うんですが、Voicyでは文化として醸成されているんですよね。これは、Voicyのバリューである『Voicy Mind』の中の「Make Value」だったり「Give First」を多くのメンバーが体現できていて、誰かのために価値を産めることであれば率先してやるメンバーが多いからこそだと思います。
非常に良い文化だなと思いましたし、自分自身もこういったことを心がけることで、人間的にも成長できる場になると思いますね。

一方で、常に自分の動きをメンバーたちに見られているので、責任を持って仕事をしなくてはいけないと気が引き締まるところでもありますね。


セレンディピティなUXを実現したい

今後の目標や実現したいこと、チャレンジしたいことはなんですか?

僕の好きな言葉で、『セレンディピティ』というものがあります。意味でいうと「予想外の偶然な発見」などと訳されるのですが、それこそ人生って人とのご縁だったり偶然で成り立っていて、正にセレンディピティの積み重ねだと思うんですよね。

そして、自身が携わるサービスは「予想外の偶然な発見」が得られるようなサービスにしていきたいというのを常々思っています。Voicyもそういうサービスにすることが目標です。
特にインターネットであれば、例えばデータを元にユーザーにマッチしたコンテンツをレコメンドするなど、ユーザーが思ってもみなかった出会いを提供することが出来るので、そういったセレンディピティを実現していきたいですね。

Voicyには、ほかには無い素晴らしい音声コンテンツが沢山集まっているので、まずはVoicyアプリ内で多くのセレンディピティが生まれるような仕組みを作り、一人でも多くのユーザーに対して価値創造・価値提供できる環境にしていきたいと思っています。

最後に、Voicyの未来のメンバーに一言お願いします

Voicyはプロダクトも会社もまだまだこれからなので、ゼロから新しい価値を作ることにワクワクする人にはとてもマッチした環境だと思います。
何をやるべきか能動的にキャッチし、Voicyを盛り上げてくれる方とぜひ一緒に働きたいですね。

株式会社Voicyでは一緒に働く仲間を募集しています
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