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どこにいたって働ける。私がこの場所を選んだ理由。

田近 朱理(Tajika Shuri)                                ビザスク リサーチマネージャー                                立命館大学卒業後、2009年に新卒にて現株式会社パソナ パソナキャリアカンパニーに入社。人材紹介事業部、再就職支援事業部にて求人開拓を担当した後、カンパニー内のHRにて社内研修の企画運営に携わる。その後、新規事業部にて社内外の調整に邁進。2015年07月よりビザスクにジョイン。

突然ですが私、鹿児島県の離島で業務を行っています。

与論島という20.8 km²に約6000人が暮らす小さな島で、とにかく海がとってもきれいな場所です。

もともと好奇心旺盛な私。多くの人と出会ってたくさんの価値観を知りたい、そんな想いでパソナキャリアカンパニーに入社しました。

東京→小田原→横浜にて求人開拓を担当した後、カンパニー内のHRにて主に若手社員に向けた研修の企画・運営を行っていました。その後、新規事業を手掛けるグループに異動になり、「アライアンスを組みたい企業がある」と同期に連れられて訪問したのがビザスクでした。当時はまだ10名未満だったビザスクでしたが、そのころから採用活動は積極的に行っていて、初対面のときに「ウチどう!?」と言われたのを覚えています(笑)。

リモートワークという働き方

そんな頃、お付き合いしていた彼が与論島で家業を継いでいたこともあり、結婚を取るか、仕事を取るか、みたいな状況でした。当時、島へ移住するにあたり唯一の悩みだったことが、自身のキャリアが途絶えてしまうかもしれないことでした。当時の会社は47都道府県すべてに支店があることが強みではあったのですが、与論島に支店はあるはずもなく…。

何度目かのビザスク訪問のとき、「実は彼が与論島に住んでいて…」と代表羽端に言ってみたんです。そしたら「いいじゃん!与論島からビザスクの仕事したら!」と言われ、「え!?いいんですか?」と言っちゃいました(笑)。

これが、これまで人材業界で培ってきたスキルを活かした仕事が与論島でできる。私にとって理想が現実になった瞬間でした。

与論島でリモートワークを始めてから2年になりました。スタートアップ企業なので、すさまじい勢いでいろんなことが変わっていきます。リモートでの仕事ということもあり、とにかく日々キャッチアップすることを心がけています。社内のコミュニケーションは基本的にチャットで行っていて、少しでもわからないことがある時にはすぐに誰かにチャットしています(笑)。離れてはいますが、一緒に働いている感じは常に感じています。チャットで毎日めっちゃ話しながら仕事しているのに、直接会うと「あ、初めましてですね。」ってこともよくあります(笑)。

地方でもチャレンジできる環境を

与論島で暮らしてみて、地方でも新しいことに挑戦する余地がたくさんあるなーと感じています。例えば、与論島産の農産品を使って与論島だけのお土産物を…とか。

ただ、それを実行するだけの知見がないのです。

みなさんが思っている以上に都会と地方の情報格差は大きいと思います。

知見がある人に会いに行くだけでも時間とお金がたっぷりかかります。都会とは違うから…そんな理由で新しいことにチャレンジすることを諦めている人は日本中にたくさんいるはずです。

ビザスクを通じて、地方ビジネスがもっともっとイキイキとしていってほしいと心から思います。

また、働く場所は関係なくこれまでのキャリアを活かした仕事を、まずは自分がやってみることに価値を感じています。私ができるんだから、あなたにもできるよ!と自信を持って言いたい。これからも、他の同じような境遇の人たちに、頑張ろうという意欲を持ってもらえればと思っています。

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