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【インターン紹介】教育コンテンツ・プログラム開発担当:浅見幸佑

こんにちは!このシリーズではvery50のインターンをご紹介する記事をお届けします。
トップバッターは、教育コンテンツ・プログラム開発を担当している浅見君です!

簡単な自己紹介をお願いします!

はい、立教大学 文学部 文学科 文芸・思想専修 3年の浅見幸佑です。学外ではvery50でのインターンの他に一般社団法人ビーラインドプロジェクトという団体を友達と立ち上げ、視覚障害のある人とない人が楽しく関わる場が増えていくための活動をしています。具体的に言うと、その活動で「見ても見なくても見えなくても楽しめるボードゲーム“”グラマ”」を開発して、そこからクラウドファンディングをして寄贈を行ったり、全国各地でイベントを行ってこれまで1,100人以上の方々に体験していただきました。今回はどうぞよろしくお願いいたします!


very50と出会ったきっかけを教えてください。

very50と出会ったきっかけは高校2年生の時に参加したプログラムです。自分の高校が修学旅行としてvery50の高校生向けプログラム「MoG(Mission the Ground)」を導入しており、冬にカンボジアへいきました。当時は、貧困地域に住む女性の自立支援を目的に活動していた現地のソーシャルビジネス「Rokhak(ルッカ)」を題材にしたマーケティング支援のプロジェクトを行いました。私にとって初めてのアジア新興国であり、かつ超実践的に世界と交わる経験が初めてだったので、たくさんの刺激がありました。

【高校二年生のときのカンボジアMoG参加時の様子。最終日のプレゼンテーションの風景です】


超実践的に世界と交わる経験ができた、とのことですが、プログラムで印象的だったエピソードなどがあれば教えてください。

印象に残るエピソードは色々とあるのですが、特にそのなかでも実践性の観点から印象に残っているエピソードは「店舗のリサーチ」に関するエピソードです。
当時、論理性についてよくわかっていなかった自分は、販売実績や顧客の層などの情報収集が全くできていないままプロモーション部門を担当していました。今でも覚えているのですが、夜のミーティングで「自分はこう考えました。これが多分売れると思っていて、こういうことをすれば売上が伸びると思います。」みたいな簡単なプレゼンを仲間にした時に、当時のフェローでありvery50スタッフの杉谷さんに「これみんな何も質問ないの?このままだとみんな将来詐欺にあうよ」と言われました(笑)。つまり何の事実もないのに全て予想で話していて、なにも現実味のない提案をしていたわけです。自分は当時プライドもあった方だったので、それを言われた後の夕食で一人だけ早く食べて速攻店舗に戻り、その場にいた店員さんにインタビューをしてファクト集めを血眼でしたのを覚えています。そのようにただの妄想ではなく、実際に現実に基づきながら本気で考え、動き、事業家に提案していくプロセスがまさに超実践的だと感じました。

【自分は写っていませんがチームのみんなでミーティングをしているときの様子】


学業、部活、バイト、インターンと多様な選択肢がある中で、very50のインターンに応募した理由を教えてください。

実はvery50のインターンはこれが2度目なんです。
1回目は高校生でMoGに参加したとき社会人スタッフや大学生スタッフ、現地の事業家の方々を見て、「こういう風に、社会や誰かのために何か熱を燃やしてる人かっこいいな!」という風に思ったのがきっかけです。それで、大学受験が終わったタイミングの高校3年生の12月から、大学1年生の12月までの1年間インターンをしました。ただその時には、自分があまり価値を残せていないなという不甲斐なさが常にあったのと、近くで学びたいと感じたリアル脱出ゲームのディレクターの方とちょうど出会ったタイミングだったので、そのタイミングで一旦卒業させていただきました。

【一回目のインターンを卒業させていただいたときの写真】

それから、そのリアル脱出ゲームのディレクターの方に3ヶ月間弟子入り(?)をさせてもらい、そのタイミングで友達と始めた「ビーラインドプロジェクト」という団体での活動に打ち込み続けました。そして1ヶ月ほどでしたが、HR系スタートアップで秋にインターンをさせていただいた後、昨年の11月にvery50にまた戻ってきました。
背景としては2つあり、ひとつは自分が離れていた期間、特に企画力という点でどれだけ実力がついたのかを試したかったから。もうひとつは、社会をよりいい方向に変えるためにビジョンや事業について真剣に向き合っている人たちがいる環境に身を投じたかったからです。後者に関しては、自分が「ビーラインドプロジェクト」という団体で本気で活動していたからこそ、自分達がどのような社会にしていきたいのか、また、そのためにどういうスタンスでどう動いていくのかを代表として考えなければならないのかを常に考えてきました。そのなかでやはり、社会に変化を生み出していくことに対して真剣であるvery50のスタッフのみなさんが思い浮かび、その環境でもっと学んでいきたいと感じてまた戻ることを決めました。

【2回目のインターン生として戻って来させていただいたちょうど次の日に、大学生メンターとしての高校の授業参加で京都に行ったときの写真。朝早めに集まってみんなでパン屋に行きました】


現在インターンで担当されている仕事を具体的に教えてください。

インターンでは主に教育コンテンツ・プログラム開発を担当しています。
very50は長期休み中に提供する現地でのプログラムの前に、事前トレーニングとして授業を行っています。その授業に使うワークシートの作成やプログラム全体のプランニング、また、そもそものプロダクト全体の改善などを行っています。特に最近ではプロダクト全体の改善を中心に進めており、学生がメンターやフェローと取り組む現地でのプロジェクトにゲーム性を持たせながら、学生に学びを提供できるようなプロダクト開発をスタッフの方と行っています。前述の通り、自分は元々企画やプロダクト開発に興味があったので、教育を舞台にこのような形で実践することができてとても嬉しく思います!

【コンテンツ開発チームでのMTG中の様子】


直近の教育コンテンツ・プログラム開発という業務の中で、自分が貢献できた!という具体的なエピソードがあれば教えてください。

まだまだ自分が貢献できたとは感じられていませんが……。ただ、他のスタッフの方々が日頃他のプロジェクトで忙しく、東京のオフィスに全員集まることが週に1回程度になっているなかでも自分がプロジェクトオーナーとして進めることができている点と、議論の中で出てくるフワッとした話をFigmaやMiroなどで具体に落としてディスカッションを進めることができている点では貢献できていると感じています。

具体的にいうと、プロジェクト型の実践型教育を高校生たちと大学生メンター、社会人フェローが一緒になって行うため、高校生にとってはかなりハードルの高い内容になりやすい現状があります。特に、修学旅行としてプログラムを実施する際には、現地に行くまでやメンターたちとの関係性が作られるまではなかなかプログラムを積極的に受け入れられず、モチベーションが上がりづらい生徒がいます。その解決方法として、現在高校生が「つい」プログラムにのめり込み、一歩踏み出してチャレンジしていくことが楽しくなるためのゲーム性を持たせたプログラムを開発しています。それが実現されれば、大学生メンターや社会人フェローが高校生に対してモチベーションアップのためのコストをかける必要がなく、より質の高いフィードバックを生徒に出せるようになり、生徒たちの成長に大きく繋がると考えています。

かなり手探りで進めている状況で、スタッフの方々に大変助けていただきながらプロジェクトを進めている段階なので、引き続き精進あるのみだと感じています。

働く中で感じる、very50の魅力ってなんでしょう?

very50の魅力は圧倒的に「人」だと思っています。それは社内もそうですし、外部で関わる方も含めてとても魅力にあふれている環境だと感じています。社内の点で言うと、あまり堅い感じの社風ではなく、フラットに関わりながらもビジョン実現に向けて本気で日夜取り組んでいる姿があります。自分がvery50での2度目のインターンを志望させていただいた理由とも繋がりますが、そのように志を持って頑張る大人と一緒に働くことができるのは大きな魅力の一つだと思います。あと一緒にいくランチも楽しいです!
社外の点で言うと、very50と繋がりのある国内外の事業家やプロボノとして参加してくださる社会人フェローの方々、現役の大学生メンターなど、多くの方々と関わることができます。何気ない会話や繋がりから大きな刺激をいただくことが多く、外部の人の熱量や取り組みにたくさんの学びが常にあります。

【社員の方の誕生日にケーキを他の社員さんが持ってきたときの様子。どれにしようかジャンケンする前にみんなで候補を確認しています。仲がいいです】

インターンを検討中の方に向けて一言!

very50という会社そのものが昔からインターン生によって作られてきたと言っても過言ではないくらいに、常にインターン生が社内にはいて、スタッフとインターン生で多くのものを作り上げてきたそうです。それくらいにvery50はインターン生に対して期待を持っていると同時に多くの成長機会を提供してくれる環境です。「インターン」と一括りにしてもたくさんの業務内容がありますので、まずはぜひ気軽にご連絡ください!


【副代表の望さんとプログラムの引率時にカヤックに乗ったときの写真】

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