森下大地
ベジクル株式会社 マーケティンググループGeneral Manager
2008年3月 関西大学中退。
住宅リフォームの訪問販売や飲食店の店舗経営などを経験後、
2010年4月㈱moobleを設立、取締役に就任。
防災アプリケーション等の事業開発、マーケティングに従事。
㈱AIVICKにてマーケティング責任者として社食事業、冷凍食品DtoC事業の立ち上げ、グロースに従事。
AnyMind Japan㈱マネージャーを経て当社入社。
ベジクル入社に至るまでのキャリア
野球一筋
ピッチャーとしてプロの道も開けるほど野球に没頭する生活を送っていましたが、18歳のときに野球から離れる決意をし、ゲームのフィールドを野球からビジネスへ移しました。
野球に代わる何を自分の武器にしていけば良いのか分からなかった時、「ビジネスで勝負するには営業力か技術力のどちらかだ」という言葉で、自分は営業力で勝負する!と思い、太陽光パネルの営業を始めまたのが最初のキャリアです。
人との出会いから飲食店経営へ
所謂クラシックな訪問営業でスキルを磨き、ちゃんと稼げるようになってきたころ、行きつけの飲食店街で出会った方に、飲食店経営を始めるきっかけをいただいて、挑戦してみることにしました。
野球が無くなってから、唯一の楽しみとも言えたのが料理や飲食店巡りで、実家も農家ということもあり、なんとなく食というのは自分の中でテーマになりつつあった気がします。
そして、飲食店を経営して色々なお客様をお迎えするなか、一緒に事業をやってみようと盛り上がれる仲間に出会い、大学受験用の予備校経営を始めました。
マーケティングとの出会い、成功体験、新規事業開発の楽しさ
訪問営業で培ったお客様へのニーズに答える感覚をベースにしながら、デザイン、SEO、動画広告などを学び、当時まだ同じ業界ではほとんどやられていなかったデジタルマーケティングで集客を始めました。予備校経営に戦略的なマーケティングを取り入れることでどんどん事業がのび、予備校を出て晴れて大学生になった子たちも起業熱が高まっていたので、彼らが事業経営を学べる場として、商品営業や動画編集の仕事を創出したりしていました。
飲食店、予備校と経営を続ける中で、お客様の満足、従業員の幸せを実現できる「新規事業開発」に没頭するようになりました。
食×テックの世界へ
テーマであった食のエリアで、自分の得意分野である新規事業開発、グロースを追いかける機会に恵まれ、パーソナライズドニュートリションをテーマにした社食ビジネスを展開する会社に参画しました。BtoBのサービスのtoC展開や、アプリ開発などグロースにコミットする事業を幅広くてがけました。
これまでの経験を思い切りアウトプットする中で、自分の経験やスキルのさらなる磨きこみをしたくなり、心機一転、大阪から東京へ住む場所も移し、当時圧倒的な事業成長を実現していた、エンタープライズ向けマーケティングコンサル会社にコンサルタントとして入りました。
ベジクルに入社したきっかけ
リアルビジネスへの渇望
自分で事業を作ってきた時間が長いので、やはりコンサルティングよりはリアルビジネスが好きだなと漠然と思っていたところ、社食ビジネス時代の仲間に「八百屋やりませんか」と誘われたのがベジクルでした。取締役の岩崎亘から、みかん農家の息子として青果流通を変えたい思いを聞き、自分が求めていた「リアルな動機」「リアルなビジネス」の匂いを感じました。
メンバーの人生が多様
ベジクルには似通ったキャリアを経た人が少なく、自分もそうですが、みんなかなり珍しい経歴をもっていて、多様性に富んだ人生を送ってきた人がたくさんいます。そんなメンバーと一緒に働きたいと思ったのと、業界を変えようとしている八百屋がいる、でもマーケティング・事業開発はまだまだ発展途上。もうこれは自分が行ってやるしかない、と入社を決意しました。コミュニティフィットとスキルフィットが両方実現できる場所だと思いました。
ベジクルでの業務
経営課題をクリアにし、優先順位をつける
「ベジクルの成長、ビジョンの実現に繋がるなら必要に応じてなんでもやる」というスタンスで仕事をしています。主にマーケティングセクションの責任者として、マーケティング戦略立案から、施策に落とし込んで、それをメンバーにディレクションし、マネジメントしていくということをやっていますが、必要に応じて、マーケティング以外のこともやります。
例えば、所謂「八百屋」としての仕入れから配送に至るまでのことをやっている部門のマネジメントをヘルプしたり、新規事業開発、システム開発の要件整理もしたりします。
会社を成長させるために、その都度都度の経営課題、優先事項にフォーカスできるように、常々代表の池田や取締役の岩崎亘 と密にコミュニケーションを取りながら、柔軟に動けるようにしています。
ベジクルで働いて抱く感想
問題は問題として捉え、人の不器用さに寛容なカルチャー
一つ一つ形が違う膨大な量・種類の青果を、真夜中にさばき、早朝に飲食店へお届けするのが我々の仕事です。毎日毎日予期せぬことが起こります。一方で、食のインフラですから、止めるわけにはいきません。
問題は問題として受け止め、とにかく解決方法を探る。人の不器用さを責めるのではなく、仕組みとITでカバーする。そんなカルチャーが根付いています。
ミッションを果たすために人を大切にする
代表の池田は、とても人を大事にします。
とてつもなく巨大な青果流通業の中で、業界の中から改革をしていくというミッションを果たすには、強い気持ちと強い仲間との絆が必要です。ミッションへの気持ちが強いあまりに、仲間を大切にできないというのはよく見るパターンですが、池田はその二律背反ともなる感情のバランスを上手くが保てる人だと思います。
横でその姿を見てきたことで、自分もそこが一番成長したところだと思っています。時には厳しいことも言いながら、人を可能な限り大事にしながらミッションを果たしていくという、池田がやってきたことを無駄にせずに、活かしながら事業を成長させていきたいです。
これからの展望
とにかくミッションを果たす
日々青果流通の世界にどっぷり浸かり、業界のステークホルダーと関わって行く中で、ベジクルが業界を変えていけるという手ごたえがあります。
自分が、コミュニティフィットとスキルフィットがベジクルで実現したように、ベジクル自体が、青果流通業界へのコミュニティフィットと、青果流通改革のためのスキルフィットしている、という所謂「ゾーンに入った」感覚があります。
一人でも多くの人に、この感覚を体験してほしいので、組織作り、チームビルディングにも幅を広げていきたいと考えています。
どんな人と働きたいか
この記事を読んで面白いなと思ってくれた方、一緒に新しい青果流通を作りましょう、ご応募お待ちしております!!