吉田 大輝(ヨシダ ダイキ)さん
秋田県出身。新潟大学大学院自然科学研究科在籍。研究分野はVR。音楽と写真とアニメが好き。
所属する軽音サークルではベースを担当。現在はエンカレッジ新潟支部の支部長を務める。
学生時代
ー学生時代はどんなふうに過ごしていたんですか?
吉田:10年間野球をやっていて、中高はずっと野球部に所属していました。特に高校では甲子園予選の決勝まで進みました。この野球の経験が自分にとってはすごく大きかったです。中学まではチームを引っ張る立場で活躍できていたのですが、高校では周りが自分より上手い人ばかりで劣等感を強く抱きました。そこでチームのために自分は何ができるかを本気で考え、常に全力で取り組みました。
ーその経験で何か考え方などに変化はありましたか?
吉田:それまでは結構トップダウン式の考え方をする方だったのですが、この経験からボトムアップで意見を吸い上げることの大切さ、みんながやりがいを持てる環境を作ることの重要さに気づきました。
大学に入ってからは生協学生委員会に所属して、2年生の時に約200人が参加するイベントのリーダーをやったのですが、その時も「みんながやりがいを持てるか」をすごく意識しました。
運営だけでも70人くらいメンバーがいたので、人数が多すぎて一人ひとりの仕事量が減ってしまい、つまらなくなってやめてしまう人が多かったんですね。
ここを改善するために、まずみんなが役割を持てるように仕事を割り振りました。そして、今までは1・2年生だけで企画していたところを3年生も巻き込むことで、メンバーの帰属意識を高めました。
これがうまくいって、メンバーの満足度も上がりましたし、イベントの参加人数も20人くらい増えて大成功しました!
ーいいですね! 他に思い出深いことはありますか?
吉田:軽音サークルにも入っていて、3年生の時は幹部もやりました。普通の音楽イベント以外にも、大学の池の前でお酒買ってきてみんなで飲んだり、野外ライブをしよう!となって、ジャンク品のドラムや機材を買って、アンプとかもみんなで運んで海で演奏したりしました。
ー最高の思い出じゃないですか! 謳歌してますね~。
ちなみに院では何をされてるんですか?
吉田:院ではVRの「酔い」の研究をしているのですが、どうやったら酔うか検証するためにまず自分が酔わなくちゃいけないので、それがキツいです(笑)
あとはエンカレッジというキャリア支援団体で新潟支部長を務めてます。
就活
ー就活はどんな感じで進めていったんですか?
吉田:就活を始めたのは修士1年の5月です。夏のインターンの募集が始まるタイミングで準備を始めました。夏インターンは専門分野を活かせるIT業界を中心に参加しました。
ーそこからなぜ文系就職をすることになったんですか?
吉田:正直、IT業界であまり面白そうだなと思える企業に出会えなかったんですよね。もっと自分がやりたいことって他にあるんじゃないかなと思って、秋に自己分析をめちゃくちゃしました。そこで人生を振り返った時に、人との接点が自分にとって大きな意味を持っているなと思ったので、人材業界に興味を持ちました。
ー悩んだこと、迷ったことはありましたか?
吉田:本当に自分の専門分野に行かないでいいのかはすごく迷いました。もともとプログラミングはあまり得意じゃなくて好きじゃなかったのですが、せっかく院まで行ったしな…という思いもあり、理系就職の道も捨てきれませんでした。最終的な意思決定の時、「院卒の新卒カードをここで切っていいのか?」「ITや大手に行かないでいいのか?」とかなり考えましたね。
ーそうですよね…。どうして心を決められたんですか?
吉田:自分が社会にどういう風に貢献したいか考えた時に、意味あるものをより多くの人に残せるのは人材だと思ったんですよね。VRは生活に対して付加価値的な要素が強く、必ずしも全員が必要とするわけではありませんが、人材が扱っている「仕事」はみんなが通るところなのでインパクトや影響が大きい。「やりがいを持って働くこと」を提供できる人材の方が、自分のやりたいことに合うなと思い、入社を決めました。
UTの魅力
ー数ある人材企業の中で、UTを選んだのはなぜだったんですか?
吉田:①企業理念に共感できるか&理念に沿った事業を行っているか ②マネジメントレイヤーに早く行けるか という軸にあっていたからです。
自分がやりたいことと会社の目指す方向があっていて、かつ掲げた理念と実際の事業やビジネスモデルのつながりがちゃんと実感できるところで働きたかったのと、今までリーダー経験を多くする中で、人のマネジメントはしても経営的なマネジメントはしたことがなかったので、数値を見たり先見的にビジネスを考える視点を早いうちに学んで、自分の成長につなげたいという思いが強くありました。
あとは、幹部候補の入社後の現場研修や、経営陣が現場を見に行く機会を作っているということを聞いて、すごく現場を大事にしていることが分かりましたし、そういうスタンスが自分が大切にしているボトムアップの考えともリンクしていて魅力を感じました。
ー確かにぴったりですね。そもそもUTに出会ったきっかけは何だったんですか?
吉田:説明会では企業のいいところしか聞けないので、社会人のリアルな声を聞こうとOBOG訪問を積極的にやっていたのですが、そこで話した社会人の方に「人材も見たいならここも受けたら?」と勧めてもらったのがUTだったんです。最初は単純に人材業界だからという理由で、Rebirthという2daysインターンに申し込みました。
ーすごい、じゃあめちゃくちゃ偶然だったんですね(笑)
入社後は?
ー最後に今後のビジョンについても聞かせてください!
吉田:一番大きな夢としては、仕事にやりがいを持っている人たちを増やすことなので、そういう社会を作れるような環境構築をしたいと思っています。
3-5年くらいで現場の意見や現状の問題を吸い上げて既存サービスに反映・改善させ、その後は新規のプラットフォームや働く環境を作り出していきたいと思っています。
UTの幹部候補生はキャリアアップも早いし、すごく大変ではあると思うんですが、そもそもそういう立場や環境に置いてもらえるというのが他社と違ういいところだと思っているので、この環境を活かして頑張りたいです!