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【幹部候補vol.3】「UTに来たら本当に成長できる」と自信をもってお伝えできます。

弓場 隆世(ゆうば りゅうせい)さん

幹部候補1期生/2018年入社
所属:UTグループ株式会社 エリア戦略事業部門 エリア採用ユニット エリア採用企画・管理セクション

主旨

幹部候補4期生/入社1年目の人事・中村が、
活躍されている先輩幹部候補社員にインタビューし、業務内容やその魅力についてご紹介いたします!

入社理由

中村:就活時、UTグループを選んだ動機はなんですか?

弓場:シンプルに言うと、ビジョン共感と成長環境です。

大学4年生の時、1年間オーストラリアでワーキングホリデーをしていて。自営業をしている方々に連絡し、仕事を手伝う代わりにホストファミリーとして住む場所や食事を提供してもらう、というサービスを使って生活していました。いろいろな家業をやっている方に出会ったのですが、働くことに対する価値観も日本とはかなり違い、すごく前向きにポジティブに働いていて、自分も将来働くことが楽しみになっていました。

そんな中、オーストラリアに8万円しか持っていかなかったので(笑)、途中移動費ややりたいことにかけられるお金が無くなったんです。資金集めのためにイチゴ農園やパック詰め工場で一時的に働いたのですが、そこで働く日本人にも出会いました。話していると、日本で働くのがつらくて自由を求めてきたとのことだったんですね。他国の人も、母国では稼げない、未来がないからという理由でオーストラリアに来た人が多くて。ホストの家業を手伝っているときに感じた「働く」と、第一次産業の最前線で働いている方の「働く」の捉え方が全く違うことに気が付きました。自由を求めてオーストラリアに来た人は、結局新しい場所でも同じようにマイナスの感情で働いている方がほとんどだったんです。その経験から、そもそもの「働く」に対するマインドや仕組みを変えていけるような仕事につきたいと思うようになりました。

帰国後は、人材業界やIT業界など、何かしら「働く」にアプローチをかけられるか、を軸に就活をしました。UTのことは全く知らなかったのですが、スカウトが来てホームページを見てみたところ、UTが掲げているビジョンや事業内容、目指している方向性が自分のやりたいこととすごくマッチしていたんです。インターンに参加し、実際に社員とお話しする中で、絵に描いた餅ではなく目指す世界を本気で作っていこうという気概を言葉の端々から感じました。
幹部候補採用が始まった年で気合も入っていましたし、これから若手が活躍できる環境を作っていくという勢いも感じられたので、働くに本気で向き合うことができ、自分も本気で成長できる環境があるというところに惹かれて入社を決めました。


現在の業務内容

中村:弓場さんのお仕事内容について教えてください。

弓場:入社から一貫して、技術職社員の採用業務を担当しています。
採用と一口に言っても、月間で1000名以上の方を迎え入れるような大規模な採用組織なので、メンバーは全国で100名くらいいて、UTへの応募者を集めるマーケティングチーム、面接に誘導するコールセンター、最終的に求職者と対面して顧客企業に送り出す面接部隊など、機能ごとに役割を分担しています。
その中で私は、そういったさまざまな組織を全体俯瞰をして採用課題の改善や企画を行うチームに所属しています。私が入社したのと同じ年に新しく立ち上がったプロジェクトチームなのですが、入社後そこにいきなり配属になりました。

部署ごとにKPIなどは異なりますが、目指している最終的なゴールは一緒で、採用組織としてはUTに入社していただく方々を最大化していくことがメインミッションになっています。UTで働く人を増やしていくことで業界への影響力を上げることができますし、今後中長期的に目指していくキャリアプラットフォーム構想も、参加する方々を増やさない限りは絵空事になってしまうので。
その中でも細かい目標がいくつかあります。まずは月間の応募者、次のステップとしてUTの魅力を伝えるための面接や面談の設定数、そこから実際の入社率や人数などをデイリーの目標に落として、進捗に問題がないかを毎日確認し、ビハインドがあれば改善策をいろいろな関係部署と連携・調整していくことになります。数字を見ながらそれぞれの課題に沿ってツールの用意や施策の策定などを行っています。

また、うちのチームは採用における何でも屋みたいな役割も担っています。 最近だとM&Aでグループインいただく事業会社がどんどん増えてきているので、それぞれUTとカルチャーが異なる中で、ジョインいただいた方々と採用に関して今後一緒にどう取り組むかを考え、相手の意見を聞きながら一緒に文化を作っていく、みたいなこともしますし、あとは他の採用以外の部署との連携の窓口になったり、幅広く業務を担当しています。

中村:入社前の想いと現在の業務のつながりとしてはどういう風に捉えていらっしゃいますか?

弓場:自分の中で大きいのが、自分の上司に当たる人の存在です。
直属の上司が執行役員の方なんですが、中卒でたまたまUTに出会って新潟の工場で派遣社員として働いたところからスタートしているんですよ。そこからUTのキャリア形成支援の仕組みの中で自ら手を挙げつつ執行役員になられていて。
その方が目の前にいるので、我々としても「UTに来たら本当に成長できる」と自信をもって求職者の方にお伝えできるんですね。その方以外にもいろいろなモデルケースがあって、自分次第でそうなれるよ、と想いを込めて言えますし、こちらとしてもUTに来たら絶対に成長させるという気概をもって接することができます。

UTの求職者層にはさまざまなバックグラウンドを持つ方々もいて、例えば中卒でなかなか仕事が見つからない方、高齢で他の業界だと仕事を探せない方、そういった方々も最大限受け入れ、どんな人でも採用するという気持ちでやっています。この会社の取り組みを規模拡大させていくことがそのまま学生時代に思い描いていたところに繋がっていくと思うので、そこは結構マッチしていると感じます。

もちろん会社として利益の追求も必要ですし、目の前の採用人数目標に意識が向くこともありますが、本来の目的や想いに立ち返るタイミングを持つと、しっかり業務に気持ちが乗っていい結果につながっていくと考えています。ここはチームの後輩にも意識して伝えているところですね。

中村:なるほど。他にも業務にあたって特に意識されていることはありますか?

弓場:企画の部署だと求職者や顧客企業との直接的な接点はあまりないので、最前線でツインカスタマーに対峙している方の意見にしっかり耳を傾けて施策に反映させていくというのは意識しています。 細かく数字を扱う部署ではありますが、数字だけでは絶対に見えないことがあるので、現場に定性的なヒアリングをかけたり、時には顧客企業への営業に同行したり、求職者の面接に同席したり、そうやって現場で起きていることを捉えながら業務に反映していくようにしています。

入社後に感じたこと

中村:入社前に抱いていた期待とのいい面、悩ましい面でのギャップはありましたか?

弓場:いい面で言うと、幹部候補採用と銘打つくらいなので、普通の会社で1年目にできる業務の幅やチャレンジ機会の多さは比較的多いのだろうと思ってはいましたが、想像以上でした。
UTくらい規模の大きな会社で、リスクがある中で若手にここまで任せてもらえるのかとびっくりしました(笑)

また、いろいろな部署や業務内容がある中、社員に共通しているのは理念共感なんですよ。そこの浸透率や、ここまで会社の掲げているビジョンが各部署にの業務として反映されているというのは、人材業界に限らず珍しいですし、UT強みのひとつかと思います。

悩ましい面としては、UTへの抱いたギャップというより、社会人になるにあたってのギャップに近いのですが、学生の頃はUTに限らず会社というものに対してキラキラしたイメージを持っていました。実際業務をしていく中で、自分の熱い思いや社会人に対してのキラキラしたイメージとは少し違って、泥臭い作業の積み重ねなんだと気付いたのは、社会に出てぶつかったひとつ目の壁だったかもしれません。UTは製造派遣では業界シェアトップクラスですし、常に今も成長し続けている会社なので、そこに入っていく幹部候補としてはそれなりにプレッシャーもありますし。自分がやりたいことに実力が追いつかないこともあり、苦しいと思ったと同時にさらに成長したいと思ったきっかけでもありますね。

中村:そういったことを乗り越えられて、入社して今までで特に成長したポイントを感じられるのはどういったところですか?

弓場:最初は周りと比べて何もできない自分に悔しさを覚えていましたが、ある程度経験を積んで、自分だからこそできることが見つけられるようになり、責任感が芽生えて自分がしっかりリードしようと自発的に思えるようになりました。学生の頃は人前に立つことに苦手意識があったりもしましたが、いろいろなことを経験していくうちに、自分発信で物事を推進していけるようになりましたね。UTに育ててもらったなと感じます。

中村:たくさんあると思いますが、今までのお仕事で「これはチャレンジングだった」と感じるものはなんですか?

弓場:米中貿易摩擦やコロナの影響で採用数がガクンと落ちた時期があったのですが、その時期は正直何をやっても感触がなく堪えました。逆にコロナがある程度落ち着いてからは、採用数を急速に上げていくため、それまで抑えていた広告費用やコールセンターの人員も一気に増やし、いろいろな部署に負荷もかかる中で関係各所と調整しながら垂直立ち上げに取り組みました。大変だったのですが、落ち込む以前の水準まで戻すことができたのはかなり嬉しかったですね。

もうひとつは、今期組織改編があり、私がいた部署も2分割されたんですよ。当時の上長とは別々の部署を担当することになり、しかも自分しかリードできるメンバーがいない中、改編で新しく追加された組織を作りあげて運営をしたのは大きなチャレンジでした。今までは頼れる人がいましたが、今回は私がその役割を担う必要があり、自主的に考えて動くことが今まで以上に要求されるようになりましたね。


入社~現在の歩み

中村:入社してから現在までの歩みはどのような流れだったのですか?

弓場:入社1年目は、いきなり企画部署に配属されて、もちろんマーケティングも面接もしたことがない採用の「さ」の字も知らなかったような人間が、日本でトップレベルの採用数を誇る会社の採用改善をすることになるわけじゃないですか。
まずは現場を知ること、今起きているところのキャッチアップのため、面接官の日報を毎日読んだりすることから始めました。そうやっていろいろな方の話を聞いていくうちに、次第に自分なりの勘所がついてきて、自分発信の改善提案にもちょっと自信を持てるようになっていきました。少しずつですが、自分がやったことが他の人の仕事にも反映されていくのを実感しながら、改善の楽しさを覚えたのが1年目だったかなと思います。

2年目からはひとつステージが変わりました。組織の規模も少し大きくなり、自分自身も1年通して改善してきた経験を活かして新しく入ってきた人にもいい影響を与えられるようになったり、関わる人が増える中で自分の影響力も発揮しながらより大きなことにチャレンジしていったのが2年目ですね。それまでは上から言われたことの一歩上のアウトプットを出すのが目標だったのが、自分発信で推進していく立場になって責任感がついてきたのもこの頃です。

3年目は幹部候補生にとっては勝負の年だと思っていたので、ここでしっかり見せつけて4年目でちゃんとひとり立ちしてやろうという気持ちで挑みました。採用100名の組織の中心となる会議のファシリテートも担いましたし、新しく入った後輩とも協働しながら、自分だけのリソースではできなかったことにチャレンジしていきました。UTの採用は結構最先端の取り組みを行っているのですが、やっぱり他の会社も真似し始めたりでどんどん追いつかれていくんですね。そこに負けないよう他社にできない新しい仕組みを開発して導入すること、また採用全体をリードすることを意識して過ごした1年でした。

4年目の今は組織をひとつ任され、採用だけではなく他部署や会社全体を巻き込むような全社のプロジェクトに参加して、影響範囲や仕事の規模が大きくなっていると感じます。

中村:怒涛の4年間ですね! 現在の仕事にあたってのやりがいはなんですか?

弓場:派遣業界における採用ってめちゃくちゃ重要なんですよね。入社する人が多いほど売上も上がりますし、その結果また新しい仕組みや技術職社員の方々向けの支援体制を作ることにも繋がっていくので、採用数がそのまま会社の業績や成長にダイレクトに影響するんです。なので、数字を達成したという足元の喜びだけではなく、それが会社の成長をけん引していって、新しいサービスがどんどん作られていく、というところにやりがいを感じています。

また、今までずっと採用に携わってきて、新しい幹部候補生や中途の方が入ってきたり、会社として新しい制度や仕組みができたり、どんどん会社のステージが変わってくところを見て、自分の業務が会社の成長に繋がっていると実感した時にもやりがいを感じますね。


今後の目標

中村:今後、幹部候補生として成し遂げたいことはありますか?

弓場:UTの採用を、どんな人でも受け入れられる基盤にしたいと思っています。さまざまな人を受け入れるという部分では今も業界随一だと思っているのですが、まだまだ足りていないと感じます。もっとUTを世間に知ってもらう必要もありますし、顧客都合で配属に繋がらないこともあるので、もっと影響力を持って顧客の体制すらも変えていくくらいまでを目指していきたいです。

また、入社した人にちゃんと成長してもらえる環境づくりもさらに進めたいです。ここは採用としては関与できる幅が限られているので、キャリア開発部門や事業会社など、経験のない領域にもチャレンジして、また新しい仕組みを作りたいという気持ちもあります。
たくさんの人にUTを知ってもらい、入ってもらい、成長してもらう、というUTが掲げるキャリアプラットフォームを作るのがそのまま自分の目標になっているかな、と思います。

あとは個人的な目標だと、最年少役員になりたいですね!


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