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【19卒内定者ブログ】自己分析~価値観と向き合って見えた就活の軸~

こんにちは!UTグループ幹部候補19卒内定者の水田と、松浦と申します。

2019年度を迎え、就職活動もいよいよ本格化してきますね。夏・秋期のインターンシップに臨む友人の姿を見て、「自分はまだ何もできていない・・・」と焦り始めている、という方も多いのではないでしょうか。

本記事では、就活を終えたUTグループ内定者から、少しでも就職活動が豊かになるような情報を提供していきたいと思い、不定期ながら情報配信をしていきます!

第一弾の今回は私たち水田・松浦が対談してきました。【自己分析】について、2人の体験談も交えながらお伝えしたいと思います。

松浦 誠大(まつうら まさひろ)/愛媛大学4年生 ◇人の心とチームを動かす瞬間に立ち会う経験を得る為、UTグループへの入社を決意


水田 寛(みずた ひろし)/関西学院大学4年生 ◇工場で働く父の働き方に疑問を持ち、UTグループへの入社を決意

―なぜ自己分析をするの?―

水田:まずはなんで自己分析が大事か、という話からかな。松浦くんは自己分析はなんのためにやってた?

松浦:『効率的に受ける企業を選択するため』だね。僕は就職活動をしながら部活動(サッカー)もやっていたし、大学も地方だから、関東・関西の一般的な就活生よりは、(企業を知るための)情報も機会も、時間も限られていたと思う。だからこそ、厳選して選考を受ける必要があったので、取捨選択のために自己分析を重視していたよ。何となく選考に進む会社を増やしていくのではなく、”捨てる”企業を選択する、その基準をつくるために自己分析をしていたんだ。


ずっと続けてきたサッカーを通して、スペインで自分の夢を堂々と語る高校生に出会い、刺激を受けた(松浦:写真右)


水田:選考に進む企業を”捨てる”ということは、別のある企業を”選ぶ”ということで、つまりこれが俗に言う『仕事選びの軸』に繋がると思うんだよね。僕もこれだけ多くの企業が存在する中からファーストキャリアとして自分にとっての1社を選択するのってすごく難しいことだと就活中実感したよ。インターネットや家族・知人から得られる情報ばかり気にしていたらダメなんだよね。“外”から得られる情報、価値観も大事だけど、“内”にある価値観から会社選びをすることが重要になってくると思う。それが理解できると長所、短所や志望理由を本心で伝えられるようになって、結果として選考を通過しやすくなったと思う!

松浦:じゃあ自己分析ってズバリ言うと、何だと思う?

水田:「自分に合った仕事・会社」を探すために、『自分とは何か』について知ること!かな。

松浦:いいね!しっくりくるね。


大学サッカー部のメンバー(松浦:前段右から2番目)

―自己分析ってどうすればいいの?―

水田:自己分析の手法って調べたらめちゃくちゃ出てくるよな(笑)

松浦:自分史、他己分析、自己分析シート、ジョハリの窓診断、マインドマップ・・・とか沢山あるよねぇ(笑) 水田くんは、どれ使ってた?

水田:正直、全部手あたり次第やったことあるんよね。 で、やってみて気付いたことがあって。自己分析で大事なことは、いかに「過去の自分を振り返り、深堀りができるか」、そこから「現在の自分を理解して、未来を考えられるか」。そのための手法は関係ないんだなって思って、試した自己分析方法から自分にマッチするものに絞って、いかに深掘りできるかを重視して活用していたよ。

松浦:それはすごいな!結果どの手法がやりやすかったの?

水田:『自分史づくり』と、『他己分析』かな!自分史づくりは、過去を振り返って「自分がどんな価値観や考えを大事にしてきたのか」を見つけるために主に使ったよ。時系列で、小学校・中学校・高校・大学それぞれのエピソードと、その当時の「感情の起伏」を意識しながら書いてたかな。自分史にいわゆる「モチベーショングラフ」を組み合わせてオリジナルにしていたよ。。特に意識したのはモチベーショングラフの「V字を深堀る」こと。

水田の過去から現在に至るまでのモチベーショングラフ

松浦:これ良いよね!!エピソードを書き出すだけだと、割とやってる人も多いかなと思うんだけど、その時の感情と照らし合わせてみると結構面白い発見があったりして。ちょっと時間はかかるかもしれないけど、幼稚園の頃から思い出して、家族の人に聞いたりするのもいいと思う。自分の知らないエピソードを教えてくれたりするかもしれないしね。

水田:分かる!自分の場合は、母親がよく覚えてくれてた。あと、人に聞くメリットとしては、自分史のエピソードを増やすため、ということに加えて、他己分析にも繋がるという点だね。自覚している強み・弱みが確信に変わったり、自覚していなかった強み、弱みに気づけたりするから、他己分析も大切だよね。他己分析から得た情報は結構重宝してたな。

人生について考えさせられた、ベトナムインターンシップのチームメンバー(水田:左から2番目)

松浦:友達や、社会人の先輩に協力してもらってもいいよね。自分の軸や長所、短所を客観的に指摘してもらって、言語化も支援してもらっていたよ。面接後に自分の印象を尋ねてみたこともあったな。

水田:ストレート!(笑) それでなんて言われたの?

松浦:ある選考で言われたのは、「第一印象から落ち着いた感じで良かったよ。(短所が慎重なところと答えていたため)慎重に考える性格は短所とは限らず、準備する力や客観視する力という長所にも繋がっていると思うよ」と言われたときは、短所を新たな視点で捉えることができたので、とても参考になったな。

水田:なるほどね。他己分析がきっかけで短所が長所になる事があるんだね。

―自己分析から分かったこと―

水田:松浦くんは実際に自分史を作ってみて気づいたことってどんなことがある?

松浦の過去から現在に至るまでのモチベーショングラフ

松浦:僕は、「人の原動力になる」ことが自分の喜びや行動の軸になっているんだ、と気付くことができたよ。僕は15年間サッカーをやってきた中で、正直スキルで飛びぬけたものがなかったんだけど、「人やチームを動かしたり支えたりする役割」に徹してきたんだ。例えば、実際に競技内でも守備的なポジションから指示、味方のカバーリングに徹してきたし、競技外では、チームメイトとの1対1の対話や皆から見えない雑用の仕事を、学年関係なくやっていた。その言動で「誰かが変化してチームワークをなす」ことに、難しさと同時に、大きなやりがいを感じていたと再認識できたんだ!

水田:スポーツの中でもサッカーという大人数で行う種目だからこそ、チームの中でそういった感性が磨かれたのかもしれないね。そこから”仕事”の価値観へはどうやって繋げたの?

松浦:仕事を通しても「人の心とチームを動かす瞬間」に早いうちから関わってみたいと思ったので、それを軸にしたよ。そうして就活する中で、①現在成長フェーズにある企業、②早いうちから自らがチームを持つ機会が掴める(実際に成し遂げている若手社員さんが多い)企業、これが大きな『仕事選びの軸』になったんだ。この2軸を一番備えた会社が自分の中ではUTグループだと思ったので、入社することを決めたよ。

水田:なるほどね、まさしくサッカーの経験を振り返って、モチベーションの根源を深掘った結果、『仕事選びの軸』が見つかったんだね。

松浦:自分史作成エピソードを基に作成した、「深堀り」を可視化した図

―まとめ―

松浦:自己分析で気づいたいちばん大きな事って何だったと思う?

水田:仕事観に関して、父親から受けた影響がとても大きいことに気づいた。父は三交代制っていって、24時間工場を動かすために早朝、昼間、深夜と8時間ごとに三区分にされたバラバラの時間に働く生活をしていたんだ。どうしても生活サイクルが不規則になってしまうから体力的にもきつかっただろうし、傍から見ていて楽しそうだと感じることはあまり無かったんだよね。漠然と“仕事はお金のため、家族を養うためのもの”、“仕事はしんどいもの”という価値観を自然に植え付けられていたんだ。

水田:そんな時に大学に入って、経営者の方々と接する機会を得て、“仕事は自分を幸せにする手段”という価値観を知ることができた。その時はすごく衝撃を受けたね。3兄弟の末っ子として甘やかして育ててもらった自覚もあって、父への感謝が大きかったからこそ、仕事観の違い・ギャップがとても気になった。そこから自分自身の将来の仕事を考え始めたね。そして見つけた夢が「四国(地元)で働く人をもっとワクワクさせる」こと。僕はその夢を実現できる企業、ということを『仕事選びの軸』にして、UTグループに意思決定をしたんだ。

松浦:「四国の働く人をワクワク」と、「はたらくく力で、イキイキをつくる」というUTグループのミッションと示し合わせたようにぴったりだね(笑)

父との家族旅行写真(水田:写真右)

―就活を控える皆さんへ―

松浦:自己分析のコツはとにかく「深堀る」こと、これに尽きます。いかに自分を形成している価値観の根源に近づけるのか、で言葉と行動の説得力も変わってくるんじゃないかと思います。また、自分自身の就活への納得感も高まると思います。この記事が就活を通して皆さんが深く自分と向き合い、納得のいく人生にする力になれたら嬉しいです。

水田:休暇、食事や睡眠、趣味に費やす時間を除いた、「仕事をする時間」というのは実にこれからの人生の3分の1を占めると言われています。働いている時間が楽しく、やりがいのあるものであれば、人生全体を考えた時にも幸福度がとてつもなく上がるだろうというのが僕の考えです。自己分析はただの「面接対策」ではなく、自分の人生を豊かにするため、自分と向き合う時間だと考え、就活に励んできました。自分の新たな価値観に気づき、人生に影響を与える、そんな自己分析にして頂ければと思います。自分の価値観を大切にしてこれからのキャリアを描いてほしいです。

最後に、UTグループが開催している1dayインターンシップ『Seed』はそんな自分の価値観と向き合えるいい機会になると思います。ぜひ参加してみてください。

この記事を読んでくれた方が、UTグループの幹部候補生として、後輩として入ってくれると嬉しいです!

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