ユニファーストは、“つくりたい”を形にし、“つくる”を通して社会に貢献する会社です。日本、中国、ベトナムを生産拠点に、これまでポーチやバッグ、アパレル品等の縫製品をはじめ、お客さまの様々な“つくりたい”を実現してきました。
今回は管理本部 本部長の橋本さんにインタビューを実施。ユニファーストならではの福利厚生制度の内容や、当社で働く社員への思いなどを伺いました!
【プロフィール】
橋本 輝明:管理本部 本部長
社員の健康を維持するためのさまざまな制度が魅力
――ユニファーストでは、社員が働きやすい環境を作るためにさまざまな福利厚生制度を導入しています。具体的な内容を教えてください。
大きく分けて「クリエイティブサポート」「エデュケーションサポート」「健康サポート」「運動サポート」の取り組みが挙げられます。
まず「クリエイティブサポート」は、デザインに対する知見を広げたり、感性を磨いてもらうことを目的としています。具体的には、博物館や美術館、個展の入場料を会社が全額支給するというものです。金額の上限やジャンルの制限などは特にありません。
「エデュケーションサポート」は、その名のとおり社員の学びたい気持ちを会社全体でサポートする制度です。ビジネス系の研修や階層別研修、語学研修など外部機関の研修を自由に受講できる点が特徴です。業務への貢献度が高いと認められれば、当社の提携先以外の研修受講費用も会社が負担します。例えば、デザイン系職種のメンバーに対して絵画教室の月謝を負担したこともありますね。また、趣味の延長に近いセミナーの受講などに関しても、会社が費用の30%を負担しています。そのほかに、資格の取得支援にも取り組んでいます。
――なるほど、業務スキルの向上につながる手厚いサポートがあるのですね。
そうですね。同時に、社員が生き生きと働くうえでは心身の健康が何よりも大切だと考えており、「健康サポート」の領域にもかなり力を入れています。例えば、「脳ドック・心血管ドック」がその1つ。毎年、10月から12月の指定期間に自己負担なしで各検査を受診できる仕組みですが、他社ではほとんど導入していない制度かと思います。
――たしかに人間ドックの費用補助を行っている会社はありますが、「脳ドック・心血管ドック」の全額負担は珍しいように感じます。
そうですよね。なおかつ、当社の場合は配偶者の方の検査費用も負担しています。これにはいくつかの目的があり、特に「結果を放置しない」効果があると考えています。仮に検査結果が良くなかった場合に、互いに精密検査を受けるよう促すことができますから。実際、配偶者の方が病気にかかってしまったら、介護による離職なども発生してしまうかもしれません。ですから、雇用の面でも社員を守りたいという気持ちがあるんです。
あと、検査提携先のクリニックが、銀座の一等地にあるんですよ。なので、ご夫婦2人で検査に行っていただき、そのあとちょっと贅沢なランチを楽しんでもらうなど、家族間のコミュニケーションを活性化するメリットもあります。そのような付随する効果も感じてもらえているようで、実際に約8割の社員が利用していますね。
――かなり多くの社員が活用しているんですね。
はい。ほかにも、当社では「アレルギー検査」の費用も全額負担しています。これは、自分自身のアレルギーの有無やアレルギー源を知ることで、仕事のパフォーマンスを下げないことを目的としています。例えば、花粉症と一口に言ってもいろいろな種類の花粉症があります。自身が反応しやすいアレルギー源に合った薬を飲むことができれば、仕事への影響も未然に防げるでしょう。
また、当社では心療内科とも連携し、診療費用を全額負担しています。相談ホットラインも併設するなど、心身の健康維持につながるサポートを充実させています。
豊富なサポートを通じて「会社の思い」を伝えたい
――「運動サポート」についてはいかがでしょうか?
「スポーツジム利用料補助」や「Vaitality健康プログラム(住友生命)」などが挙げられます。前者は「チョコザップ」を法人契約しており、希望者は格安の月額料金で利用できます。2024年の秋に本制度を導入したのですが、ちょうど見計らったかのように会社の近くにチョコザップができたんですよ(笑)。なので、昼休みの時間を使って利用している社員もいるようです。本制度に関しても、社員の家族の方も補助の対象に含まれています。
後者は、歩いた歩数に応じてポイントがもらえるプログラムです。貯めたポイントはさまざまなグッズと交換できるため、魅力的な商品と交換できるキャンペーン期間は、社員同士で盛り上がったりしていますよ(笑)。
――そのほかに特徴的な福利厚生制度はありますか?
例えば、生命保険の加入により、ドックで問題が見つかった場合に一定の保障が下りる制度があります。あとは、読売ジャイアンツのシーズンシートが利用できたり、当社がスポンサーを行っているダンスリーグチームのチケットも無料です。そして、外部の福利厚生クラブとも提携しており、自由に利用していただくことが可能です。
また、「宅配社食サービス」も多くの社員に喜んでもらっていますね。冷蔵庫内にあるパックの総菜や主食がすべて1つ100円で利用できるものですが、ワンコインもあればボリュームのある食事を取ることができます。弁当ではなく、自分でメニューを組み合わせられるため、その日の気分に応じて選ぶ楽しみもあるようです。さらに、冷凍パンのサービスも契約しており、1つ50円で好きなパンを食べられます。軽食時や、業務時間が長引いた際に夜食代わりに利用するなど、こちらも社員に好評のサービスです。
――それはいいですね!これらの制度は、どのような経緯で生まれたのでしょうか?
管理部門で情報収集を行って取り入れた制度もありますし、社員からの意見をもとに仕組み化したものもあります。例えば「クリエイティブサポート」は、個展によく行く社員のアイデアから生まれました。ジムについても、以前社員に福利厚生に関するアンケートを行った際に、利用を希望する声が多く挙がりました。
――制度を利用した社員からはどのような意見がありましたか?
脳ドックや心血管ドックは、実際に配偶者の方に病気が見つかったケースがあります。また、本ドックを受診しない社員に対しては、いくつかのがん検診を受けられるようにしているのですが、そちらの検診の結果、病気が見つかって手術をした社員もいます。そのような社員からは「自覚症状が出る前に見つかって良かった」という感想をもらいました。
このような制度があることで、実際に行動に移すきっかけを作れると思っています。単にお金を支給するのとは別のメッセージを届けられるといいますか、「安心して働いてほしい」という会社の思いを伝えられているのではないかな、と。病気で離職や休職をしてしまうのはご本人にも会社にも大変もったいないことですから、それを未然に防げる点でも、大きな意味のあるものだと感じています。
福利厚生制度の充実が、自身や家族の生活を豊かにするきっかけに
――現状でもかなり充実したサポートが特徴的ですが、福利厚生の分野において今後取り組みたい事柄はありますか?
今の形が正解ではなく、時流や社員のニーズに応じて、今後も柔軟に変化していく必要があると考えています。当社の福利厚生制度は常にマイナーチェンジを加えており、いろいろな会社の事例を見たり、社員の声を吸い上げたりしながら、当社流にアレンジをしています。「社員の健康」や「働きやすい環境づくり」という根幹は変えず、適宜新しい取り組みも加えながら、利用率を高めていきたいと考えています。
――管理本部長としての今後の展望を教えてください。
やはり、社員のみなさんに、心身が健康で元気に働いてもらうことを一番大切にしていきたいですね。そのためには家族やプライベートを含めた「安心感」や「充実」が必要であり、働きがいを感じながら仕事をしてもらうことが大事だと思っています。
私が当社に入社して10年程度が経ちましたが、この10年間で会社の雰囲気や職場環境は大きく変わりました。以前よりも休みが取りやすくなったり、女性社員の比率が大幅に増えるなど、各社員が働きやすい環境が定着してきました。引き続き、社員のみなさんと協力しながら、そのような良い変化を生み出していけたらと考えています。
――最後に、求職者のみなさんへメッセージをお願いします!
求人情報を見ていると、どうしても表面的な給与額に目が向きがちですが、個人的には「福利厚生制度」にも注目してほしいと思っています。なぜなら、福利厚生には、会社の考え方や社員を大切にする姿勢が表れるからです。目に見えづらい部分でのメリットが、結果として自身や家族の生活を豊かにすることにもつながるでしょう。
当社は特に福利厚生を自慢できる会社です。家族にも誇れる会社だと思いますので、ぜひその部分もご評価いただき、応募をしていただけたら嬉しいですね。