株式会社うるるに入る前
大学卒業後、最初に入った会社は求人広告の紙媒体の発行や求人サイトを運営している会社でした。私はその会社が東京に進出したばかりに入社し、渋谷のハチ公口方面を担当エリアとして外回りの営業をやっていました。その会社に入ったきっかけは「“人の働く”に関わる仕事がやりたい!」だったのですが、毎日毎日、飛び込み営業で本当に大変でした。。ただ、営業力と根性、諦めない気持ち、やりきること、努力は裏切らないなど今も仕事をやる上で大切にしていることをたくさん学びました。また、何よりもユニークで素敵なたくさんの仲間達と出会うことができ、今でも自分にとってかけがえのない財産になっています。
その会社では営業以外にも内勤部隊を束ねる部署の責任者や、営業課長、営業企画課長など、さまざまな仕事を経験させてもらい、最終的には約10年間勤務し、リーマンショックの後に、今の株式会社うるるに転職しました。
うるるに転職した理由は、リーマンショックで求人件数がかつて例のないくらい落ち込み、“人の働く”に関わる仕事をするにしてもそもそも働き口がないことには、何もすることができないことを身をもって経験し、「在宅ワークのスタンダード化」という、時間や場所、もっと言えば国さえも選ばない働き方に新たな働き口創出の可能性を感じたからです。働き口があること前提に仕事を行っていたのが前職であって、現職のうるるは新たな働き方による新たな働き口を生み出す会社です。入社前、社長や副社長の話を聞いて、本当にワクワクしたことを今でも鮮明に覚えています。
現在
うるるには、2010年に入社し、最初は弊社CGS事業の主力サービスである「入札情報速報サービスNJSS(エヌジェス)」の営業をやっていました。半年後、NJSSの事業部長となり、その後、経営管理部長、管理部長を経て、2015年4月から現在の総務人事部長をやっています。部長と言っても、部にメンバーがたくさんいる訳でなく、バリバリの実務担当者でもあります。
私は、社会に出てからずっと営業及び営業関連の仕事しかしたことがなかったので、NJSSというwebサービスの事業部長を担当させてもらった際には、事業企画やマーケティング、情報品質管理、開発など、これまで経験したことがなかったたくさんの業務に触れる機会ができ、新たな知識や経験がドンドン増えていくことが、とても楽しく、本当に充実した日々でした。NJSSは、圧倒的な商品力があるサービスなため、お客様から感謝・感動されることがとても多く、嬉しさと誇らしさを日々感じることもできました。素晴らしいメンバーと共に最高のプロダクトに関われたことには感謝しかありません。
その後、上場を見据え、管理部門の強化を図るということで、私は管理部に異動することになりました。最初は未経験ということもあって、本当に大変ではありましたが、海外子会社のPT ULURU BALIの設立や、予算統制、銀行や監査法人、証券会社対応、採用、労務、人事制度設計、株式事務など、管理部門で行っているありとあらゆる業務を経験することができ、大いに成長できたと思っています。
その中でも上場準備はこれまでの仕事の集大成のようなもので、人事と総務を任されていた私は、上場審査において指摘事項ゼロで終わり、これまでの努力が報われたことを感じるとともに、また更なる成長ができたことを実感しました。上場準備という世の中のほとんどの人が経験することがないであろうことにたずさわれたことは本当に貴重な体験で、未経験の私を管理部へと抜擢してくれた社長はじめ経営の皆様の決断には心から感謝しています。
株式会社うるるについて
私は人事なので、よく求職者の方から「うるるってどんな会社ですか?」「どんな人が多い会社ですか?」と質問されますが、「“サザエさん症候群”が全くない会社」と答えています。“サザエさん症候群”とは、日曜夕方から夜にかけてのサザエさんが放映される時間になると、次の日、月曜からの会社や仕事のことを考えると憂鬱になってくるというものです。「ブルーマンデー(憂鬱な月曜日)」とも言いますね。
私は入社してから7年間、1日もこの“サザエさん症候群”になってことがありません。むしろ、「早く会社に行きたいなー」と思ったことは多々あります。前職も、とてもいい会社で未だにかつての仲間たちとも本当に仲がいいですが、正直、「明日、会社に行きたくないなー」と思ったことはよくありました(笑)。また、私と同じように「うるるに入ってから、会社に行きたくないって思ったことがないんです!」という話を社員からも聞くので、「私だけじゃないということは、やっぱりそういう会社なんだな~」と思い、事実としてお答えしている感じです。
うるるは、そんな会社なので、どんな人が多いかと言うと、一言で言うと、“人がいい人が多い”です。これだけ人がいれば「あの人、イヤだな~」とかあっても不思議ではありませんが、少なくとも私には全従業員そんな人は1人もいません。
今後どういうことをしていきたいか
人事と総務だけに特化してからは、まだ2年と数ヶ月で、まだまだ勉強中です。ただ、特に採用に関しては、まだまだと言っている場合ではなく、弊社の経営資源においては最も重要な“人”に大きく関わる業務ですので、うるるの理念・ビジョン・スピリットに共感し、うるるが求める人材像に必要な能力要素を持っている方を確実に採用できるようにしていきたいです。採用に関しては、私の部署に専任の採用担当がいますので、採用関連業務は彼女に任せるとして、私は人事ドリブンで採用力が上がるような取り組みをたくさんしていきたいと思っています。そして、誰もが憧れ「絶対うるるに入りたい!!」と言ってもらえる会社にすることが私の当面の目標です。