うるる人事の秋元です。
よくビックリされることがあって、今日はそのことを書きたいと思います。
うるるには現在、育休中の従業員が3名いますが、全員アルバイトスタッフです。
うるるの外でこの話をすると、「え!?アルバイトさんが育休とられているんですか?しかも3人も!?」「アルバイトさんが育休!?すごいですね!」という反応をいただきます。
確かに言われてみれば、正社員の方であっても「出産するので会社を辞める」という非常に残念な話を聞くことはあるものの(実際、友人の奥様も退職されました)、アルバイトスタッフが産休・育休をとっているということはあまり聞いたことがありません。
うるるは「在宅ワークのスタンダード化」を掲げて創業した会社ですが、当時は「在宅ワーク」と言えば、小さいお子さんがいるなど色んな制約があって外に働きに出られない主婦の方などが多く、そういった女性に使っていただくサービス(Shufti)を展開している会社として、うるる自身が女性社員にとって働きやすい会社であるべきだと、まだ今よりも従業員数もかなり少なく、20代の独身スタッフがほとんどというような時に、女性が働きやすい職場環境を作るというプロジェクトに取り組んでいました。
今から5年前に本格的に取り組んだプロジェクトでは、以下のようなことが決定され、今も就業規則に規定されていたり、制度として運用されています。
■2011年に決定したこと(働く職場向上PJT:子育て関連)
・「育児時間の適用期間延長」※1歳→3歳へ 延長
・「短時間勤務の適用期間延長」※3歳→小3まで延長
・「こども休暇」※小学校就学まで→小3まで延長
・「出産休暇」※出産日から2w以内で2日間特別休暇(有給)取得→さらに8w以内で5日の特別休暇付与(無給)
・ 「復職プログラム作成」※安定期(妊娠5か月)になったら作成
などなど
現在育休中の従業員は、たまたま3名ともアルバイトスタッフですが、これまでに正社員も3名の方が産休・育休取得後に復帰し、復帰後も大活躍してくれています。しかも、3名中2名はもう2人のお子さんのママです。お二人とも、うるる入社後にお子さん2人を出産されています。
プロジェクトに取り組んだ5年前は、まだ独身社員も多く、規程や制度だけが先走りしていた感がありましたが、5年たった今、結婚・出産される従業員が増え、「あの時、やっといて良かったな~」と思う今日この頃です。