皆さん、こんにちは!
採用広報部の伊藤です。
お盆期間はいかがお過ごしでしたでしょうか?
うるるでは全社一斉での「お盆休み」は設けておらず、各自好きなタイミングで計5日の夏休みを取得出来るため、私はまとめて取らずにパラパラと取得し、土日と繋げて三連休を増やそうという魂胆でおります(笑)。
さて、うるるのメンバーひとりひとりの想いを、
より多くの方に知っていただくための企画【うるるメンバーストーリー】。
今回は「入札情報速報サービスNJSS(エヌジェス)」を手掛けるNJSS事業部にて、フロントエンドエンジニアとして活躍する、藤津のストーリーをお届けいたします。
うるる社内では少ないフロントエンドエンジニアとして、技術研鑽やプロダクトの価値向上に邁進する彼のストーリーを、是非最後までご覧ください!
ープロフィール
藤津 敬典(ふじつ けいすけ)
・NJSS事業部プロダクト開発課所属
・2019年11月入社
・最近はダーツにハマっていて、自宅のダーツボードで日々特訓中。
(リモート勤務中の昼休憩や、就業後も含めて毎日1時間は無心で投げている。)
・水泳、テニス、陸上、サッカー、軟式野球、ダブルダッチなどなど、これまで経験したスポーツは数知れず。
・デスクを購入してからリモート勤務が捗ってきている。
「成長」を追い求めて
うるるは社会人経験において2社目の会社となります。
京都の大学では、情報系の学部だったのでプログラミングやネットワークを学んでいました。当時から、プログラミングはパズルみたいで面白いなと感じていて。
小さいころからプラモデルやレゴ、パズルなどが好きだったのですが、何かを組み立てたり、1つ1つが組み合わさって形になることに面白みを感じていたんですよね。
エンジニアとして働いていきたいと思うようになり、自社開発の企業は東京に集中していたこともあって、自然に東京に出てくる流れとなりました。
新卒で入社した会社は、EC系のパッケージソフトを自社で開発しており、そのパッケージをカスタマイズして顧客向けに提供していました。
当時はPOSレジのアプリ開発や、セルフレジの開発にも携わっていて、人手が足りていなかった状況もあってフロントエンドからサーバーサイドまで、プロジェクトごとにフルスタック的に様々な領域を経験させてもらいました。
とても忙しい日々を送っていたのですが、忙しすぎて終電を逃しカプセルホテルに泊まることもザラだったので(笑)、次第に転職を考えるようになりまして。このままこの生活を続けていたら自分自身の成長以上に、身体を壊してしまうのではないかと心配でもあったので、ワークライフバランスを保ちながらも、成長し続けられる環境に挑戦したいなと考えていました。
成長できる環境として重要視していたのは、「自社開発であること」と「モダンな開発環境であること」ですね。
当時携わっていたのはパッケージソフトのカスタマイズで、自社開発とはいえ、一次請けの受託のような形式になるため、もっとプロダクトを社内で作りきりたいという想いがありました。
また、当時扱っていた技術はレガシーと呼ばれるような少し旧式のものだったので、技術の進化のスピードの早いWeb業界内でよりスキルを高めていくには、モダンな技術を扱える環境が良いだろうと考えていました。
こうした想いを持ってうるるに出会ったのですが、面接を受けてみたらすごく良い印象を持ったんです。
面接の時にプロダクトの紹介をしてくれたのですが、面接官であるマネージャーの話している様子が楽しそうで、「このプロダクトに情熱を持っているんだな」と感じられたんですよね。
僕は「自分が創ったものを、より多くの人に届けていきたい」という考えを持っているのですが、入札という事業領域については、正直最初は耳馴染みも全然無かったものの、日頃の生活や社会に大きく結びついているものだと知って、これは自分の考えにも合いそうだぞ、と。
うるるを選んだ最終的な決め手としては、大きく2つありました。
まず1つ目は、「エンジニアとして」良い会社だと思えたこと。
面接だけではなくカジュアル面談という形で現場のエンジニアと話したのですが、エンジニアとしての働き方や、開発現場の課題も詳しく聞くことが出来たので、エンジニアとして成長が出来そうだし、自分がやりたい開発が出来そうだと思えましたね。
もう1つは、全社員が一貫した考えを持てていることです。
エンジニアとの面談や、マネージャークラスが担当する面接、そして社長や役員が担当する最終面接…と役職を問わずうるるの複数の社員と話したのですが、NJSSや会社全体に対する考えや課題感に対して、同じ回答が得られたんですよね。
その一貫した回答の根本になるのがビジョンだと思うのですが、ビジョンが明確で、ビジョンと事業に一貫性があることも、会社として信頼感が持てると感じました。
「人のチカラで世界を便利に」といううるるのビジョンがあって、そのビジョン達成のためにCGS事業が出来て…という風に、ビジョンをもとに事業が設計されているから納得感があるし、目的が明確で「芯」があるな、と。
会社としての目指すべき姿が明確で、そのために仕事をしていくという構造がシンプルなんですよね。この環境であれば、自分自身も目標に向かって頑張ることが出来る、と感じることが出来たのはとても大きかったですね。
趣味のダーツにいそしむ藤津
フルリプレイスという大きなミッション
入社後は、「入札情報速報サービスNJSS(エヌジェス)」を手掛けるNJSS事業部にて、フルリプレイスプロジェクトに携わっています。
その中でも僕はフロントエンドエンジニアとして携わっており、つい先日フロントエンドの社員メンバーは増えましたが、これまではフロントエンド領域を担当する社員が僕一人だったので、フロントエンドの開発をリードし、まとめあげていくことが僕に課されたミッションだと思っています。
NJSSというシステムには、企業様を中心としたクライアントであるユーザーが使用する画面と、うるる内の品質管理メンバーや、NJSSの入札情報を収集してくれるクラウドワーカーさんが使用する画面がありまして、これまでは主に、後者の品質管理メンバーやクラウドワーカーさんが使う画面や機能の開発を進めてきていました。
フロントエンドはユーザーの目に触れる画面を設計していくことが多いので、デザイナーが考えたデザインを、忠実に再現できるようフロントエンドの開発に落とし込んでいっています。忠実に作ることはもちろんですが、自分たちの考えも提案していったりもしていますね。
開発チームには業務委託で参画されているメンバーも多いですが、技術力が高い方が多いので、そうした諸先輩方の技術力を吸収していきつつ、各自の意見を吸い上げながらフロントエンドの方向性をまとめていっています。
入社動機でもあった、モダンな技術にもっと触れていきたいという点は、実際に叶えられることが出来て嬉しく感じています。
例えば実際の開発ではTypeScriptという言語を使用しているのですが、こうした言語にも触れてみたかったですし、今トライしているのはVue.jsというフレームワークの最新版となる「Vue3系」と呼ばれるものですね。
こうした言語やフレームワークの選定についても、メンバー同士で話し合い、やってみようという結論になればトライが出来る環境であることは非常に嬉しく感じていますし、やりがいでもあると考えています。
マネージャーは、僕たちがプロダクトの価値向上のために開発をしていくという目的からズレなければ、メンバー間の意見を重要視してくれていて、こうした現場のエンジニアの声がしっかり反映されるのはエンジニアとしての面白みを感じる瞬間ですね。
オフィスにて
インプットとアウトプットを繰り返す
僕が携わっているプロジェクトは、NJSSというプロダクトの老朽化に伴い、会社の未来を賭けて始まった大きなリプレイスプロジェクトです。
そのためこのプロジェクト自体が、プロダクトの課題を解消すべく始まったものであり、非常に大きなミッションに挑戦させてもらえていると思っています。
僕自身としては、技術力にまだまだ課題があると感じていますね。今のNJSSのフロントエンド領域は、業務委託で参画してくれている方々に大きくに支えてもらっていますが、経験年数も技術力もまだまだ叶わないので、技術力を吸収しながら僕が技術的にリードしていけるようになりたいと考えています。
技術を伸ばすアプローチとしては様々な手段がありますが、インプットのみではなくアウトプットを積極的に実施していきたいと考えています。
技術系の勉強会に登壇したり、技術ブログ記事を執筆したり、というイメージでしょうか。発信した内容に対して誰かからフィードバックを貰うことで、自分自身の知見を高めていけると思うんですよね。エンジニア的に言うと、こうした指摘やフィードバックを「マサカリが飛んでくる」という表現をすることもありますが(笑)。
例えば、現在トライしている「Vue3系」なども含まれる、コンポジションAPIという仕組みがあるのですが、実践してみて知見が溜まってきたら社内外に発信していきたいなという風に考えています。まだ市場にあまり情報が出回っていないものであれば、それだけ同じ課題にぶつかる人の悩みも解消出来ると思いますし、誰かから意見や質問を得られれば、それを吸収して自分の知見に変えていけますしね。
また、実装した機能について社内でフィードバックをもらえる機会があるというのも非常にやりがいに感じています。品質管理課やクラウドワーカーさんが使う画面を作っていた時に、週に1回レビュー会を設けていたのですが、良いことでも改善点でも、思いをぶつけてもらえることが嬉しかったです。
しっかり見てもらえているんだなと思えますし、何より会社としてプロダクトの方向性を守っているからこそ、様々な職種の人からプロダクトを良くしていくための意見が出てくるんだなと思っています。
丁寧にプロダクトを創り、ビジョン実現に繋げる
将来的には、フロントエンドからバックエンド、インフラに至るまで全ての領域を担い、プロダクトのプロトタイプを一人で作り切ることのできるエンジニアになりたいと考えています。前職でも直属の上司が何でも出来る人だったので、そういう風に自分もなって、プロダクトをリードしていきたいですね。そして僕が創ったものを、より多くの人に触れていただけるようになっていったらいいなと考えています。
以前はクラウドワーカーさんが使用する画面の開発をしていたのですが、ユーザーにとって「使いやすさ」は非常に重要だと考えています。使いやすさがないと離れていってしまうと思うんですよね。そこで離脱が起こってしまうと、結果的にクラウドワーカーさんの働く機会が減ってしまい、うるるが実現したいと考えている「労働力不足の解消」の実現も出来ない。
でも、使いやすい機能や仕様にしていけば、きっと使ってくれる人もどんどん増えてくると思うんです。
だからこそ、クライアント様はもちろん、ユーザーであるクラウドワーカーさんに使っていただきやすいものを創っていき、もっとその輪が広がっていけば、労働力不足という大きな社会問題に貢献できるんじゃないかと思っています。
エンジニアの僕がこのビジョン実現のために出来るのは、丁寧にプロダクトを創ること。この想いを大事にしながら日々開発をしています。
「Developers Summit」にてうるるエンジニアメンバーと(下段左端が藤津)
自分たちの仕事に誇りを持って働く
「うそをつかない、悪いことをしない」が僕が一番好きなうるるスピリットですね。
うるるスピリットは5つで構成されており、他にも好きなスピリットはあるのですが、一番最初に気に入ったのがこのスピリットでした。
会社としても個人としても、「うそをついてもバレなければ良い」という考えだったり、苦しむ人がいても利益を重視する会社も世の中にはあると思います。
もちろんそれは各自の考えなので何を正しいと思うかは人それぞれ、会社それぞれですが、僕はそういう環境で働いていたら、自分たちの仕事に満足感を持てないと思うんですよね。胸にしこりが残る状態で働き続けるというか。
だからこそ僕はこの「うそをつかない、悪いことをしない」というスピリットは、自分たちの仕事に誇りを持って働くことだと解釈しています。胸を張って働くことが出来るから、日々の仕事に打ち込めると思いますし、これからもこのスタンスを大事にしていきたいですね。
(編集後記)
すごく真っ直ぐに想いをぶつけてくれた藤津。
以前、帰り道で一緒になった時に、「入社して良かった」という声が聞けたのは人事の私としても非常に嬉しかったことを覚えています。
「うそをつかない、悪いことをしない=誇りを持って働く」という解釈は、真っ直ぐな彼らしい解釈だなと感じるとともに、自分の仕事に胸を張れるか?と自問自答する良い機会をいただけたような気がします。
趣味でもどんなことでものめり込む性格なんだな~と今回のインタビューを通して感じましたが、これからもどんなことにも真っ直ぐにのめり込み、プロダクトを牽引していってほしいですね!
【うるるメンバストーリー】はまだまだ続きます。
次回もお楽しみに…♪