皆さん、こんにちは!採用広報部の神崎です。
先日、お届けいたしました【Our Challenge Story】第1弾はお読み頂けましたでしょうか?
できたてホヤホヤの「うるるエンジニア紹介ブック」より、インタビュー記事を抜粋してお届けするこちらの企画。
本日は、2019年2月にローンチした、電話受付代行サービス「fondesk」に携わるエンジニア 国本のインタビュー記事を抜粋しお届けいたします。
うるるで働くエンジニアは、日々何を考え・何を目指して業務に取り組んでいるのか。また一つ、新たな情報を皆さんへお伝えできる機会となれば嬉しいです。ぜひ、最後までご覧ください!
▼国本 保廣(くにもと やすひろ)
・fondesk事業部 開発課 課長
・旅行会社 / Web制作会社にて、マーケティングや新規Webサービス立ち上げ・開発などを経験した後、2016年にうるるへ。
・インフラからフロントエンド、UIデザイン、アプリ開発まで幅広く対応できるのが強み。
今、うるるのエンジニアに必要なのは「プロダクトへの執着」だと思う
自分が「エンジニアだ」という意識、あまりないんですよね。「エンジニア」という言葉そのものを、できる限り使わないようにしているくらいで。特定の肩書きを名乗って自ら線を引いてしまうと、チーム内に壁ができ、いい仕事ができなくなってしまうからです。そこはかなり、気を配っています。
例えば、私が所属する事業部は、メンバー7名中2名がいわゆるエンジニアです。でもサービス自体が2019年にローンチしたばかりの新規事業なので、ときにはカスタマーサポートもやりますし、営業にも同行するし、マーケティングの議論にもガンガン加わっていきます。我々は“エンジニアチーム”ではなく、あくまでも、この新規事業にチャレンジしているチームの一員ですから。
「0→1」で事業を立ち上げるとき、最も難しいのはサービス設計の部分です。お客様に何を提供するのか、あるいはしないのか。適切な価格設定はどのくらいか。今後、サービスとしてどうあるべきか——。決して楽ではありませんし、今もなお試行錯誤を繰り返す日々です。
プロダクト開発においても、「こういうものを作ってほしい」と、きっちりとした仕様のオーダーがやってくるわけではありません。例えば今、私たちが手がけている「fondesk」は、以前からうるるが手掛けていた電話代行の受託ビジネスに可能性を感じ、試しにWebサービスとしてのプロトタイプを作ってみるところからスタートしたプロダクトです。
チームメンバーと一緒になってお客様のニーズに耳を傾け、頭をひねり、事業全体を見渡して「何が必要か」を考えていく。そうした姿勢を、いつも忘れてはいけないと思っています。
うるるにおけるエンジニアのミッションは、さまざまなプロダクトを通じて、社会の中にある課題を解決することです。技術そのものを、お客様に提供しているわけではありません。だからこそ私は、ここでもっともっと優れたプロダクトを生み出していきたいと思っているんですよね。
「うるるのビジネスモデルはユニークだね」とか、「組織としてすごくいいね」と評価いただくことはあるものの、「提供しているプロダクトがすばらしいね!」と言っていただく機会は、まだそこまで多くありません。開発者の一人としては、かなり悔しい状況です。今のエンジニアチームにさらに必要なことがあるとしたら、そういったプロダクトへの強い執着じゃないでしょうか。「もっといいプロダクトを世に送り出そう!」という、作り手としての執着。
うるるが提供するプロダクトは、お客様の課題を解決するのと同時に、働く在宅ワーカーさんにとっても、もっと使いやすいものに昇華していける余白があります。少しでもワーカーさんたちが使いやすいツールを提供すれば、研修やトレーニングにかかる時間や労力を削減できるうえ、ワーカーさん自身も日々快適に仕事をすることができます。少しずつ働き手の体験が改善されることで、在宅ワークの普及が加速し、「人のチカラ」をさらに活かすことができるんじゃないかな、と思っています。
国本の所属するfondesk事業部と、わたくし神崎はオフィスの座席が近いため、以前から職種の垣根を超えたコミュニケーションを取っている様子を日常的に目にしてきました。コミュニケーション量が多く、仲が良くて楽しそうだなと。
こんな日常は、「エンジニアチーム」ではなく「この新規事業にチャレンジしているチームの一員」という意識からだったんだ...と気付かされるきっかけになったインタビュー記事でした。
今回のインタビュー記事を含め、他プロダクトに関わるエンジニアの紹介記事は、以下の「エンジニア紹介ブック」に載せておりますので、是非こちらもご覧ください!