大学はひとり
▲当時のインカレのロゴ
はじめまして。20卒でうるるに入社しました、秦蒼弥(はたあおや)です。
私は大学時代は引き篭りボッチでした。
遡ること大学一年生。
私はお金が欲しいという安直な考えからプログラミングを勉強し始めました。
安直な考えだったので地味なプログラミングの勉強に耐えられず挫折しました。
その際私は思いました。「独学には限界がある」と。
私は田舎に住んでいたのでとにかく情報量とイベントなどのチャンスなどが劇的に少なかったです。
そのため、インカレを創り全国の学生を集めることでそれを補おうと考えました。
更に、インカレは学内サークルに比べ閉鎖的にもなりづらいので自身が望めば大きなコミュニティを作ることが可能だと考えました。
はじめは知り合いのエンジニアの方に講師をしていただく予定でした。
しかし、未熟だった私は講師の方々と意見が噛み合わず喧嘩になり音信不通。
メンバーも何人か集まってきていたので、ここでプログラミングを学ぶ手段がなくなるのはきついと思いました。
悩むこと数週間、誰もやろうとは思わないことを思いつきました。
それは「某プログラミング学習サイトに無料で使わせて欲しいと懇願する」です。
正直言ってアホですよね。
数人しか集まっていない大学生の集まりに誰が無料で使わせてくれるでしょうか?
しかし、私は「言ってみてダメでも何も失わないしいいか」と思いすぐに依頼メールを送りました。
すると、「一度会って話をしよう」という返信がきました。
もちろん直ぐに話をしに向かいました。
結論からいいますと、無料で使用させていただける様になりました!
タイミングがよかったです。
当時は多くの学生に使ってもらうための活動をしていたそうです。
その一環としていくつかの有名大学のサークルで無料使用をしてもらっていたそうです。
事前に交渉用に話す内容なども拙いながらもいろいろと考えていきましたがいらなかったですw
そんなこんなで基礎知識を学ぶ環境ができました。
次に考えたのは実践を積める環境を作りたいと思いました。
そこで、仕事を受託しようと営業をしました(メールのみ)。
結論は敗北です。実績がないので当たり前です。
では、実績を作ろうと私とメンバーのうちの一人とでインカレのHPを1から作りました。
それでも案件が取れないので、改修しとお問い合わせ欄も作りました。
ダメでした。。。
そんな時大学の先輩から案件がもらえそうな話が出てきました。
相場より全然安かったですがとにかく実績が欲しかったので、喜んで引き受けました。
その案件も私とインカレのメンバー一人(HPの時とは別)とこなしました。
無事初めての案件を終了した頃案件を下さった方がスタートアップのアルバイトを紹介して下さいました。リモートでも良いとのことでしたので即決でした。
こうして無事引き篭りアルバイト戦士が出来上がりました。
さて、私は仕事を得ることができて実践を積める様になりましたが、インカレはどうでしょうか?
無残です。ほぼ放置でした。やらかしました。
急いで再び営業などをしましたがやはり直ぐには取れません。
結果、私はアルバイトと大学の勉強、研究が忙しくインカレは放置されました。
結局のところインカレは引き継ぎがうまくいかず、私が卒業すると同時に自然消滅しました。
正直最大で30人弱もの人が集まったので、自分の力不足で期待外れな結果になるのは悔しかったです。
しかし、私はこのインカレを立ち上げてよかったと思います。
インカレの代表をすることで多くの方々と出会い、学ばせていただきました。
時にはスタートアップでアルバイトをさせていただいたり、
時にはインカレのメンバーをまとめるために苦労したり、
時には受託をしたくて営業をかけてみたり。
と沢山の失敗を重ねながらも多くの経験ができました。
▲WebRTC勉強会で初めて講師をした時の写真
うるるとの出会い
インカレの代表をしていたことで就職エージェントの方に声をかけていただく機会がありました。
ちょうど就活を始めようと考えていた時期だったので、お願いをしました。
その際に紹介された企業のうちの一つがうるるでした。
初めてうるるスピリットを見た時、とても親近感がわきました。
特に「当事者意識を持って、納得して働く」、
このスピリットにはグッと来るものがありました。
その理由は自分がインカレを立ち上げた時に掲げた理念と似ていたからです。
▼インカレで掲げていた理念
1:主体的な学びをする
2:目的意識を持つ
3:環境を最大限に利用する
また、「うそをつかない、悪いことをしない」など、うるるスピリットは当たり前の事を書いていますが、私自身の理念として当たり前のことを大切にしてきたので、こういった部分にもとても親近感が湧きました。(他にもビジネスモデルに惹かれたなどありますが、ここでは省略します)
そこからは早かったです。うるるの面接は一週間に一度行われ約一ヶ月で内定がでました。
選考途中の他の企業は辞退をさせていただき、即内定承諾をしました。
これから
今までインカレを作る時も運営する時もなんだかんだ一人でやってきました。
スタートアップのアルバイトもリモートだったので家に籠って”ぼっち”でした。
(新型コロナが流行りリモートになりましたが、リモートには慣れていたのでよかったです)
うるるに入っても同期の中ではエンジニアは私一人です。
ですが、うるるは社員全員がファミリーです。もう一人で抱え込む必要はありません。
多くを経験し、沢山失敗して、多くの人の手を借りながら1日でも早く一人前のエンジニアになりたいと思っています。
そして、自身の職域の枠を取っ払い、新規事業立案に挑戦したり、早期に管理職を目指し、その結果としてうるるのビジョンを実現に導くことが出来る「仕事人」を目指します。