こんにちは、人事の今村です。
今回はウフルでの働き方について、人事総務部 総務労務室 室長の髙木 美幸さんへインタビューしました。
外資系航空会社CAから人事未経験でウフルへ入社し、オフィス移転や
コロナ禍での働き方整備などを率先して進めてきた髙木さん。リモート勤務導入から1年半が経過し、ウフルでの働き方がどう変化したかを聞いてみました。
ーーこれまでのキャリアとウフルに入社した経緯を教えてください
大学卒業後、外資系航空会社でCAを10年間経験しました。ちょうど10年経った頃にキャリアについて「この先は今までと全く異なることやってみたい」と考えるようになり、転職活動をする中でご縁があってウフルに入社しました。他にも内定をいただいている会社はありましたが、「今後どんな仕事をするにしても、まずはIT企業に関わり経験を積むことは絶対に良いことだ」と思い、最後はウフルに決めました。
ーー入社から今まで、どんなお仕事をしていますか?
入社後すぐにオフィス移転プロジェクトや社内イベントの企画・運営、そして労務では給与担当まで様々な仕事をしてきました。(実は営業も経験があります!)入社当時は全て未経験でしたが、入社6年目の現在は労務・総務全般を担当し、同チームの室長を務めています。
私の仕事は「縁の下のその下の力持ち」だと思っていて、表には出ないことが多いですが、みなさんの「働く」を全面的にサポートしています。
ーー「働く」のルール整備も率先してされてきたとのことですが、今のウフルの働き方について教えてください
まずはフレックスタイム制度を導入しています。場所に関しては社員が3つの働き方を選択してもらえるようにしています。①オフィスとリモートを組み合わせたワークスタイル②ベースはリモートで必要な時だけ出社スタイル③原則国内どこで働いても良いフルリモートスタイルです。
一言でいうと非常に柔軟性が高い働き方だと思います。もともとフレックスタイムを導入していて働く時間を自分たちで決めることができていました。そこにリモート勤務の選択肢も加わったことで、働く場所も自分たちで決められるようなりましたのでより柔軟性が高まったと思います。
他にも例えば時短勤務については、決められた枠組みだけでなく、社員の希望を聞き「Aで都合が合わなければB・Cの働き方は?」と相談しながら決めるようにしています。こういったところも他社にはないのではないかなと思いますね。これまで、女性男性ともに時短勤務の取得実績があります。
ーー3つの働き方が選択できるのは嬉しいですね。そのようなルールを整備するまでにどのよう経緯があったんですか?
最初は、新型コロナウイルス対策で発出された緊急事態宣言の影響で在宅勤務を急遽導入しました。しかし、その後社員へアンケートを取った結果、在宅の方が生産性が上がったという意見が多く、且つ業務内容を考えても出社の必然性は他業態と比較して低いと思いました。加えて社員が望む声があるのであれば、コロナが収束した後も、引き続き同じような形式で進めるのが良いのではと考えルールを整備しました。もちろん、経営の状況を加味したり社員のみなさんからの意見を定期的に収集したりして、その時の状況に合わせてベストな働き方ができるようにルールも変更してく予定です。
ーー出社の人もいればリモートの人もいる状況下で、特にオフィスの持ち方はどの企業も迷うポイントですよね。ウフルの場合はどうしたんですか?
社員のリモート勤務への移行がスムーズに進む一方で、コロナ感染の状況が悪化していたため、オフィスを維持する必要性がないのではないかと本格的に考えるようになりました。一旦シェアオフィスのような、世の中の流れに合わせてフレキシブルにサイズや場所を動かせるような場所にオフィスを移転し、様子を見て集まった方が良いのであればと決断しました。結果的にはWeWorkを活用することにしました。
ーーフルリモート体制へ切り替えてから1年半経過したが、どうですか?
当初は社員のみなさんもリモート勤務に慣れない部分や戸惑う部分もあったようで相談もありました。しかし1年半が経過し、それぞれのペースが掴めてきていて出社するときは出社する働き方で上手くいっているように思います。社員からは「通勤時間がなくなった」「自分の好きな場所で働ける」という声が上がっています。会社目線でも「社員の感染リスクを下げられる」「オフィス維持費用を下げられるメリットがある」という声を耳にしますね。
もちろん出社していたころと比較して、デメリットを感じる部分もあります。社員同士のコミュニケーション機会の減少や、社員が自宅で働く環境を整えるための費用負担などです。
ただその問題を放置するのではなく、施策も打っています。コミュニケーション機会の減少に関しては、社員同士が業務とは関係ないスピーチを行い、顔を合わせられる場を毎週設けていまして大変好評です!その他、コロナ流行前から実施していた社内勉強会もオンラインに切り替えて定期的に開催しています。また、費用負担の問題に関してはリモート手当として毎月3,000円支給する制度も整えました。
メリットデメリットがある分、そのデメリットを最大限解消できるように施策を打っていけるのも私の仕事です。
ーーウフル歴も長い髙木さん。髙木さんから見たウフルの良いところは?
なんだかんだ、人だと思いますね。6年間ウフルにいますが、みんな優しくて一緒に働く人には恵まれているなと思うことばかりです。
あとはやはり自由なところです。私はルールを作る側ですが、「慣習」よりも「今の自分たちにフィットする」ことを意識して自由な発想で取り組んでいます。ウフルは役員の方々に固定概念がなく「いいね、それやってみよう」と賛同してくれることが多いです。「やってみよう」の風土がイノベーションを起こし、事業の強みにもつながっていると思います。
ーー髙木さんのやりがいは?
人に必要とされること・・・ですかね(笑)あまりここを目指して!とは普段考えていなくて、私は「置かれた場所で咲きなさい」をモットーに、求められることに応え続けることがそのままやりがいになっているタイプです。
ーー最後に一言!
ウフルを選択した自分は、本当に良い選択をしたと思っています。
こんなに色々なことに挑戦させてくれる会社はないのではと思います。本当に自由なので、その分自律していることも求められますが、自分にはとても合っていました!今後社員数が増え、同時に多様性も更に増すのではと思いますが、ルールを整備しながら対応し、良い会社を作る縁の下の下の力持ちで居続けたいと思います。
髙木さん、ありがとうございました!