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〜大阪オフィスから〜広島県社内IoTエキスパート育成講座にメンターとして参加しました。

9月某日、広島県広島市にて社内IoTエキスパート育成講座のハンズオンを開催しました。
社内IoTエキスパート育成講座とは、広島県が企画・推進している、広島経済圏を支える地元企業の社内にIoT戦略の企画立案から実行までを担える人材を育成することを目的とした施策です。
ウフルはIoT人材育成の指南役として2年前からご支援させていただいています。

座学やハンズオン、アイディアソンなどにより実戦的な支援を行うために、ウフルの担当者が中心となって企画、推進しています。ウフルには多数の地方ハッカソンの支援実績があり、今回もそのノウハウの詰まったカリキュラムが組まれました。
今回は座学の後初めて実際のデバイスを手にする体験学習ということもあり、技術の専門家として関西のメンバーも技術サポート兼メンターとして参加しましたので、当日の様子をご紹介します!

快適/効果的/効率的なハンズオンのための事前準備が欠かせません

まずは事前準備。
Raspberry Piや各種センサーを参加者人数に合わせてパックにしていきます。

「何してるの?」
「ラズベリーパイ(Raspberry Pi)詰めてます」
「ケーキ屋さんか」

というボケとツッコミが自然発生するところが大阪オフィスならではの風景です。

そんなゆるりとした雰囲気を醸し出しつつも、真剣に事前準備を進めていきます。
ハッカソン当日の進行が上手くいくかどうかは、事前準備にかかっていると言っても過言ではありません。

無事広島入り

現地入りした関西メンバーが広島駅前でぱちり。
広島県での取り組みにはこれまでも複数のメンバーが参画しています。
今回の関西からの選抜メンバーはこの3名。他の部署のメンバーもこの後会場で合流します。

開催前の会場セッティング

今回は今話題のイノベーション・ハブ・ひろしまCamps(キャンプス)のセミナースペースを使用して開催しました。
参加者の皆様の会場入り前に、準備を進めていきます。

参加者一人ひとりの座席に今回のハンズオンで使用するキットを配置します。

現地で最後のセッティング作業。

講師も事前準備に余念がありません。
今回の講師はウフルのプロパーではなく、エッジ周りに強く、IoTプロジェクトの実践経験も豊富なパートナーが担当しています。

“協創”をモットーとするウフルでは社内リソースに拘らず、お客様に最高の価値を提供するために、パートナーを含めた“最高のチーム”で臨みます。

いよいよハンズオン開始!

この講座は、広島県下の様々な業種の企業の方にご参加いただいています。
冒頭、ウフルの担当者よりカリキュラムの全体像、およびこの講座のゴールイメージをご説明し、本日のハンズオンの目的を共有します。

本日のテーマは「IoTを支える汎用的な技術を実戦で学習」!

講師による講義と同時進行でハンズオンを行います。
デバイスのセッティング、Node-REDでのデータフロー設定、デプロイといった操作をメンターがフォローしつつ進めます。

メンターは、
・どのセンターを使ったらいいか
・Node-REDで実現するにはどのように作ればよいか
・実際にすすめるときの注意点
などを具体的にアドバイスさせていただきながら操作サポートを行います。

参加者の皆様は真剣にハンズオンに取り組みます。
デバイスセッティングに集中!

Node-REDは、ノードをつなげフロー化するというGUIで視覚的に設定を行います。

ハンズオンを終えて

今回のハンズオンでは、プログラムを組むことが全く初めての方でも、今回の体験を楽しんで取り組んでいただけていることが伝わってきました。 このハンズオンを通し、IoTの世界のハードルは世間一般のイメージほど高くないことを実感していただけたのではないかと思います。

最後はお好み焼で反省会!

ところで広島といえば、名物の一つはお好み焼です(筆者主観)。 広島に住んでいたことのある肉玉そば派の筆者としては何故皆そろいもそろってうどん入りなのか疑問ではありますが、一仕事終えて腹ペコの時のうどん入りは格別ですね!
地方のお仕事は、その土地の名物も楽しみつつ、地域課題の解決に携わることができることにやりがいと面白味を感じています。


最後にメンターより

今回のプログラムは、2回の座学を終えた後の初めての体験学習の位置付けであり、
ハンズオン講習では、「データ収集〜データ蓄積〜可視化」というひとつの流れを体験していただきました。
いくつかのセンサーを接続し、データフローを作成、取得したデータを可視化するという基本的な操作ですが、これがIoTを語る上での基本となります。


・Raspberry Piを一度も触ったことがない
・データを実際どうやって取ったらいいの?
・取ったデータはどうやったら見えるの?


といった参加者の方々が、
わずか半日のプログラムを経て講義が終わる頃には、


・温度のしきい値を超えたらブザーを鳴らす
・温湿度をLCDディスプレイに表示させる
・クラウドにデータを送信し、折れ線グラフで表示する


といった動きを、Node-REDとGrove*のセンサーを用いて作ることが出来ました。
最後のもくもくタイムには、参加者の皆様が自主的にデバイスをセッティングし色々なセンサーを試してみるなど、ハンズオンで学んだことを即実戦につなげる姿を目の当たりにしました。
* Grove = はんだ付けを行わず、差すだけで扱えるセンサーモジュール。

参加者の皆様からは、
・自分たちでも出来そう!
・実際にイメージが湧いてきた!
・思ったより難しくなかった!
という声をいただきました。

参加者の方に非常に真剣に取り組んでいただき、メンターたちも気が引き締まる思いです。
ハンズオンでは最も基本的な設定や操作を学んでいただきましたが、実際の業務では参加者の皆様が直接手を動かすことはないケースの方が多いでしょう。
ただ、自身でIoT施策の技術的土台に直に触れた経験は、自社のIoT施策にどのような立場で関わることになったとしても、必ず役に立つはずです。
次回以降も参加者の皆様にIoTに関する様々な学びを持ち帰っていただくよう、引き続き取り組みを行ってまいります!

大阪オフィスでは、一緒に活躍していただける仲間を募集中です!

株式会社ウフルは、IoT x デジタルマーケティング x クラウドの分野で最先端のIT活用を世の中に発信し続けています。
本社のみならず大阪オフィスでもIoTへの取り組みを行なっており、関西テクノロジーインテグレーション部もメンバーとして参加しています。
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