こんにちは!採用広報のねぇさんです。
今回は2024年5月入社「ぐっきー」のインタビューです。ぜひ、ご覧ください!
コーポレートエンジニアに出会えてラッキー
2024年5月入社のぐっきーです。僕は東京出身で大学の農学部を卒業後、2018年に転職支援サービスの会社に新卒入社して7年勤めました。UGは2社目で、現在はシェアード社員としてお客様を2社担当しています。よろしくお願いします!
ーーありがとうございます。大学は農学部だったんですね!なぜ農学部に進んだのですか?
高校生のとき、珍しく大きく体調を崩したことがありました。薬で治療もしたのですが、食欲が戻りはじめたのと同時に体調が回復しだしたことがあり、「人間にとって食べることはとても重要だ」と考えるようになりました。当時の僕なりに将来就く仕事や生活のことを考え、「食の知識を身につけたら人生困らないかもしれない」と思ったんです。大学では、ブルーベリーをどうしたら甘くできるか?をテーマに、水や光を増やしたり減らしたり、品種をかけ合わせて栽培をする研究をしていました。
ーーでも食の方面には就職しなかったんですね。
大学時代によみうりランドでアルバイトをしていました。遊園地で遊んで笑顔になって帰っていくたくさんの親子を見ていて、「自分の仕事で誰かが笑顔になってくれる」、そのことがとてもうれしかったんです。
就職活動を始めるとき、アルバイトでうれしかったことを思い出し、食の知識ではなく人と直接関わることで社会貢献したいと考えるようになりました。「誰かの人生を幸せにする仕事」で見つけたのが転職支援です。「一日のなかで大多数の時間をかける仕事が楽しかったら、人は楽しく生きられるのでは?」そんな思いで、キャリアコンサルタントとして転職支援サービスの会社に就職しました。
ーーなるほど!!実際にその会社で働いてみて、いかがでしたか?
よく調べもせずに就職してしまって後でわかったことなのですが、僕が就職したのはIT業界に特化した転職エージェントだったんです。主にエンジニアの方を対象に転職支援をしたのですが・・・僕、パソコンの操作もよくわからない、というくらいにITのことが何もわからなくて(苦笑)
ーーえ~!今のぐっきーからは想像できないです(笑)
転職の相談に来てくれた方がこれまでどんなお仕事をしてきて、これからどんなお仕事をしたいのか。想像するのは難しかったのですが、とにかく夢中でお話を聞きました。入社して1年半ほど経ったころ、海外勤務の社内公募があって試しに応募してみたら、なんと合格してタイに渡ることになりました!
ーーおおおおすごい!タイでもキャリアコンサルタントのお仕事だったんですか?
いえ、本社では手に負えないバックオフィス業務のBPO拠点で、僕はそこのチームマネジメントをすることになりました。タイ人・日本人あわせて30名ほどのチームで、主な仕事は彼らのモチベーション向上のためのマネジメント業務でした。
最初はあまり歓迎されているムードではなかったし、日本を離れて少しホームシック気味でしたが、みんなと一緒に仕事をするうちにだんだんと打ち解けていきました。スタッフのほうから積極的に業務の改善案を出してくれたり、お弁当を作って持ってきてくれる人もいて、最終的にはすごく仲良くなれました。
タイには2年半ほど居て、今の奥さんと出会えたことも、すごくうれしいできごとでしたね(照笑)
ーー素敵なお話ですね!!帰国後はキャリアコンサルタントに戻ったのですか?
それが、全然違ったんです!入社以来、いつも気にかけてくださる役員の方に呼ばれて、突然「あなたの次の配属はどこでしょう?」と、クイズを出されました。
ーーおもしろい役員さんですね(笑)
「営業ですか?」「ブー」「新規開拓ですか?」「ブブー」・・・というようなやり取りを何回か繰り返したけど、全然わからなくて。降参して正解を聞いたら、コーポレートIT部門だったんです!もう、すっごく驚きました!ITに疎い自分がここに配属されるなんて思ってもみなかったです。
コーポレートIT部門は当時8名ほどのチームでしたが、社内異動も多く、入れ替わりが定期的に発生する部署でした。話を聞いてみると、僕が配属された理由がもう一つありました。自動化しようとしている業務があり、その業務内容に詳しい僕に声がかかったんです。
ーーなるほど!業務をよく理解していたからなんですね。コーポレートITのお仕事をしてみて、いかがでしたか?
夜間や早朝の作業があるので、最初は「この仕事、きついな」と思うこともありましたが、次第に楽しい気持ちのほうが上回るようになりました。
ーーどんなときに楽しい気持ちが上回ったんですか?
自分の仕事によって会社に大きな影響を与えられたときですね。業務の自動化プロジェクトでは、それまでの業務全体の40%を移管し、人的リソース数千万円の削減につながりました。自分の手でこんなに変えられるんだ!と、ワクワクしました。
ーーすごいですね!!(驚)ITのお仕事は初めてでしたよね。どうやって進めていったのですか?
ひたすら本やインターネットで調べて、自分なりにプログラムを書きました。「この見え方が正しいかな?」「ここがこういう動きになれば業務がラクになるかな?」と、自分なりに考えてつくったものを上司や業務部門の人に確認しながら進めました。動作検証も、日中の業務に支障が出ないよう朝5時に起きてやったりもしましたね。
自分では選ばなかった仕事だけど、わからないことを調べたり、できなかったことができるようになったり。毎日新しいことに触れることができ、「こんなにおもしろい仕事があったんだ!」と感激して、どんどんのめり込んでいきました。
ーーぐっきーをコーポレートIT部門に配属した役員の方は、こうなることがわかっていたんでしょうね!
はい、本当にそうだったみたいです。「明るい性格で、周囲と積極的にコミュニケーションをとってくれるあなたなら、各部門と上手く連携しながら楽しんでコーポレートITの仕事をしてくれると思っていましたよ!」と、その役員の方に言っていただきました。僕自身も、夢中で仕事をしているうちに「コーポレートエンジニア、楽しい。天職だ!」と思うようになったんですよね。そう思える仕事に出会えてラッキーだなと思っています。
コーポレートエンジニアが輝ける場所
前職では仕事を通して会社に貢献できていると感じられたし、社内の人から「ありがとう」と言ってもらえることもすごくうれしかったです。ただ、コーポレートIT部門の仕事が会社への貢献度が高いといっても、やはり人事評価や昇給となると、営業など売上をつくっている部門のほうが評価されやすい。「コーポレートエンジニアがもっと輝ける場所ってないのかな?」と考えるうちに、居心地の良さを捨ててでもまだ見ぬ世界に飛び込んでみたくなりました。
ーー転職活動をするうえで大事にしていたことはなんですか?
職種にこだわって、コーポレートエンジニアを中心に、ITコンサルタントと採用担当の募集をチェックしていました。人と話すのが好きなので、関わる人が多い仕事がいいなと思っていました。でも最終的に、コーポレートエンジニアに絞りました。ITをいろいろな側面から学んで仕事に活かせる「よりどりみどり」なところにワクワクして、やっぱりコーポレートエンジニアは辞められないって思ったんです。
ーーUGを知ったときの第一印象はいかがでしたか?
スカウトメールをもらって「不思議な会社だな〜」と思いました。何度か面談を重ねていろいろな人とお話しても、なかなか仕事や働き方のイメージが湧かなかったんです。
ーーそれでも、入社した決め手は何だったのですか?
「一つの会社に留まらず、社会全体に貢献しながら収入も上げていきたい。」そう考えた僕にとって、UGはぴったりな転職先でした。ほかに最終面接まで進んだ企業もあったのですが、そちらは辞退して、迷わずUGに決めました。子どものころからとにかく探求心が強い僕は、わからないことだらけのUGにものすごく興味が湧いてしまったんです!
ーー実際にUGに入社してみて、いかがでしたか?
入社直後は自由な社風に少し戸惑いましたが、よくわからないまま入社したので特にギャップは感じませんでした。
現在担当しているお客様のうち1社は社員数500名ほどのIT企業で、新入社員の方向けのPCやアカウントの準備、調達するPCの選定に携わっています。多いときでひと月に20名ほど入社があります。一連の業務を自動化することで入社準備にかかる時間を30%程度短縮できました。
そのお客様への訪問頻度は週2日なのですが、コーポレートIT部門以外の社員の方々にも顔と名前を覚えていただいています。「ぐっきーさんにお願いすると丁寧に対応してもらえて助かります」というお声もあったと聞き、「転職してよかった!輝けるコーポレートエンジニアになれた!」と思いました。
ーーうれしいお言葉ですね。もう1社のお客様でのお話も聞かせてください。
家電メーカーのお客様でBIツールの運用を担当しています。ベンダーとの間に入ってアプリの機能改善を推進していく橋渡しのような役割です。
お客様との顔合わせで自己紹介したとき、BIツールを扱った経験がなかったので「この人で大丈夫かな?」と心配されていました。そのとき、AM(※)ののぞが「ツールの扱い方はやってみれば覚えられますよ!」と送り出してくれて、少し不安もありつつ思い切って飛び込みました。
初めのうちは手探り状態が続きましたが、一つ一つ丁寧に調べて、BIツールを扱うために必要な知識や操作方法を身につけていきました。今ではお客様から「ぐっきーさんがいるうちにできる限りたくさんのことを実現して社内のDXを推進したい」と言っていただきました。
※AM=顧客責任者。準委任契約における指揮命令者であり、現場メンバーとは別にお客様やメンバーの状態を把握し支援する
ーーそのチャレンジ、素晴らしいです!
僕もお客様担当者の方に「やったことがない仕事をするのが本当に楽しいので、もっとがんばりたいです」と何かにつけてお伝えしているので、もしかすると最近は変人扱いされているかもしれません(苦笑)
ーーそういう前向きな性格は子どものときからですか?
物心ついたときには両親から「楽観的でいいねぇ」と言われていました。お客様にも「どうしてそんなに明るく仕事できるんですか?」と言われることがあります。
僕自身は、同じスクラムで働くメンバーを見ていて、落ち着いた対応ができるコーポレートエンジニアになりたいと思っているんですけどね。
ーー詳しく聞かせてください。
お客様からの質問に、限られた情報をもとにパッと答えて対応しているところを見て、かっこいいなと思いました。僕はまだ知識も経験も少ないので、お客様のお困りごとに向き合うとき「こういう認識で合っているのかな」「こういう進め方で実現できそうかな」と、勢いよく聞きすぎてしまうんですよね。
ーーやはり探求心が強いからでしょうか?
探求心が強いからかもしれないし、誰かが困っているとものすごく気になって、助けてあげたいんですよね。おせっかいで、周りの人のことを常に考えてしまう。僕のクセなんだと思います(笑)
コーポレートエンジニアとしてもっともっと輝きたい
お客様に安心してプロジェクトを任せていただけるような、プロジェクトマネジャーやPMOになりたいです。もっとたくさんのお客様をお助けしたい一方で、現在担当している2社のお客様でまだやりきれていないことがたくさんあります。たとえば社内規程の整備を自分が推進していきたいのですが、今の僕は目の前の仕事に精一杯で、ほかのUGメンバーが推進しています。そのことがとても悔しい。これからもっと仕事の幅を広げていきたいです。
ーーそのために取り組んでいることはありますか?
情報セキュリティマネジメントの勉強をしたり、社外のエンジニア向けイベントに参加して他社の取り組みや最新の動向を学んだりしています。
前職は社員数が多くレポートラインがしっかり決まっていたこともあり、障害が起きたときはマニュアルに書かれたことに対応するだけで、自分で考えて動くことが少なかったんです。
シェアード社員として働いている今は、お客様先の社員の方と直接やり取りする場面が多く、技術的なことを身につけるのはもちろんですが、もっと高いレベルのコミュニケーション能力が必要だと感じています。
ーーそう感じたのは、どんなきっかけがあったんですか?
あるプロジェクトについて役職者の方に進捗をご説明したとき、回りくどい話し方をしてしまったんです。結論から話しはじめたり、根拠のある数字を提示したりしながら、もっと簡潔に説明できたのではないかと反省しました。他愛ないおしゃべりならいくらでもできるんですけどね(苦笑)AMののぞが綺麗にわかりやすくまとまった資料をもとに、お客様に堂々と提案する様子を見て、刺激を受けました。仕事で選ばれる人になるには、堂々とロジカルに話せることも必要なのだと、のぞの仕事や振る舞いを見て学びました。
ーー身近なメンバーからも刺激を受けているんですね!
UGには、輝くコーポレートエンジニアがたくさんいます。僕も、UGに転職したことでより輝くコーポレートエンジニアになれている気がします。初めてのことに取り組んで達成していくことがとにかく楽しいし、もっともっと成長してもっともっと輝きたいです。
今はお客様にかける時間が多く、UGメンバーと交流する時間をつくれていないので、これからもっとたくさんのメンバーと関わって、UGメンバーとお客様をつなぐ架け橋のような存在になれたらいいなと思っています。
ーー成長が止まらないぐっきーのこれからが楽しみです。今日はたくさんのお話ありがとうございました!