こんにちは!採用広報のねぇさんです。
今回は2019年新卒入社「なたね」のインタビューです。ぜひ、ご覧ください!
入社6年目。UGアカデミー全体をプロデュースすることになりました
ーー2021年には「ゼロイチ講座」のインタビュー(前編、後編)にも登場してくれましたね。今日はあらためてよろしくお願いします!はじめに、自己紹介をお願いできますか。
よろしくお願いします!2019年新卒入社のなたねです。私は福岡県出身で大学進学と同時に上京し、国際協力や多文化共生、ジェンダー論などを主に学んでいました。
UG入社後の5年間はシェアード社員としてコーポレートエンジニアをしつつ、UGアカデミー(※以下、UGA)の企画・運営、ユニットリーダー(※以下、UL)、顧客責任者(※以下、AM)など毎年新しいことにチャレンジしています。今年度(2024年)からUGAの全体を統括し、プロデュースする役割も担うことになりました。
※UGアカデミー:入社してから3年間で目標のスキルレベルまで到達するために、ITスキルとビジネススキルの成長加速を支援するプログラム
※ユニットリーダー(UL)=インソーシング事業部を構成する8~10名ほどのチームのリーダー
※顧客責任者(AM)=準委任契約における指揮命令者であり、現場メンバーとは別にお客様やメンバーの状態を把握し支援する役割
ーーたくさんのことにチャレンジしていますね!まず、UGAの企画・運営に携わるようになったきっかけを教えてください。
私が入社した2019年はUGAが開講した年でした。UGでは2018年夏ごろから教育の体系化を推進しはじめたばかりだったこともあり、開講当初のUGAは「受講生がお客様先での学びを各自シェアする」という内容でした。
お客様先で仕事をしながら学びを両立するのはすごく大変だと感じていて、「事前に身につけられる知識や考え方は事前に学べたほうが、成長できるスピードが速くなるのでは?」と考えていたところ、当時の責任者であるおかべっぷから「UGAについてぜひ一緒に考えてほしい」とお誘いがありました。それから5年、ずっと企画・運営に携わっています。
ーー今年からUGA全体をプロデュースするようになって、これまでとはどんな違いがありますか?
昨年から今年にかけては私を含め6〜8名ほどのメンバーがUGAの企画・運営に携わっていて、私はUGAのカリキュラムの全体像を考えながら、各講座運営や企画の主担当をしているメンバーとのコミュニケーションをしています。これまでもUGAのなかでリーダーを担ったことがありましたが、全体のプロデュースとなるとまるで世界が変わりました。
ーー詳しく聞かせてください!
UGAの企画・運営には新卒・中途問わず毎年新たなメンバーが参画してくれています。会社が成長し状況が変化しているなかで、いろいろな意見や考えを持ったメンバーと「UGAとして大事にしたいことはなんだろう?」を常に意識しながら対話やディスカッションを重ねてUGAの活動内容を考え、実践しています。正解のないことを考える場面も多いですし、メリット・デメリットどちらもあるなかで最後の意思決定を私自身がしなくてはいけないこともあり、決断することの難しさを感じています。
UGの新卒入社人数は毎年増え続けていて、2023年以降は一学年20名を超えています。2022年度からは新卒通年採用も始まり、さまざまなタイミングで成長意欲にあふれた新卒メンバーが入社してくれています。「UGAとして次の新卒をどのように受け入れるか?」については、新卒の入社を控えたタイミングで毎回議論しており、新卒メンバー本人の意欲を最大限に後押しして成長加速につなげられるよう、工夫や改善を重ねながら取り組んでいます。
2024年の新卒向けの講座は、一部の特別な企画を除きほぼすべてを自主参加と位置づけました。昨年までは入社後2ヶ月間のうちに開催する講座は基本的に全員受講必須と位置づけていたのですが、なかには「いち早くお客様先で仕事がしたい!」というメンバーもいます。UGは「自ら学び、自ら考え、自ら行動する」ことを大事にしている会社でもあるし、新卒のときからそれがあたりまえになっている。全員受講必須はもう違うんじゃないか・・・。昨年度の新卒メンバーの意見も参考にしながら、今年の開催については「自主参加で案内しよう」と運営メンバー全員で決めました。
ーー他にも難しさを感じることはありますか?
UGAの企画・運営に携わっているメンバーは、自分や周りのUGメンバーの成長に対する熱い想いのもと、新しい講座などバラエティ豊かな企画を打ち出してくれています。私が知っていることはどんどん伝えていきたいと思いながらも、メンバーには「自分なりに考えて推進する」という経験もしてもらいたい。対話の最中に相手が困った顔をしているときは、「私から具体的なアドバイスを伝えてみるべきだろうか」「いや、もうちょっと任せてみようかな・・・」なんていうことを考えています。
私もこれまでの5年間、悩んで立ち止まってしまう場面でおかべっぷにヒントをもらい、「そうか、そういう視点もあるのか!」と気づかせてもらって、ようやく企画の推進ができるようになりました。メンバーに任せるところと私がサポートに入るところのバランスを見極めるのが、難しいですね。
ですが、そういったプロセスを経て自分ひとりでは思いつかなかったり、実現できないような企画や講座が新しく生まれて、参加しているUGメンバーが楽しんでくれているのを見ると、とてもうれしく感じます!
ーー丁寧に議論を重ねて活動しているのですね。毎年変化していくUGAが今後も楽しみです!
UGAの企画・運営はようやくチームとして安定し、メンバー一人ひとりが主体的に動けるようになってきました。私の感覚としては”ゼロ”から”イチ”になったところです。ただ、UGは会社として成長している途中で、それとともにUGAも成長していくことを考えていきたい。今後の発展のためにメンバーたちともっといいやり方を模索していきたいし、現在のUGAの全体像や活動内容、そして未来への展望を自分たちの言葉で社内外にもっと発信していきたいと思っています!
ーー今年は「新卒入社の1年目」マンガも完成しました!なたねから見て、マンガの出来栄えはいかがですか?
第一弾のマンガがリリースされた直後に、第二弾はUGAをテーマにマンガを作ってみるのはどうだろう?というアイデアを聞きました。"新卒1年目のシェアード社員がお客様先での仕事やUGアカデミーでの学びを通して成長する姿を描く"というコンセプトで、確かにそれならUGに興味を持ってくれてる学生の方にも、UGAに今まであまり関わったことのない社内の方にもUGAのイメージを深めてもらえるので「とてもいいな!」と思いました。
マンガのシナリオ作りやネームの確認など、制作の過程に関わることができたのは貴重な体験でしたね。新卒1年目の3人が、それぞれ違った思いや葛藤を抱えながら「自ら考え、自ら動き、自ら成長」していく様子をリアルに描いていて、普段一緒に働いているUG新卒メンバーのみんなが積極的に動いてくれる姿と重なるなと感じました。ぜひたくさんの方に読んでいただきたいですね!
お客様と向き合い続けることの大切さ
ーー数年前のことになりますが、就職活動について聞かせてください。
両親は公務員なのですが、大学時代に自分の進路を考えたとき、自分は公務員になるよりも民間企業に就職するイメージを持ちました。世の中で通用するスキルを身につけてステップアップしながら、稼ぐ力もつけていきたい。そこで、何のスキルを身につけようか?と考えたとき、ITスキルが必要とされる仕事や業界は将来性がありそうだと感じたんです。
ーーUGと出会ったきっかけは何だったのですか?
就活サイトを通じてスカウトをもらいました。最初の面談のとき「プログラミングではなく、システムの利活用を通してお客様企業の成長を支える仕事」と聞いて、すごく興味を持ちました。私自身、自分がやりたいことをやるよりも、人との関わりあいのなかで誰かのサポートをすることが働くことへのモチベーションにつながると思ったんです。
面談を何回も設定してもらったことを覚えています。面談ごとに自分の働き方や考え方についての深堀りポイントをもらって、「次はどうしたい?」と聞かれ「じゃあ、このポイントについて経験談を聞かせてくれる方と話してみたいです」と希望して回数が重なっていったように思います(笑)
全社会にもゲスト参加しました。そうしてUGとの接点を重ねても「ここは嫌な点だな」「やめようかな」と思うことがほとんどなくて、「この人たちと一緒にお客様企業の成長を支える仕事をしてみたい」という気持ちが変わらなかったので、これもご縁だなと思って入社を決めました!
ーー実際にコーポレートエンジニアとして働いてみて、いかがでしたか?
会社全体を見渡せるコーポレートITの仕事はすごくおもしろいです。これまで4社のお客様先でコーポレートIT業務に携わりました。新卒未経験入社でコーポレートエンジニアとして働きはじめて、最初はPCキッティングやアカウント管理といった仕事から担当しました。マニュアル通りの仕事といえばそうですが、自分の作業一つひとつがお客様企業の方々がスムーズに業務を行う上での礎になっているのだなと思って、とてもやりがいを感じていました。
入社3年目には、約50名ほどの規模のお客様で「ひとり情シス」をさせていただきました。総務の部門長、時には社長の方と直接対話しながらシステムの利用方針を決める場面では、難しさやプレッシャーを感じましたね。しかし、会社全体でのIT利活用について管理・推進するコーポレートエンジニアのおもしろさや責任に触れることができ、とても貴重な経験ができました。
2022年からはAMとして今までに合計5社のお客様を担当しています。UGを代表してお客様と関わる立場になったことで、お客様先で実務をしていたときには見えなかったものが見えてきたり、お客様との関係性にも変化が起きたりしました。
ーーどんな変化だったのでしょう?
私が入社した直後から担当していたお客様のAMになったとき、初めは「これまでの自分を知ってくれているから、一から関係性を築かなくても大丈夫だろう」と無意識に思っていました。しかし、現場メンバーのリソース不足や専門領域へのスキル不足をお客様も気にされているようだ、というきっかけからメンバー増員の提案をしたところ、なかなかお客様に同意していただけるようなお話ができず、お客様にもUGメンバーにももどかしい思いをさせてしまいました。お客様が本当はどういうことに困っていて、どういう状態になりたいのか。大切なことを聞き出せる関係をまだ築けていないことにそのとき初めて気がつき、現場で仕事をするときとAMの立場で関わるときの違いを感じました。「会社対会社」の関係をより強く意識する場面が増え、責任の重さを感じています。
会社全体を支える仕事をしていきたい
ーー入社6年目ですね。どんなときに「成長」を感じていますか?
ふとしたときに振り返って、「そういえば、あんなことも、こんなこともできるようになった!」と気づくことがあります。普段は目の前の課題に取り組むことで頭がいっぱいで、必死です(苦笑)
ーーちょっと意外です!ちょっと遠くからなたねを見ていた私は「どんどん新しいことにチャレンジしていて、すごいな!」と思っていました。
毎年新しいことにチャレンジさせてもらっているので、こういったインタビューの場やウェルカムラリーで自己紹介をすると「すごいですね」と言ってもらえることが多くありがたいのですが、自分としては常にもがきながら進んできたというのが正直なところです。
UGAの企画・運営もAMもULも「今度はこれやってみない?」と声をかけてもらったことがきっかけで夢中で取り組んでいたら、いつのまにか自分の仕事の幅が広がっていました。
今でもまだもがき続けている感覚なので、「自分なりのペースで成長している途中なのかな?」と思っています。
ーーこの先、ありたい自分像や将来の展望があれば聞かせてください。
コーポレートエンジニアとしてお客様の経営層や部門長の方たちと一緒に仕事をさせていただくうちに、ITの利活用を通じてビジネスを支え、推進するコーポレートIT業務と同様に、それぞれの役割から会社を支え、盛り上げていく経理・財務・総務・人事・採用・・・など、バックオフィス業務への関心が高まってきています。もちろん、ずっと携わってきたUGAの活動を通じてその奥深さややりがいを実感してきた人材育成分野にも、継続して関わっていけたらという思いがあります。お客様に対してもUG社内に対しても、会社全体を支えられるような仕事をこれからも続けていきたいです。
また、この先出産や子育てなどライフステージの変化で仕事のやり方が変わっていくかもしれません。そのときも今と変わらず、変化を楽しみながら新しいチャレンジをしていきたいですし、次の世代のメンバーにも、私が今やっているようなチャレンジをしていってもらえたらいいな、と思っています。
ーーそれでは最後の質問です。なたねにとってUGとは?
いろいろなチャレンジの機会にあふれている、おもしろい会社です!
私にとって仕事は「自分を試す機会」です。目の前のことに必死に取り組んでいるうちに、自分の可能性はどんどん広がっていく。新しい経験も役割も、どこまで自分ができるのか?そのチャレンジの繰り返しで新しい世界が見えてくるのがとても楽しいです!
ーーたくさんのお話ありがとうございました。これからもなたねのチャレンジを楽しみにしています!