こんにちは!採用広報のねぇさんです。
今回は2013年新卒入社「うまごん」のインタビューです。ぜひ、ご覧ください!
果たすべき責任の重さ
ーー今日はよろしくお願いします!前回のインタビューから4年ぶりの登場ですね。あらためて自己紹介をお願いします。
2013年新卒入社のうまごんです。入社後はシェアード社員としてコーポレートエンジニアを経験しつつ、営業/PM(※)/AM(※)/UL(※)/採用担当等さまざまな役割を兼務し、2020年からインソーシング事業部長を3年間務めてきました。 2023年1月からは人材採用部リーダーとなり、新卒採用・中途採用・採用広報に携わっています。よろしくお願いします!
※PM=案件責任者。お客様先で稼働しているメンバーを管理する役割。
※AM=顧客責任者。準委任契約における指揮命令者であり、現場メンバーとは別にお客様やメンバーの状態を把握し支援する
※UL=ユニット(インソーシング事業部を構成する8~10名ほどのチーム)リーダー。
ーー2018年にも中途採用を担当していましたね。再び採用担当になった経緯を聞かせてください。
インソーシング事業部長をやっていた3年目、2022年秋の経営合宿で採用責任者の高井さんから「来期から本格的に採用をやってみない?」と声をかけてもらいました。部長をやるようになってからますますUGの最重要課題は「人=採用だ!」と考えるようになり、私自身も「また採用やってみたいな」と思っていたんです。また、入社10年を迎える節目ということもあり、「次の10年は採用活動にコミットして、会社の成長に貢献したい」と考えました。
インソーシング事業部長をやっていると、売上管理やメンバーの稼働率など事業部の数字に目が向いてしまいがちです。会社全体を捉えきれなくなり、麻痺してしまうような感覚がありました。役割をガラっと変えてこれまでとは違う経験をしていくことが必要なタイミングだったと思います。
ーー10年先のことまで考えているんですね!!
不器用だから、一つのことに集中しないと取り組めないんです。ただ、「やりたい」と「やる」は違うと思っていて。採用担当者として自分が必要とされている限り、少なくとも10年は続けるつもりです!
ーー前回採用担当をしていたときと、現在とで変化したことはありますか?
ひとつは時間設計が変わったことにより、仕事の密度が濃くなりました。
前回はシェアード社員として午前中はお客様先で仕事をし、午後は本社に移動して採用活動をしていました。採用の仕事に慣れるのに精一杯で、日々の面談や付随する業務に追われ、採用活動全体をより良くするために考える時間や、会社の未来を思い描きながら自分の仕事を見つめ直す時間はほとんどつくることができませんでした。
今は自分の勤務時間を100%採用活動に使えているため、消化不良の感覚はありません。「会社を強くし、成長させていくためにどうすればよいか」を新卒採用・中途採用・採用広報すべての方向から考えることができています。
もうひとつは、今回リーダーという役割を担うことで、採用への責任を強く意識するようになりました。2019年に上場したことにより会社として成長することの大切さが増し、そのための最も重要な取り組みの一つとして「人材の採用」を掲げてきました。「困っている多くのお客様の力になるためにも、働き方を革新していくためにも、シェアード社員を増やし続け、UGも成長し続ける」インソーシング事業部長のときからも感じていたことですが、上場前と後では採用の果たすべき責任の重さがまったく違うと感じています。
難しい仕事のほうがおもしろい
ーー採用をやっていてうれしいことは何ですか?
UGを選んで入社してくれて、楽しそうに働いてる姿を見られることです。
人生がずっと順調な人ってなかなかいないと思うので、仕事で悩んだりもがいたりしていても、そのことを成長の糧にして「UGを選んでよかった」と思ってくれたらうれしいですね。
ーー逆に、採用の難しさはどんなところでしょうか。
インソーシング事業(シェアード社員サービス)は中堅・中小企業から非常に需要があり、現状はありがたいことにたくさんの引き合いをいただいていて、お客様をお待たせしてしまうことも発生しています。しかし現在のUGの採用は、ただ待っているだけでは誰も来てくれません。求人票をこまめに見直して書き換えたり、求職者の目に留まるようにスカウトメールを工夫したり。採用広報では「UGをまったく知らない人にUGを知ってもらうためにはどうしたらいいのか?」「UGという会社をどう表現するか」「予算のかけ方は適正かどうか」など常に考え続けることが大切です。また「採用のミスマッチをゼロにする」ということ重視していますので、IT経験があればどなたでも即採用ともなりません。
ーー難しいことをやっているわりには、いつも涼しい顔をしていますよね(笑)ほかにも採用の難しさを挙げるとしたら何があるでしょうか。
採用市場は毎年変化が大きく、同じことをずっとやっていても結果は出ません。市場の動向に合わせて考え方を変え、行動も変えていく必要があります。
UGでは2033年までに社員数1,000人を目標にしています。毎年同じ採用活動では達成できないし、「未来のUGをつくっていく人」を採用していくには、今何をすべきなのか。多様性のある会社づくりを目指しているので「こういうスキルを持っている人は採用」とはいかない。難しいうえに時間もかかりますが、私自身は難しい仕事のほうがおもしろいですね。
ーー最近、お客様から採用のご相談を受けたそうですね!
あるお客様先の人事担当の方からお声かけいただいて、お話しする機会がありました。「シェアード社員の力も借りつつ、コーポレートエンジニアの正社員がいる」という状態が理想ということで、求人票の書き方や利用媒体、エージェント会社の話、「なぜ事業会社がコーポレートエンジニアを採用するのが難しいのか」などをお話しました。
中堅・中小企業でコーポレートエンジニアの採用にお困りの会社はたくさんあります。UGのお客様先でも、コーポレートIT部門を担う社員が一人もいない会社がたくさんあります。その状態は、UGにとってはお仕事をいただけてありがたいことですが、お客様の立場で考えると「自社にコーポレートITのことがわかる人がいない」という大きなリスクになるんですよね。
ーーお客様の反応はいかがでしたか?
「こんなこともお願いできるんですね!」「助かりました!」と、大変よろこんでいただきました。私も、UGの採用に携わっていることでお客様と新たな接点が生まれたことがうれしいです。
インソーシング事業部長と採用を経験したことで、組織・サービス・採用、どこからでもUGを語れるようになりました。今もお客様のニーズを直接伺うため商談に行くことがありますが、UGのこと語りすぎてしまって「そろそろ本題に戻っていいですか(笑)」と実際にお客様からツッコミが入ったことがあります(苦笑)
UGをもっと好きになってきた
ーーUGの採用面談は「面接」とは言わないですよね。うまごんが意識していることや大切にしていることを聞かせてください。
お互いが変に緊張してジャッジし合うような面談にならないように意識しています。私にとって面談は「一緒に会社の未来をつくっていきたいな」「ともに成長していきたいな」「長く一緒に働きたいな」をお互いに確かめあう場です。企業側が誰に対しても同じ質問を投げかけたり、求職者が事前に想定した質問の答えを用意して臨むような面談ではお互いの理解は深まりません。
また、UGの面談にはこの言葉で訴求する、惹き付けるといった決まり文句もありません。すごくいい方と出会えて「ぜひ一緒に働きたい!!」とこちらが思ったとしても、UGの仕事やお客様、組織や働き方に興味のない人を強引に引き込もうとはしません。時には求職者の方の"仲間"になったつもりで、良いことも悪いことも「ありのままのUGを伝える」ということを大切にしています。この考えは1回目の採用担当のときから少しも変わってないですね!
ーー印象的だった面談やエピソードがあれば聞かせてください。
「すごく興味持っちゃったので資料にまとめてきました!」と、2回目の面談でUGをプレゼンしてくれた人がいました。UGはこんな会社で、こんな課題感があって・・・とその人なりの言葉でUGを語ってくれてうれしかったですね。
シェアード社員の働き方は一人ひとり異なり、入社前に伝えられることには限界があります。聴いた話だけが正解、とも思ってほしくない。そのため選考プロセスのなかで、UGで働いている未来の自分をいかに具体的に想像してもらえるか?を意識しています。想像して語ってもらい、想像しきれていない部分があれば私が補い、またイメージを膨らませてもらう。そうやって、UGという会社の解像度をどんどん高めてくれる人とお話するのがすごく楽しいです!
ーー私も採用担当としてのうまごんと面談してみたかったです!それでは、UGの面談に参加してくださるみなさんへメッセージをお願いします!
「中堅・中小企業を元気にすることで日本を盛り上げたい!」「コーポレートエンジニアとして成長していきたい!」と思っている人全員とお話したいです!
UGのよさは、何に関しても理想を持ちながら会社づくりをしているところです。最近、「UGってすごくいい会社だな」と噛み締めています(笑)
短期間で会社を大きくしようと思ったら、手段はいろいろあったと思うんです。でも、UGはラクなほうを選ばない。組織づくりも”じっくり熟成型”で、企業理念の浸透も時間はかかるけど、「中堅・中小企業」「インソーシング」「コーポレートIT」という軸から絶対にブレていかない。採用も一切妥協しないので「成長意欲がある人」「周りを笑顔にできる人」が集まるのだと思います。エントリーをお待ちしています!
ーーそれでは最後に、今後の展望について聞かせてください。
年齢関係なく活き活き働き続けられる会社づくりをしていきたいです。年齢を重ねていくと「若い人たちが元気に働いてるのを応援する」という考えも出てくるけど、ベテランの人も元気で賑わっている会社っておもしろいじゃないですか!須田さん(社長)も高井さんもいつも元気なんですよね(笑)そんな会社に自分も長く関わって一緒に会社を作っていきたいです!
ーー今日はたくさんのお話ありがとうございました!