こんにちは!採用広報のねぇさんです。
今回は2020年1月入社のシェアード社員「じょみ」のインタビューです。ぜひ、ご覧ください!
人の想いを感じながら仕事をしたい
ーーじょみさんとは昨年からボンドが一緒ですね。今日はよろしくお願いします!はじめに、自己紹介をお願いできますか。
こちらこそ、よろしくお願いします!私は東京出身で大学では心理学を専攻しました。新卒で入社した大手飲食チェーンで店舗運営やマネジメントに携わったのち、社会人2年目のとき初めての転職でIT業界に飛び込みました。UGは3社目になります。
ーーじょみさんが入社されたとき、全社会での自己紹介がとっても印象的でした。スピーチが上手な方だな~~~と聴き惚れていたんです!!!
恥ずかしい!!(照)もしかすると、大学時代に所属した学生団体で鍛えられたのかもしれません。メンバーの募集や活動内容のPRをするとき、大勢の人たちの前で話すことがけっこうあったので・・・。
ーーそうだったのですね!活動内容について詳しく聞かせてください。
その学生団体は「国際協力」「環境保護」「地域活性化」「災害救援」「子どもの教育支援」という5つの分野を軸にボランティア活動をしていて、私が最初に携わったのは宮城県山元町の復興支援でした。他にも地域のお祭り支援や発展途上国の学校・住宅建設の支援、養護施設の子どもたちとの交流など、国内外問わずいろいろな地域で幅広く活動してきました。
ーーどんなきっかけでその学生団体に入られたのですか?
子どものころからボランティア活動に興味があり、ユニセフの募金をしたり、海外の青年団の方と交流をしてきました。私が高校生のときに東日本大震災が発生して、本当は現地のボランティアに参加したかったのですが、当時は何の知識も経験もなかったので両親に大反対されました。そのとき何もできなかった悔しい思いがあり、大学入学と同時にその学生団体に入り、被災地でのボランティア活動に必要な研修を受け現地に赴きました。
ーー実際に復興支援の活動をしてみて、いかがでしたか?
研修を受けたとはいえ、はじめは何もできない自分を情けなく思いました。自分ができることは何なのか、どう立ち回れば役に立てるのか、何もわからず常に手探り状態。ところが、何回か活動を重ねるうちに自分の強みを活かせそうな場面が少しずつわかってきたんです。私は小柄なので、小さな身体を活かせばいいんだ!とひらめき、身体の大きな男性では入れない住宅の床下にもぐってひたすら泥を掻き出す作業をしました。
ーー自分に何ができるかわからない場所に飛び込んで、役に立てる方法は何か?を考えながら行動する。なんだかそれって、シェアード社員みたいですね!?
そうかもしれません。人によってできることや得意・不得意が違うので、「これくらいできて当然だよね」という決めつけや先入観を持たないように意識しています。「人それぞれ持っているものを最大限活かすにはどうすればよいか」ということをいつも考えたいですね。
ーー素敵!私も、じょみさんの温かなお人柄にいつも助けられているひとりです。就職活動についても聞かせてください!
大学時代の4年間はボランティア活動を最優先していたので、ギリギリまで就職活動をしていませんでした。ところが実際に始めてみると「まずはお金をたくさん稼いでみたい」「業界1位の会社で働いてみたい」という想いが自分のなかに強くあることがわかりました。売上高や業界内のシェア率など、何かしらで業界1位の会社に行けば、1位である理由や、その会社のこだわりを直に感じながら働くことができると思ったんです。いくつか選考を受けたなかで、縁をいただいた業界1位の大手飲食チェーンに就職を決めました。
ーー業界1位の会社で働いてみて、どんなこだわりを感じましたか?
同じ業界の別の企業に入社したことはないので、どんな違いがあったのか、ということはわかりませんが、品質管理や接客など細かい部分にまで社員教育を徹底していて、すべてのスタッフがプロ意識を持って働いているところにこだわりを感じました。
飲食店には社員だけでなくパート・アルバイトなど異なる雇用形態の人たちが集まります。例えば、社員がパート・アルバイトの人に対して「〇〇をやってほしい」と伝えたとき、「何のためにやるのか、目的に対して社員が選んだ方法は本当に適切なのか。別の選択肢はないのか」など、立場に関係なくフラットに意見が飛び交いました。人数が多く意見もさまざまで、お互いを理解しあうまで時間がかかることもありましたが、一人ひとりのパフォーマンスの良さは売上にも反映され、店舗のスタッフ全員で喜びを分かち合うことができました。
当時一緒に働いたスタッフが生き生きと働く姿を見ているときの気持ちよさは今でも記憶に残っていますし、新卒1社目からこのようなフラットに意見を出し合える環境で働けたことは、今のUGの仕事にも活きていると感じています。
ーーすごく充実していたんですね!
はい。ボランティア活動のときもそうでしたが、人の想いを感じながら働くことや、チームで何かを成し遂げるということが私にとって大切なことだな、と再認識しました。私、人づきあいは好きですが得意ではないし、思ったことがすぐ顔に出てしまうんです。でもオフィス勤めと違ってメールもチャットも使わないので、毎日お互いの顔を見ながら直接コミュニケーションできるのがうれしかったですね。体力さえ続けばまた飲食業に戻ってもいいかな・・・と思っているくらい、楽しかったです。
ーー体力面では大変だったのですね。
飲食業はずっと立ち仕事で人手が足りないと休暇を取れないことも多く、店舗責任者として長くこの仕事を続けていくのは難しいな、と思いました。ただ、何も達成せずに辞めることはしたくなかったので、目標を決めました。
一つは、最初に配属された店舗で過去売上を更新すること。私が最初に配属された店舗は、店長が2年先輩、副店長が1年先輩でした。一番社歴の浅い、経験も少ないメンバーで売上更新を目指すのは大きな挑戦でしたが、スタッフ全員で力を合わせて見事達成しました。
もう一つは、2つ目の店舗で自分が店長をしたとき、「品質(見栄え)」や「提供時間」でエリア1位を獲得することでした。店舗の規模が小さかったので売上ではどうしても他店に及ばなかったのですが、パートさん・アルバイトさんの力を借りて達成することができました。
UGのブレないミッションに惹かれて
ーー初めての転職について聞かせてください。
1社目は大企業で店舗運営と接客というアナログな仕事だったので、2社目はこれまでとは正反対に振り切り、少人数な会社でテクノロジー寄りの仕事をしてみたいと考えました。当時、まだ社会人2年目で何が自分に向いているか・向いていないかもわからなかったので、少人数の会社であれば社会人経験の浅い自分にも裁量権を持たせてもらえる。幅広く仕事に携わることができる!と思ったんです。それで、社員数10名程度のITベンチャー企業に転職しました。
ーーその会社ではどんなお仕事をされていたのですか?
当時の主軸事業はビッグデータの解析ツールの開発でしたが、私には固定化された業務はひとつもなく、日々いろいろな仕事に携わりました。解析ツールの開発者は全員外国籍で、ユーザー企業から日本語で送られて来た問い合わせは私が翻訳して彼らにエスカレーションしました。ほかには大規模展示会の責任者となり、ビル側との各種交渉やイベントのロゴ制作、出展誘致、広告運用などを担当しました。
ーー2回目の転職にはどんなきっかけがあったのですか?
短期的な利益を優先するよりも、会社のビジョンや軸、携わっているお客様や社員を大切にしている会社で働きたい。自分自身も「誰と一緒に働くかを大切にしたい」、「軸がある会社で働きたい」と強く思うようになり、転職を考えました。
UGとの最初の出会いは転職サイト経由でスカウトメールをもらったことがきっかけです。創業時から変わらず「中堅・中小企業を強くする」というブレない軸を掲げているところに惹かれました。
ーーUGを選んだ決め手は何だったのでしょう?
シェアード社員という仕事をとおして、お客様先での稼働以外にも、マネジメントや商談、組織づくりなど年齢や社歴にとらわれず幅広くチャレンジでき、責任感も身につくと考えました。また、複数回採用面談をするなかで聞き上手な人が多い会社だな、と感じたのも魅力でした。
ーー実際に入社してみて、いかがですか?
コアバリューである「つながり」と「成長」が社名になっているとおり、会社として大切にしたいことをメンバーそれぞれが思い思いに体現している会社だな、と感じています。メンバー同士助け合いながら悩みも経験も共有して、それをお客様に還元しながら成長していける仕組みもおもしろいですね。私はコーポレートIT業務の経験がなかったので、お客様先で働かせていただきながら勉強させてもらっています。とてもありがたいですね。
ーーコーポレートIT業務未経験で入社されて、1社目のお客様先はいかがでしたか?
はじめは周りのメンバーが何を話しているのかまったく理解ができず、苦労しました。どこまでがカタカナで、どこからが英語なのか・・・単語の区切りすらわかりませんでした(笑)でも、毎日必死に仕事を覚えていたらあっという間に一年が過ぎていました。
ーーわからないことに直面したときはどうしていましたか?
まずは自分なりに、できるところまで調べました。ところが未経験だと想像できないことがたくさんあり、すぐに行き詰ってしまうんです。私は人に聞いたり頼ったりするのがすごく苦手だったのですが、周囲に助けを求めないと前に進めないこともあるので、思い切って質問しています。
せっかくこの会社に入ったのだから、新しいことにたくさんチャレンジしたい。2年目以降は経験の幅が広がるとともに関わりあうメンバーもどんどん増え、お客様先でもUG社内でも、1年目以上に「つながり」と「成長」を実感できるようになりました。
常に勉強させてもらえる場所
ーー現在の活動についてお聞かせください。
これまで5社のお客様を担当し、現在は2つのお客様先をご支援しています。
事業部内ではユニット(※)リーダー(以下、UL)や顧客責任者(※以下、AM)を務め、今年(2023年)から新規商談にもチャレンジしています。
※ユニット=インソーシング事業本部を構成する8~10名ほどのチーム
※顧客責任者(AM)=準委任契約における指揮命令者であり、現場メンバーとは別にお客様やメンバーの状態を把握し支援する役割
ーーたくさんの役割を担われて、年々パワーアップされていますね!何がじょみさんの原動力になっているのでしょうか?
みんなで一緒にこの会社をつくっているという感覚を、もっともっと味わいたい!と思っています。昨年(2022年)からULを引き受けたのも、事業部運営をもっと工夫してみたい、会社の決定プロセスにもっと携わりたい、と思ったからでした。
自分の適性や得意・不得意は未だにつかめていませんが、毎年新しい挑戦をさせてもらって、ちょっとずつ前進しているな、と感じています。
ーー昨年、今年とULをやってみていかがですか?
1年目はユニットミーティングの運営や勤怠管理など一部の業務をやりきるのが精一杯でしたが、2年目の今年は去年の経験もあり、考えて実行する時間が少し増えました。ULをやるようになってメンバーと話す機会も格段に増え、以前よりつながりが広がって新しい発見の連続です。人によって仕事で工夫していることや大切にしていることが違っていて、その違いに触れるのがいつも楽しいです。
メンバーのことをよく知っていると、何かあったときその人に合わせたサポートができる。今後、UGの社員数が増えても一人ひとりのメンバーと丁寧に対話をしながら会社づくりをしていきたいですね。
ーー新規商談はこれまで何社くらい担当されているのでしょう?
担当しはじめて4ヶ月で10社ほど商談させていただきました。まだまだうまくいかないことだらけです。私にもっと知識や経験があれば、お客様のお困りごとを深掘りできたり、提案できるご支援体制がパッと思い浮かぶのかもしれません。
経験豊富なメンバーが商談に同席してくれたときは、「こういう聞き方をすると、こんなふうに答えが返ってくるんだ!」と、勉強になります。提案書も私がつくるとすごく時間がかかってしまうので、「これ参考にしてみて」と資料が送られてきたときはすごく助かりました。私もこんなふうに誰かの力になりたい、といつも勇気づけられます。
ーーこれからやってみたいこと、在りたい自分像があれば教えてください。
もっと多くの人と関わりあいながら、仕事をとおして成長していきたいです。
また、自分だけでなくUGメンバーにも「仕事をとおして成長できた」「UGで働いてよかった」と思ってもらいたいし、お客様にも「UGに頼んでよかった」と思っていただきたい。そのために色んなことを勉強していきたいですし、私ができることは何でも、全力でやりたいと思っています。
ーーそれでは最後の質問です。ズバリ!あなたにとってUGとは?
ほどよい緊張感があり、常に勉強させてもらえる場所です。
UGという広い大地にはいろいろな「土」があって、「種」である私は、なりたい自分にあわせてどの土で成長するか自分で選ぶことができる。思い切り成長したいな、と思ったらあえて厳しい場所に行くこともできるし、干からびそうになったら水をかけてもらったり日陰に移って元気を取り戻すことができる。いくつもの「土」を経験しながら成長していける会社です!
ーー自然が大好きなじょみさんらしい表現!今日はたくさんのお話ありがとうございました!!