こんにちは!採用広報担当のきょんきょんです。
今回は2021年新卒入社の「ちゃあ」に、ドラゴンさんとともにインタビューを行いました。
(初回の採用面談から知っているメンバーのインタビューを担当するのは感慨深いですね。byきょんきょん)
ちゃあの率直な言葉と活躍ぶりをお伝えします。ぜひご覧ください!
現場でとことん学び、体験することで「行動」と「価値観」が変わった
ーーUnipos推進チームではいつもお世話になっています!byドラゴン
ちゃあはそれ以外にも活発に活動していますよね。現在取り組んでいることをすべて教えてください!
こちらこそお世話になっています(笑)現在、シェアード社員としては2つのお客様を担当しており、UGの活動としてはUnipos推進チームと、社員名鑑委員会、あとはバスケ部に所属しています。
ーー入社2年目にして、チャレンジしまくっていますね!それぞれ、詳しく教えてもらえますか?
お客様のうちの1社は入社して最初にご支援した不動産関連のベンチャー企業で、営業の方が3/4、エンジニアの方が1/4という社員構成なので、コミュニケーションの取り方やITリテラシーの面で180度違う方々が同じ会社にいるのがおもしろいです。
印象に残っているのは、UGの先輩社員から聞いていた「『なんにもしていないのに画面がつかなくなりました!』とPCを持ってくる方がリアルにいること」ですね!丁寧にヒアリングして、原因を探っていくんですけど、ある程度自分で調べたり対策したりしたうえで直らない場合に声をかけてくれる方もいれば、そうでない方もいて、いろいろなタイプのユーザーさんがいるんだなと実感できる場面でもありました。
ーーその問い合わせはコーポレートエンジニアあるあるですね!僕はそういうとき、調べてきてくれた方に「ありがたいな~」と思うんですが、ちゃあはどうですか?
ありがたいかどうかはどういう目線に立つかで変わると思います。私は調べていなくてもあまりネガティブには感じないです。というのも、私はIT未経験なので何もやらずに声をかけてもらえる方が「こういうことが起きたらこうする」というパターンを学ぶチャンスになるし、ヒアリング力も身につくので、現場でそういったことが学べるのはありがたいですね。
ーーなるほど!自分自身の学びにフォーカスするとたしかに"経験を積める”という視点に変わりますね。
この先、ほかのお客様をご支援するときにも応用できるだろうなと思っているので、どんなささいな問い合わせでも学べることはありますし、すべて自分の経験として蓄えています。
問い合わせ対応のほかにも定常業務はたくさんあるので、UGの2022新卒メンバーに業務を引き継ぎながら対応しています。お客様先の方針で、業務の属人化を避けるため、積極的にメンバー同士で担当業務をシェアしていて、お客様社員でもUGメンバーの誰でも対応できる状態を目指しています。そのおかげで、なんとなくコーポレートIT業務の一連の流れが見えるようになり、自分がどんな動きをしたら流れがよくなるのか分かるようになってきました。
あと、お客様先の部署定例の飲み会で「(IT未経験でも)うちで育てることでうちに還元してくれればいい。仕事で返してくれればいい。」といったことを、コーポレートIT部門のマネジャーさんが話してくれたんです。自社の社員のようにUGの新卒社員も育ててくれようとしていて、すごく恵まれているなと思ったし、考え方にUGと近いものを感じましたね。任せてもらえる分、しっかりとその機会を活かして成長してさらにお客様に還元できるようにがんばりたいなと働くモチベーションになっています!
ーー素敵なマネジャーさんと働いているんですね!
はい!せっかくそう思ってもらえていることもあって、ヒーヒー言いながらたくさんチャレンジさせてもらっています!お客様を担当して3か月ほど経ったころ、初めて担当したプロジェクトがJamf(デバイス管理)の運用改善でした。せっかく導入しているのにJamfの強みである"ゼロタッチキッティング"を活用できていなくて。新卒が毎年80~90名入社すると聞いたときに「このまま手動でキッティング90台もやるのは、こわすぎるな!」と焦ってゼロタッチキッティング実現に必要なことを勉強し、お客様に確認したうえで自分で設定しました。改善できてからはめちゃめちゃ楽です!現在はネットワーク通信のログ取得ツールの導入をメインで推進しています。
ーー新卒で稼働開始後すぐにプロジェクト推進できるなんてすごい!もう1社のお客様はどんなきっかけでご支援を開始したんですか?
もう1社はUGを初めてご利用されるお客様で、2022年2月からご支援しています。私はもともとマルチ稼働(2社以上のお客様を担当すること)に興味があって「マルチで稼働しないとUGに入社した意味ない」って思っていました(笑)採用面談で「複数社に行くことで成長の速度が2~3倍にもなるよね」と聞いたのが印象に残っていて、UGじゃないとそうはならないし、複数の会社の中に入り込むのも魅力的だなと思ったので「やらない手はないでしょう!」と思っていました。成長の速度って大切ですよね。現状維持していてもしょうがないというか、成長せずに時間が進んだら後退しちゃうんで。
ーーそういう思いでマルチ稼働にチャレンジしたんですね!実際に稼働してみていかがですか?
やってみないとわからないことがいっぱいあるなと感じています。
まず、1時間がとても貴重だということを痛感し、価値観が変わりました。こちらは週2日×半日の稼働なので「この時間内でパフォーマンスを出さなきゃ」といういいプレッシャーがかかっています。しかもUGメンバーは自分だけで、月に30時間ほど勤務されている業務委託の方1名とふたりでコーポレートITを担当しています。お互いに時間が少なくコミュニケーションを取るタイミングが難しくて。お客様先の担当の方はITについてあまり詳しくないので、実現したいことを頼まれたときすぐに相談することができず最初のうちは苦労しました。そこで、UG本社からリモートワークして、困ったらその場にいるUGメンバーに聞くという方法で自分の稼働に巻き込むことで、お客様のお困りごとに対して早く対応できるようになりました。コーポレートITの環境がわりと整っていた1社目の経験のおかげでコーポレートITの"これから”がイメージできていたので、あるお客様先で経験したことをほかのお客様先で活かせることも実感できましたね。
いろんなお客様がいることは入社前に何回も聞いていたけど、それを体験できたのもよかったです。体験すると行動が変わるというか、体験して自覚して行動に反映されていくような感じで、行動が変わる出発点になったと思います。あとは、体力がつきますね!頭の切り替えも必要だし移動時間もあるし考えることが倍になるし、とにかく体力がついた気がします(笑)
いつのまにか増えたUG内の活動。自分の世界が広がっておもしろい
ーーUGの社内活動にも積極的に関わっている印象ですが、意識していることはありますか?
ありがたいことに、声をかけてもらって参加していることが多いんです。なので、自分のなかでは意識してチャレンジしているというよりも、自然に始まっているような感覚で。あ、バスケ部は例外ですね(笑)
ーーバスケ部は部長でしたっけ?
はい!入社したらバスケ部に入ろうと決めていたのに、ウェルカムラリー※1中に存在しないことが判明しまして・・・。ないならしょうがない!立ち上げよう!と思って、入社1か月で創設しました!その後のウェルカムラリーではバスケ部で一緒にやってくれそうな方を勧誘しまくりました(笑)
※1:入社時に既存社員100名に直接会ってお互いに自己紹介し、コメントとサインをもらう長年続いているUG独自の取り組み
ーーUnipos推進チームは僕が声をかけましたね!やってみてどうですか?
Unipos※2に関する情報を社内に発信したりしていて、UGっていろんな人がいるなって思いました(笑)そこがおもしろいです。いろんな人と関わって知っていることが増えていくと、自分の世界が広がるのでいいですよね。自分の世界はずっと広げていきたいなと思っていて、最終的にAという選択をするけど、A・B・Cしか知らない状態と、A・B・C・D・Eまで知っている状態で選択するのとでは全然違うと思うんです。ここは自分の人生の"幸せ度合い"に大きく関わるというか。ま、"おもしろ度合い"として大事なのかもしれません!
※2:Unipos株式会社が提供するビジネスコミュニケーションツール。社員同士が感謝や称賛のメッセージとUnipos内専用のポイントを送り合うことができたり、自分がすてきだなと感じた投稿に対して「拍手」という方法で共感や応援の気持ちを表すことができる。
ーーなるほど!ちゃあらしいですね~。社員名鑑委員会はどんな活動をしているんですか?
先日のUG STYLE※3ミーティング後に発足しました。よく社内SNSに稼働状況や趣味など自己紹介をシェアしているじゃないですか。あれ、ひとつにまとまっていたらウェルカムラリーのときに声をかけやすいんじゃないかと思って。2021~2022新卒入社社員だけの超フレッシュメンバーで活動しています。話し合いではアイディアがぽんぽん出てきてとても楽しいです。資料作成の際に自動化設定してくれる同期がいて「意外とすぐできるんだこういうの!」って勉強になりました。
UGとの関わりという意味合いでは、なにか社内活動をやっていないと”UGの社員感”がどんどん薄れちゃうのかなと思っていて。先輩社員からもよく聞いていたので、自分から積極的なスタートじゃなくても関われているのはいいのかなと思っています。やっぱりUGの働き方、考え方がおもしろいと思って入社したので、存分に楽しまないともったいないよなと。
あと「少なくとも社内活動1つやりなさい」とかないじゃないですか。参加を強要されていないのもいいですよね。
※3:社員主体でフラット組織を醸成するための社内活動
留学先で気づいた、楽しい人生を送る秘訣
ーーとても充実したUGライフを送っているちゃあですが、UG入社に至るまでのこともものすごく気になります!ぜひ教えてください。
では、人生観がガラッと変わった話をしますね!
就活や将来のことを考えはじめたころ、カンボジアの日本語学校へボランティアに行く機会がありまして。生きていくため、家族を養うために日本などへ出稼ぎに行く人々の存在を知りました。「語学って人の人生を変えるほどインパクトが大きいんだ。日本語を教えるなら私にもできそうだけど、日本人じゃない方に教えるなら英語も必要だ!」と思い、大学3年生の夏から1年間バンクーバーへ留学しました。
その留学先で出会った人たちのマインドに触れたことで、人生観が変わりました。自分より年上の方が多く、人生のあらゆるチョイスを自分で決めている方ばかりで、自分で楽しい方向に進んでいくマインドを持っていました。日本にいたときは、卒業して、就活して、それなりの大企業の選考を何社か受けて、受かった会社に就職して、結婚して・・・っていうレールに沿っていく人生をイメージしてしまっていたけど、留学先にいた人たちは1個もレールに乗っていなかったんですよね。とにかく楽しそうに「来年はこんなことするんだ」「こういうことしたいから英語を学んでいるんだよね」と話していて、ちゃんと自分の人生を考えていることが伝わってきました。その様子を見て「あの人たちいいな、かっこいいな、楽しそうだな」と思って。そこから”とりあえず就職しておこう”という気持ちはなくなり、楽しいことをベースで考えるようになりました。
あとなんとなく日本の学校って”成績がいい子=いい子”みたいな、できるかできないかのラインがすごく明確にあった気がしていて。カナダでは留学生全員が英語できないので"できない"のラインから一斉スタートなんです。できるかできないかをあまり考えずに仲良くなれて「あなたってすばらしいね」を伝えあう文化のなかで過ごして、「できるかできないかなんてそんなに関係ないじゃん!」ってことに気づくことができました。
ーー素敵な人たちに出会えたんですね。その後就活が始まったと思うのですが、UGとはどうやって出会ったんですか?
帰国していざ就活となったとき、また"できるかできないかの世界"に戻ってしまう気がして。きちっとした面接の空気感やスーツを着なきゃいけない風潮とか、そういうのはちょっとしんどいなーって思ったので、自分の価値観をもって働けそうな企業と出会いたいと思っていたんです。で、自分の価値観と合うな~と思った教材販売の会社を知って、ずっと第一志望にしていました。UGとはその会社の選考中にスカウトを受けて初めて面談したのが最初です。なんとなく興味はあったんですけど、第一志望の会社を優先しながら就活を進めていました。
ーーUG以外で行きたい会社があったんですね!
そうなんです。でもその会社とは最終的にはご縁がなくて。「社長とうまが合わなかったな~。やりたかったな~、あの仕事・・・」なんて思っているときにきょんきょんさんから久しぶりに連絡をもらって。呼び戻してもらった感じですね(笑)正直そのときは、どこにも決まらなかったらまた海外に行けばいいやとも考えていました。
UGは「とりあえずおもしろそう」という印象が一番でしたね。複数社を担当しながらそれぞれ深く関わっていけるところとか、自分で決める回数が多いところとか、ほかの人の意見をとりあえず受け止める、聞く雰囲気があるところとか。意見を言える、聞けるという意味での多様性というか、自分を表現して決められるような自由な感じがして、そういう部分が自分の価値観とマッチしているなと思いました。自分の就活の軸がそれしかなかったのもあって「複数社と関わって自分のなかでの多様性を守りながらいろんな経験ができそう!」と思えたんです。面談を重ねるごとにおもしろさが増していったんですが、ITに対する不安があってその払拭に時間がかかりました。
ーーちゃあでも不安になることあったんですね、意外でした!ちなみに、ITに対する不安って具体的にどういった点ですか?
PCは学生時代にレポートを書くときくらいしか使ったことがなかったので苦手意識を若干持っていて、数学やプログラミングは分からない!と思っていたんです。でも「そんなに数学やプログラミングを使う仕事ではないよ」と聞いてまずひと安心しました。あとは未経験でお客様先に行って何ができるんだろうという漠然とした不安もあって、面談で誰に聞いても「現場で学ぶから大丈夫だよ~」と言われて、これだけみんなが大丈夫と言うなら信じてみようかなと思えてきたんです。実際にIT未経験で入社している人も多いしな、と覚悟が決まりました。まあ、コーポレートITに限らずどこの会社でも同じような不安はあったかなと思うので、ITに限ったことではなかったかもしれない、と今は思います。
ーーそうだったんですね。働いてみてその不安はどうなりましたか?
今はもう不安はまったくないですね!面談で聞いていたように、現場で勉強することももちろん多いんですが、だいすけさんから「コーポレートITはどういう業務があって、どういう経験を積んでいくと、どういうキャリアがある」といった話を聞いて、全体像がなんとなくつかめて、これからどう成長していけばいいのかというイメージができはじめました。あとはスキルレベルがあることで指標になる情報が分かって、仕事内容やキャリアのイメージがつかみやすくなって「調べながらやるってこういうことか」と思いました。あとはやるだけという状態です!
ーーそんなちゃあの、入社の決め手はスバリなんですか!?
入社の決め手は、なんですかね(笑)間違いなく価値観にマッチしていたことが一番大きいです。私は自分がパフォーマンスを出しやすい環境に身を置きたいと思っていて、それが先ほども話した「多様性がある」「自分で決める」「意見を出しやすいし、受け止めやすい」が当てはまる環境なんですよね。その環境であれば気持ちよく働けるなと思いました。UGは面談を何回かやって、徐々に自分のパフォーマンスが出せる環境だなと思えたんです。フラットな感じもそうだし、社員から須田さん(社長)の話題がポンポン出てくるような関係性もそうだし。面談のなかで”会社が選ぶ、就活生が選ばれる”という関係性じゃなく、対等に一緒に考えるようなところもいいなと思いました。
ーーUGに対する想いに、とてもほっこりしました!最近はちゃあのつながりで入社してくれたメンバーもいますよね!
居心地のいい環境なので、そこに自分の好きな人がいたらもっと楽しいだろうな、と思ってプライベートでも周りにUGの話をしていたら、2名も入社してくれました!リファーラル採用に対してすごい想いがあったわけじゃなくて、UGが結構好きだからもっといい場所になったらいいなというそれだけなんです。私にとってUGをよりよい場所にするひとつの方法って感じですかね。UGを楽しめそうで、入ってくれたら私も楽しいだろうなと思える人が入社してくれたらうれしいなと思います!