こんにちは
TSUNAGARUの根本です。
今回はここ数年でよく耳にする、SDGs(持続可能な開発目標)について書きます。少しずつ知られてきてはいるものの、日本での認知度はたったの27%とかなり低め。
項目多いし、、、。
実際何がどうなってるのかわからないし、、、。
自分たちの生活にどうやって取り入れるのかわからないし、、、。
お金かかりそう。
私が普段リサーチをしていて耳にする言葉たちです。ではそもそもSDGsとはなんでしょう。
SDGsとは?
SDGsとは”Sustainable Development Goals (持続可能な開発目標)”の略になります。
2015年9月に開かれた国連開かれたサミットで加盟している193か国が、2030年までに達成するために掲げた国連加盟国共通の目標です。「17の目標」とそれを達成するための「169のターゲット(目標をより具体的にしたもの)」から構成されています。
1、貧困をなくそう
2、飢餓をゼロに
3、すべての人に健康と福祉を
4、質の高い教育をみんなに
5、ジェンダー平等を実現しよう
6、安全な水とトイレを世界中に
7、エネルギーをみんなにそしてクリーンに
8、働きがいも経済成長も
9、産業と技術革新の基盤をつくろう
10、人や国の不平等をなくそう
11、住み続けられるまちづくりを
12、つくる責任つかう責任
13、気候変動に具体的な対策を
14、海の豊かさを守ろう
15、陸の豊かさも守ろう
16、平和と公正をすべての人に
17、パートナーシップで目標を達成しよう
「169のターゲット」とはこの項目をさらに具体的に基準を作っています。そしてそのターゲットをさらに細かく表記した「232の指標」というものがあります。
詳しくはhttp://www.soumu.go.jp/main_content/000562264.pdf
企業や個人でもこれらの内容に対してアプローチしていきましょう。ということです。内容をよく読んでみると17の項目はすべて、地球上に住んでいる生物全員が平等に幸せに暮らす義務があることを伝えています。そのことから「No one will be left behind (誰一人取り残さない)」を理念としています。これが叶ったら本当に素敵なことですね。
どれだけ日本で達成されてるの?
去年(2019年)に発表された日本のSDGsの達成具合を色で表しています。英語表記になっていますが(日本語版がないため)、先ほど触れた17の目標に照らし合わせてみてください。
上の表について。緑色が達成されているもので、黄、橙、赤の順に色が濃くなるほど達成されていないということになります。
特に「目標5:ジェンダー平等を実現しよう」「目標12: つくる責任つかう責任」「目標13: 気候変動に具体的な対策を」「目標17: パートナーシップで目標を達成しよう」の5つに関しては、4段階の評価でもっとも低い達成度という評価です。
下の表は各項目の進行状況です。
矢印の向きの度合いによって、どのくらい進められているのかがわかりますね。
最後に
今回はかなりざっくりと説明しました。地球や私たちすべての生物(動植物含め)を守るために、私たちがやらなければいけないことがたくさんあります。これら17の項目はすべて繋がっています。大きいことから小さいことまで、個人として、企業としてできることはたくさんあります。
私たちは破壊されてきた環境や、今でも続く差別などを治していく世代ですね。放っておけばひどくなるだけです。
一人一人が手を取り合ってチームとして、動いていくことが重要ですね。
ではまた。