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【就活生向け】ツクルバのVISIONを徹底解説!

こんにちは、株式会社ツクルバ25卒内定者の吉原です!

本記事では採用候補者の皆さんに、ツクルバの”ビジョン”について理解を深めていただけるよう、その内容を分かりやすくご紹介いたします。

突然ですが、皆さんは今どんな家に住んでいますか?
実家暮らし、一人暮らし、シェアハウスで暮らしている方もいるかもしれません。
皆さんはその家で、自分好みの理想の暮らしができていますでしょうか?

「衣食住」は私たちの生活において必要不可欠で、「衣」「食」領域では現在の生活スタイルに沿った新しいサービスや流通構造が生まれてきました。例えば「衣」領域では、「ZOZOTOWN」が登場したことで好きな洋服をいつでも簡単に買うことができるようになりましたし、「食」領域では、「Uber Eats」などの出前アプリが普及したことで、食べたいものをいつでも自宅で食べることができるようになりましたよね。
しかし、唯一「住」領域ではそういった変化が進んでいません。家の購入は人生を豊かにするものですが、顧客目線に立つと「衣」「食」のように自分の好きなものを簡単に選択することが難しいのです。

そこでツクルバは、誰もが個性豊かな生き方を実現できるようにするため、様々な事業・サービスを通じて、今の時代に即した住宅流通における新しい当たり前を作っています。

ツクルバが大切にしている想いや解決したい課題などについて、深く理解していただける記事になっておりますので、ぜひ最後までご覧ください!

目次

  • ツクルバが掲げるビジョン

  • 業界におけるツクルバの立ち位置とその背景

  • ①中古・リノベーション市場の規模拡大

  • ②購入だからこそできる自分らしい暮らし

  • 住宅流通の課題

  • ①老朽住宅ストックの増加

  • ②ニーズに合った商品の少なさ

  • ③非効率な工程・IT化の遅れ

  • ツクルバが行う事業

  • ツクルバが目指す未来

ツクルバが掲げるビジョン

ビジョンとは、「私たちが事業を通じて目指すこと」を指します。

ツクルバは「住まいの『もつ』を自由に。『かえる』を何度でも。」をビジョンとして掲げています。

私たちはいつも、その日の気分や気候などに合わせ、当たり前のように着たい服や食べたい物を選んで生活しています。一方、家の購入は未だ画一的です。日本では「夢のマイホーム」という言葉があるように、住宅購入は一生に一度と捉えられることが多く、購入に対してハードルの高さを感じる人も少なくありません。
また、「一度買ってしまったらずっとそこで暮らさなければならない」「設備や内装も同じものを使い続けなければならない」と考えられることも多いです。

しかし、生活の変化が大きい現代において、一度買った家が生涯住みやすい家であり続けられるでしょうか?
例えば、20代は都心に近い賑やかな街で暮らすことが理想かもしれませんし、30代で幼い子どもがいる時期には、安全で開放感があり、少々騒がしくても問題がない環境にある家が理想かもしれません。また、60代になって老後を考え始める時期には、スロープや手すりのような設備が充実しており、都心から離れた静かな家に住むのが理想かもしれません。
このように、ライフステージやライフスタイルの変化に応じて、理想の暮らしは変化するはずです。

ツクルバは様々な事業/サービスを通じて、住まいの「買う」「暮らす」「売る」を、より一層自由に何度も実現することができる社会を作りたいと考えています。
人生のうちで多くの時間を過ごす「住まい」という空間が、その時のニーズに合わせてもっと気軽に購入でき、そして変えていけるべきだと考えているのです。


業界におけるツクルバの立ち位置とその背景

不動産業界は建物の種類やターゲット、事業のタッチポイントなどで様々な領域がありますが、ツクルバは主に「リノベーション住宅を中心とした、中古住宅の売買」の領域で事業を行っています。

不動産業界におけるツクルバの立ち位置

数ある中で、なぜツクルバは中古・リノベーション住宅の売買にフォーカスしているのでしょうか?そこには主に2つの背景があります。

①中古・リノベーション市場の規模拡大

中古・リノベーション市場は近年急速に拡大しています。
下の図から読み取れる通り、築15年以上の中古マンションの割合は2015年に初めて新築マンションの割合を上回りました。2025年には、一般的にリノベーションが必要になるといわれている築25年以上の”築古”マンションが全体の60%を超過すると推定されています。
現在は人口に対して住宅が飽和している状態であり、中古マンションのストック活用は今後も需要が増えていくと考えられているのです。

資料①:首都圏中古マンションの地区年別構成比
率公益財団法人東日本不動産流通機構等のデータよりツクルバ作成


以下のグラフからも分かる通り、中古・リノベーションの市場規模はこれからもどんどん大きくなることが想定されています。国の調べでは、市場は今後全国20兆円規模に成長すると試算されています。私たちは現在一都三県の中古マンションを中心に取り扱っていますが、中でも物件数の多い東京都に占めるシェアは3.4%と、これからさらにシェアを拡大していく余地があります。また、都内にとどまらず全国にも拡大させることができるため、市場のポテンシャルが非常に高いことが特徴です。

資料②:中古・リノベーション市場の市場規模について

②購入だからこそできる自分らしい暮らし

不動産を「購入」することに対して、「若いうちはまだ考えられないな」と感じている方も多いのではないでしょうか?しかし、実際にツクルバのサービスには若い世代のお客様も多く、実は皆さんにとっても身近な買い物だといえます。

購入をすることで得られるメリットの1つに、内装や間取りを自分好みに自由に変えることができるという点が挙げられます。賃貸物件はオーナー(家主)の所有物ですので、基本的に内装や設備などを変えることはできません。壁紙や床材を変えて模様替えをしたくても、壁に穴をあけたり汚したりしてしまうと修繕費を支払う必要があります。

しかし、購入物件は自分の所有物になるため、内装や設備を自由にカスタマイズすることができます。
例えば料理が好きであれば、食材や食器を収納するパントリーを作ったり、家族や友人とコミュニケーションが取りやすい対面式キッチンに変えたりすることで、「大好きな料理を中心とした住まい」を作ることができます。 

このように、「自分らしい個性豊かな生き方」を実現させるには購入のほうが適しているといえます。手続きは賃貸より複雑ですが、5年以上住むなら賃貸より購入したほうがお得ともいわれており、金銭的なメリットも大きいことがほとんどです。

住宅流通の課題

家の購入は多くの方にとって暮らしを豊かにするための良い選択肢になるにも関わらず、ツクルバが位置する中古・リノベーション市場にはいまだ様々な課題が存在しています。
ここからは市場が直面している課題をいくつか取り上げ、もう少し詳しく見ていきましょう。

①老朽住宅ストックの増加

電車広告やテレビCMでは新築物件が取り上げられることが多いため新築物件が多く流通しているように感じますが、先ほど挙げたデータからもわかる通り現代社会では中古物件の流通量が年々増加しています。
しかし、日本は「新築至上主義」が根強く、中古住宅の活用が進んでいないことが課題として挙げられます。国土交通省が2023年に行った調査によると、市場で取引される中古の住宅の割合は、アメリカが76.4%、イギリスが86.9%であるのに対し、日本は14.5%と大きな差があることが分かっています。

資料③:既存住宅の流通シェアの国際価格
国土交通省「令和5年住宅経済関連データ」から転載


近年はSDGsの普及もあり、社会全体で環境への配慮や資源の有効活用を積極的に進めていく必要がありますが、中古住宅の解体時や新築の着工時には多くの廃材が生まれるため、環境に大きな負荷がかかってしまいます。

マンションは科学的にも100年保つと言われており、住宅性能や設備の質が新築に劣らない中古住宅も多くあります。そのため、年々増加する中古ストックの活用を活用を進めていく必要があります。

②ニーズに合った商品の少なさ

洋服や食べ物は自分の好きなものを気軽に選ぶことができますが、家選びはまだまだ画一的です。
例えば、ピンク色が好きで「壁紙や床がピンクで埋め尽くされた部屋に住みたい!」と思っても、不動産ポータルサイトでそのような物件を見つけることはなかなかできません。
それは、これまでの不動産会社は「万人に売れやすい物件をつくる」という志向が強く、10人中9人が気になってくれるような物件をつくっているからです。だから、「こんな部屋に住んでみたい」という想いがあったとしても、1人1人にとって理想にぴったりな物件がそもそも流通しにくいというのも住宅ならではの特徴です。

③非効率な工程・IT化の遅れ

既存の住宅購入体験はサービスが分断されていることも課題として挙げられます。住みたい家を妄想する・物件を探す・購入する・暮らす・住み替える、という複数の工程を別々の業者に依頼する必要があり、お客様は複数の業者と個別に連絡をとらなければいけません。この分かりにくさや煩雑さも住宅購入のハードルを上げている要因の一つといえます。
また、不動産業界はアナログな文化がまだまだ残っており、IT化が進んでいないことも課題点として挙げられます。不動産を購入する際は様々な手続きが必要ですが、FAXの送付が必要だったり押印のためだけに足を運ぶ必要があったりと、非効率的な作業が生まれているのです。

カウカモ事業が実現する流通構造

ツクルバが行う事業

これらの問題を解決し、「住まいの『もつ』を自由に。『かえる』を何度でも。」を実現させるため、現在ツクルバでは「カウカモ事業」「ボックス事業」の2つの事業を行っています。

〈カウカモ事業〉
理想の暮らしを実現するための中古・リノベーション住宅の流通プラットフォーム(cowcamo)の運営やエージェントによるカスタマーサービスなどを行う事業。

〈ボックス事業〉
中古・リノベーション住宅の「仕入れ、商品企画、販売」を中心とした、物件の円滑な流通を促進する事業。

詳しい事業説明に関してはまた記事を出しますので、そちらもぜひチェックしてくださいね!

ツクルバが目指す未来

ツクルバはこれまで、初めて住宅を購入するというお客様を対象とした「一次購入」をメインに取り扱ってきましたが、ここ最近は居住中や住み替え時にも使用していただけるようなサービスの展開も始めています。
最近の取り組みだと、インテリアEC企業と連携してインテリアのご紹介をしたり、有名大手銀行と協業して住宅ローンなどの住まいにまつわるお金の問題について考えたりしています。

事業・サービスの展開

住まいや暮らしに関する情報収集、購入、居住、住み替えという一連のプロセスでお客様とつながり続けることで、住まいに関する不安や疑問を解消し、安心した生活を支えることができるようなサービスへと発展しているのです。

今後中古・リノベーション住宅がさらに普及するにつれて、自分らしい個性豊かな住まいで暮らしながら一生のうちに何度も住み替えることが当たり前になっていくことが想定されます。
その中で、ツクルバは顧客志向の事業を作り続けることにより、お客様から選ばれ続けるサービスとなり、住宅流通における新しい当たり前を生み出していきます。


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