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一人ひとりのお客様に真剣に向き合える場で幸せな暮らしを届けたい

ツクルバでは事業成長に伴い、新卒採用を強化しています。そこで、この記事ではツクルバで活躍する若手メンバーを紹介していきます!
第10回は、2023年に中途入社した藤澤をご紹介します。

藤澤 真紀(ふじさわまき)
カウカモ事業部 エージェントサービス営業2部 AG第3チーム
埼玉県出身。明治大学文学部卒業。
2019年に大手不動産会社に新卒入社し、主に中古マンションの不動産売買仲介に従事。インテリア会社でのインテリア家具の提案営業を経て、2023年よりツクルバに入社。現在、カウカモエージェントとして不動産売買の仲介営業を行う。

toC向けの提案営業で、大きなインパクトを与える仕事がしたい

ーはじめに、新卒時代の就職活動について教えてください。

 振り返ると、小さい頃からキャビンアテンダントに憧れを抱いていました。キャビンアテンダントの方って綺麗だし、キラキラしていてかっこいいなって。大学選びの時もその憧れは変わらず、将来のために英語を話せるようになりたいと思い、明治大学の英米文学科に入学しました。英語力の向上も兼ねて、大学時代は外資系ホテルのアルバイトにひたすら明け暮れていましたね。
 一方、ホテルのアルバイトを経験していく中で、サービス業で働かれている方々は夜勤もあって不規則な生活をしており、その大変さを目の当たりにしました。また、お客様から感謝の声を直接いただくことはできますが、自分の頑張りが目に見える成果としては感じづらいことも実感しました。ある時にふと、キャビンアテンダントという仕事はあくまでも憧れであり、本当に自分に合っている仕事ではないと腹落ちをし、就職活動の方向転換を図りました。
 そこから視野を広げて様々な企業の選考やインターンを受ける中で、個人のお客様の課題や叶えたいことを聞いて、数ある選択肢からお客様に解決策を示す「toCの提案営業」に魅力を感じました。業界としては父が働いていたこともあってイメージが湧きやすかった「不動産仲介」を中心に見ていました。不動産の仕事は取引金額が大きく、自分一人の力で大きなお金を生み出し、会社に貢献することができます。契約という成果が目に見えてはっきりと分かり、かつ会社に対して大きなインパクトを与えられる仕事に漠然とワクワクしましたね。
 不動産仲介の会社を受けていく中で、「お客様に寄り添う」ということを企業理念として掲げていた、ある大手不動産会社に出会いました。マネジメント層に女性が多く登用されており、自分のキャリアイメージが最も湧いたことや、研修制度も充実していることから営業としての基盤を作れるのではないかと思い、最終的に入社を決めました。


バイトで貯めたお金で行った海外旅行のお気に入りの写真

ー実際に新卒で入社されてからはいかがでしたか?

 主に中古マンションの不動産の売買仲介、途中からは新卒の教育担当・メンターもしていました。
 入社時の研修制度が非常に手厚かったり、「自分もいつかこうなりたい!」と思えるような家庭やプライベートを大切にしながらも活躍している女性のロールモデルが近くに多数いたりなど、入社前後のギャップはなくとても良い環境でした。
 成果として、営業担当として目標の達成を継続することができましたが、会社のビジネスモデル・規模・ブランド力のバックアップが強かったからとも薄々感じていて、自分が介在することによってお客様が幸せになる感覚を持てず、不動産仲介という仕事を純粋に楽しめていない部分もありました。
 また、企業理念の通り、従業員の評価基準に顧客アンケートの回答内容を組み込むなど、会社として顧客満足をある程度大切にしていたのは良かったです。しかし、現場では顧客満足度よりも自社の成果を優先しようとする場面も見受けられました。私は1億円前後の物件を検討しているお客様をメインに担当していましたが、ある時、4000万円前後のご予算のお客様を担当しました。私自身はこのお客様に非常に想い入れがあり、しっかり時間を割いて向き合いたかったのですが、当時の上司に「低単価のお客様に時間を割くことは無駄だ」といったニュアンスの言葉をもらいました。違和感を感じてしまった瞬間でしたね。違和感を拭い切れなかったことと、プライベートの事情で引っ越すことも重なり、転職活動を始めることにしました。

はじめて1人でコーディネートしたモデルハウスの写真

自分の介在価値を感じられる場で、一人ひとりのお客様に寄り添いたい

ーその後、インテリア販売会社に転職されたんですよね?

 大手不動産会社を経験したうえで、大規模でブランド力のあるような会社を選ぶのではなく、「自分の介在価値を感じることができる仕事」や「toCでお客様に最大限寄り添える提案営業」を実現できる会社に行きたいと思いました。
 様々な会社を見ていく中で、インテリアの提案営業をしている20名程度の会社に出会いました。そこでは、ショールームに来店されたお客様に対して決まった家具を売るのではなく、お客様がこれから建てるお家に合いそうな家具を、図面を使いながら寸法を書き込み、数多くあるカタログから家具を提案していました。その仕事内容から、自分の力次第でお客様により良い提案ができ、最大限お客様に寄り添える環境かもしれないと思い、純粋にワクワクしたんです。他に条件面がもっと良い会社からも内定をいただきましたが、「若いうちにいろいろ吸収して、チャレンジをしてみたい」という想いが後押しし、入社を決めました。
 実際に入社してからは、決まった商品を売るのではなく、豊富なカタログからお客様にあったインテリアをゼロからお客様と一緒に考えて提案をしていく日々を送りました。お客様のニーズをしっかり掴んで提案をすれば、実際に物が見えなくても購入していただけることを強く実感し、提案営業の本質を学ぶことができ、お客様との関わり方をはじめ、自分の営業スキルの幅が広がったなと思っています。
 一方、前職で飛び込みでの業者訪問を行っていた経験から、新規顧客獲得のために「ハウスメーカーやモデルハウスに新規開拓していいですか」と提案をしていました。しかし、社長からは「新しいことは求めていない」「人員が限られているから、反響が増えても対応できない」と言われ、チャレンジする機会が限られていましたね。周りの社員の方々も向上心を持って新しいことにチャレンジするといった雰囲気は特に無く、会社の将来の成長や、それに伴う自分の今後のキャリアの成長に期待することができなくなり、ワクワクしなくなってしまいました。そうして、次の転職活動を始めることにしました。

会社を成長させていくことにワクワクしている社員と一緒に働きたい


ーその後、ツクルバに入るまでの経緯を教えてください。

 転職活動では変わらず「自分の介在価値を感じられる仕事」「toCでお客様に最大限寄り添える提案営業」を軸に会社を見ていました。また、事業も組織も拡大していく見通しがあって、これから新しいことをやっていく、会社情報を見るだけでワクワクするようなベンチャー企業を中心に見ていました。
 そんなある日、転職エージェントの方におすすめされたのがツクルバでした。不動産仲介は一度経験をしていたので、正直志望度は初めあまり高くなかったんですよね。
 ただ、面接や面談を通じてツクルバの社員の方々とお話していく中で、ツクルバの方々は、家を買ってもらうことをゴールとするのではなく、お客様が家を購入した先に何を叶えたいのかを丁寧に捉えることを意識していると強く感じました。自分が関わることでお客様を本当の意味で幸せにできる仕事だと思いましたね。
 また、社内の体制が一般的な不動産会社と異なることもあり、お客様の単価に関わらず、一人ひとりに向き合うことができると感じたんです。前々職で感じていた違和感がツクルバなら払拭され、目の前のお客様に対して気持ちよく仲介の営業ができると思いましたね。
 加えて、ツクルバの選考体験が心地よかったこともとても印象的でした。よく採用面接で話を聞いていると「この担当の人、誰かに言わされているんだろうな」と思うことってありますよね。特に、採用担当の方が自社のビジョンや事業内容にあまり共感していなかったり、ただ人材を集めるということだけに従事していると、言葉に事業への熱意や想いが乗っていないことが伝わります。一方、ツクルバの選考でお話した方々は皆さんがしっかりと自分の言葉で話されていて、心から事業やビジョンに共感しているのを感じました。これから会社を成長させていくことに対して社員の方々が本当にワクワクしているのが伝わってきて、こんな人たちと一緒に働いたら楽しそう!と思い、入社を決めました。

ツクルバはすべてのお客様に想像以上に向き合っていて、チームとして一体感がある

ー実際にツクルバに入ってからの印象を教えてください。

 選考でのイメージ通りで、入社してからのギャップは特にありませんでした。実際に現場に出てみると、お客様の単価に関わらず、すべてのお客様に対して接客の質を変えずに真剣に向き合うことができていて、強いやりがいを感じています。
 また、チームを超えた会社全体の一体感もとても印象的でした。研修中に違うチームの方の同席をした際、その方が同席後に「一緒に振り返りをしよう」と言ってくださり、分からなかったことや今悩んでいることを話す時間を1時間も設けてくださったことがありました。ただでさえ忙しい上、振り返りがその方や所属するチームの成果に反映するわけではないのに、当たり前のように時間を割いてくれる人がいることに本当に驚きました。そんなチームを超えた協力を先輩方が当たり前のようにやっているから自分たちもやろうとする、そんな文化が会社全体で伝染していますね。もちろん自分自身が目標としている成果を上げることは求められている一方で、会社全体で協力して成果を上げることがビジョン実現に繋がることを現場がしっかり認識できていることが、ツクルバチームの一体感を生んでいると思います。

他部署の方々とのゴルフ

家を買うことで幸せになるお客様を増やしたい

ー今後の目標についてお聞かせください。

 今後はカウカモエージェントとしての質をさらに高めていきたいです。前職のような大手不動産会社に問い合わせをするお客様の多くは、家を買うこと自体を既に心に決めていたこともあり、そういった方や決断の早い方の背中の後押しをすることは得意です。一方で、ツクルバの「cowcomo(カウカモ)」に問い合わせいただくお客様の多くは、家を「カウカモしれない」方が多く、そもそも買うことを悩んでいたり、買うことが怖いと感じています。そのようなお客様に対して買うことの良さを伝えることは難しいですね。いろいろなお客様に対して、高い品質のサービスを今後さらに届けられるようになり、幸せにできるお客様を増やしていきたいです。

どんな自分になりたいかを考えることが大切。
就職活動は家の購入と同じ。

ー今まさに就活中の学生さんにアドバイスをお願いします!

 就職活動は家を買うことと一緒だと思うんです。家の購入においては、買うこと自体が目的ではなく、そこでどう住み、暮らし、幸せに過ごしていくかが一番の目的です。ふと、就職活動も似てるなって思ったんですよね。私は就活生のとき、「大手に入れたらすごくない?」と思っていて、大手しか受けておらず、気づいたら大手企業に入ることが目的になっていたと思います。会社名を言ったら周りの多くの人が分かる会社に入社できた達成感みたいなものはありましたが、今となっては大事なことはそこではなかったと思います。どういう自分になりたいのか、自分のやりたいことが叶うのか、学びたいことを学べるのか、これらこそが就職活動で考えるべき真の目的だと思います。社名や規模に惑わされずに、その会社でワクワクしながら過ごす自分をイメージできる会社に入ることがおすすめです!


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