個性あるツクルバメンバーひとりひとりのこれまでのストーリーや想いを紐解く「ツクルバメンバーズ!」。今回は、カウカモ事業部でエージェントを務める村島智美にお話を聞いてみました。
選択肢を広げ、人の可能性を広げたい
前職では、新卒で入社してから5年間、旅行代理店で、お客様にあった海外旅行を提案するカウンターセールスの仕事をしていました。「旅を通してお客様の希望や目的を叶えていくこと」と「その国や地域や魅力を引き出して伝えていくこと」で、お客様と地域や体験を繋げていける仕事内容に惹かれ、前職を選びました。
新卒で就職をしたときから現在まで、一貫して持ち続けているのが「その人が出会うべき”もの・サービス・体験”をうまく繋いでいく仕事がしたい」という思いでした。
元はと言うと、新しいものを生み出したり、それをどうやって世に広めていくか、といったストーリーに触れたときにワクワクすることが多く、大学ではマーケティングを学びました。どんな商品やサービスも、ターゲット層のニーズを満たしていなければうまく流通はせず、もし仮にすごく良いものだったとしても、必要としている人のところへ届かなければ真価を発揮することができません。もっている魅力を引き出して、磨いたりスポットライトをあてていく、その戦略をたてることに興味を持ちました。
一方で、人が”選択をする”という行為とその背景にも強く興味がありました。大学のサークルには色々な学科の友人が所属しており、自分にはないスキルや得意分野を持っている仲間と一緒に活動できたのが刺激的でした。多様性や知らない世界に触れたことで、わたしももっと早くに別の経験をしていたら、また違った道に進んでいたのかも?と思うこともよくありました。何かを選択する際に、自分がこれまで経験したことや、知っている世界の延長線上から考えてしまうことが多いですよね。進路や職業の選択に限らず、人生のあらゆるタイミングでやってくる大小様々な選択の場面で、自分らしいベストな決断をするために、多くの選択肢を用意したり、決断をする軸となるような幅広い経験・深い知見が得られる機会を提供したいと思うようにもなりました。
この「届けるべき人へ届けたい」と「出会うべきものに出会いたい」を繋げていくことで、双方にとって最適な状態を生み出し、多くの人が自分らしく生きられる社会を作っていきたいと本気で思っていて、それがツクルバへの共感につながっています。
△社会人2年目で訪れたスリランカにて。学生時代から、自分の視野が広がる気がして海外旅行にはよく行っていました。前職では、留学の手配も業務の1つで、「人生を選択する際の可能性を広げられる経験を提供できているんだ!」と思い、やりがいを感じていました。
テクノロジーを活用しながら“人”にしかできないところに最大限のパワーを注ぐ
前職の仕事もとても好きで、日々やりがいを感じながら、1つ1つの案件を大切に取り組んできました。
一方で、限られた時間や人員の中で成果をあげていくことと、お客様へじっくりと向き合い価値を提供していくことの両立に葛藤を抱くことも多々ありました。
どちらも諦めたくないと思う中、システムなどのITツールを有効に取り入れることで業務の効率化を図り、“人”にしかできない細やかな部分に最大限のパワーを注げる組織を、自分たちの手で創ってみたいなと思うようになりました。(近い将来、人間はAIに仕事を取られてしまうという話を聞いたことがありますが、そうではなく、テクノロジーを味方につけて、人がやらなくてもよいところと、人にしかできないところを分業していけるのが理想です。)
今まで培ってきた、コンサルティングセールスのスキル・経験をいかして、よりお客様と向き合える環境を探していたところ、カウカモエージェントという仕事に出会いました。
実は前からカウカモの存在は知っており、ツクルバ本(ツクルバ共同代表による共著「場のデザインを仕事にする」)を読んだこともありました。その時はまさか自分が入社するとは思っていませんでしたが、求人記事を見たときに、「テクノロジーを積極的に取り入れて、エージェントがお客様と向き合える環境をつくりだしている」という記載に共感して、話を聞きに行きました。
△社内のtechnologyチームが開発したエージェントサポートツールが充実しており、エージェントはお客様と向き合う部分に集中ができる。
そして、選考の中でたくさんのメンバーと話をしましたが、それぞれが圧倒的な熱量をもって、かつ楽しそうに仕事へ取り組んでいる姿がとても印象的でした。私自身も、ありのままの自分で話しをすることができ、毎回面接が終わったあとはなぜか気持ちが前向きで、弾むような感覚になって(笑)ツクルバを知れば知るほど、この環境でチャレンジしたい気持ちが強くなっていったのを思い出します。
未経験の業界だったので、不安な気持ちもありましたが、最終面接で共同代表の村上、中村とも話しをし、多方面に事業を展開している点や、社内外に多様なコミュニティを築き、幅広い情報やつながりを得られる”ツクルバならではの環境”に対して、「仕事」を越えたその先にある広がりや可能性にワクワクしました。、他のメンバーとの化学反応によって、自分の可能性を拡張していける期待感と、まだ見ぬ世界を一緒に創っていきたい!という好奇心から、入社を決意しました。
住まい選びを通じて、人生の豊かさを
入社してから、ものすごいスピードで、2ヶ月が経ちました。実際にメンバーとなり、アイディアを形にするまでのスピード感と、プロダクトに関わるすべてのメンバーの徹底的なユーザー視点に驚いています。「お客様にとってより良いサービスを届けたい」という想いが全てのメンバーの根幹にあり、「そのためにはどうするべきか」という意見がフラットに飛び交っている環境は、とても刺激的で心地がよく、直接お客様と接する立場として、身が引き締まる思いです。
今の目標は、お客様ひとりひとりが、”自分らしいお気に入りの暮らし”を手に入れていただけるよう、二人三脚で思いを形にしていけるエージェントになることです。そしてその先には、カウカモのファンを増やし、カウカモを「なくてはならない不動産インフラ」にするための種まきにも関わってみたいです。
カウカモを通して、「そのマンションが持つ魅力を、必要としているお客様の元へ届けていくこと」と、「お客様が理想の住まいを手に入れるための選択肢や体験を提供すること」、まさに私が目指す「届けるべき人へ届けたい」と「出会うべきものに出会いたい」を繋いでいくことで、カウカモにしかできない不動産仲介を実現していけたらと思います。
多くの人にとって、人生の中でも特に大きな買い物となる「住まい」。だからこそ、お客様にとって納得のいく選択ができるように、そしてカウカモに触れた多くの人の人生がより豊かになれるように、エージェントとしてこれからも走り続けます!!
★過去のツクルバメンバーズ!記事
ツクルバの若きマネージャーが考える「仕事」と「生き方」
【前編】設立9ヶ月のツクルバに第2号社員として入社した理由
【後編】ツクルバ第2号社員が、社員数100名を迎えた今思うこと
現場系ヘルメット女子がアパート大家さんをはじめてツクルバに行き着いたワケ
30歳。キャリアの分かれ道で、安定志向の僕がベンチャーに飛び込んだ理由と、その後。
“孤独をなくす”を目指す僕が、ツクルバを選んだ理由