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【前編】設立9ヶ月のツクルバに第2号社員として入社した理由

初めまして! ツクルバで、カウカモマガジンの編集を担当しています、國保(こくほ)まなみです。

ツクルバの雰囲気をもっと多くの人に知ってもらうべく、ツクルバのメンバー紹介ブログスタート! ということで、今一番の古株である(笑)、第2号社員の私がトップバッターを務めることになりました。

今から6年前、設立9ヶ月だったツクルバになんで入社したの? これまでどんなことをしてきたの? 今はどんな仕事をしているの? そんな内容にフォーカスを当てて、前編・後編の2回に分けてお話したいと思います。

▲1986年東京都生まれ、2012年6月株式会社ツクルバ入社。初代co-ba shibuyaコミュニティマネージャーを経て、現在は街と暮らしの先輩マガジン「cowcamo MAGAZINE」の編集担当。

渋谷で、数々のスタートアップと共に過ごした20代後半

2012年6月にツクルバの第2号社員として入社してから4年弱、「co-ba shibuya」というシェアードワークプレイスのコミュニティマネージャーをしていました。

コミュニティマネージャーの仕事は、例えるならばスナックのママや寮母さん。その場を愛し、その場をより魅力的な場・コミュニティにすべく、使ってくださっている人同士を繋いだり、いつもそこにいて、その場にまつわることはすべてやるといった形でなんでもやっていました。

入社当時は、コミュニティマネージャーという仕事自体、日本にまだあまりなくて、どうやってコミュニティを作ったらいいのか未知の世界。数少ない事例を参考にしたり、同世代で同じような立場で仕事をしている仲間を見つけては、あれこれ情報共有をしながら、手探りで運営をしている毎日でした。

co-ba shibuyaは、スタートアップ企業が多く集まっている場所なので、会社が成長すると次の場所へ巣立っていきます。どんどん成長していく様子を見るのはとても嬉しい半面、どこか寂しさもあり、いつも勝手に母のような気持ちで見守っていました(笑)。また、co-ba NETWORKが全国にでき、渋谷にいながらも“地方” を感じる毎日。さまざまな出会いと別れの連続でしたが、日々たくさんの人と関わることができ、人好きな私にはぴったりの環境。あっという間に過ぎ去った、本当に楽しい4年間でした。

▲2016年4月、異動のタイミングで。お世話になった皆さまをお招きして、co-ba卒業式を行いました。co-baは今でも変わらずずっと私の原点です。

また、ツクルバ自体も社員数約10名の時まではco-ba shibuyaに入居(設計チームのみ、途中から近くのマンションの一室で仕事)していたのですが、成長と共に初の自社オフィスを構えることに。ちょうどその頃までバックオフィスのメンバーもいなかったので、ツクルバ自体の広報も兼務していたのも懐かしい思い出です。

▲2014年11月。ツクルバがco-baから自社オフィスを構えることになったタイミングで。

色んな人、情報、価値観が集まる場所が好き

そもそも私がツクルバに入社したのは、今から約6年前の2012年6月のこと。ツクルバヒストリーの中では、co-ba shibuyaがオープンし、次いで上の階に「co-ba library」という場所ができてまもない頃。私自身としては、早稲田大学で、メディア系のサークルの活動に没頭し、学生や街などをテーマにフリーペーパーを作ったり、イベントを企画していた大学生活を終え、自由人期間を少し経た(笑)、25歳の時のことでした。

実は、大学卒業前後でやりたいことを見失ってしまったのですが、友達が住んでいたシェアハウスによく遊びに行っていたこと、とあるシェアオフィスの運営に少し関わったことが自分の人生のターニングポイントになりました。というのも、そのふたつの場所で、社会の枠にとらわれずにイキイキと活動している人たちや、世の中をよりよく変えようとさまざまな挑戦をする大人たちが切磋琢磨して大きくなっていく姿にたくさん触れたんです。

そこで改めて、世の中にはたくさんの可能性が眠っているし、私自身やっぱり、色んな人や情報が集まる場所そこから新しい何かが生まれる場所が大好きで、そんな場所に関わる仕事がしたいんだなぁと自分の軸が明確になりました。

どこでならできるだろうかと実践できる場を探し始めた頃に、ウェブメディア「greenz」でco-ba shibuyaのオープンを知らせる記事を読んで、代表2人の思いにとても共感したのを今でもよく覚えています。自分のやりたいことがここでならできる! と感じ、その後、縁あって設立9ヶ月だったツクルバに入社することになりました。

▲2013年1月。ツクルバ初めての新春合宿@千葉県金谷。それから毎年欠かさず、年始と夏の年2回、社員旅行に行っています。

・・・と、今回はここまで。

来週更新の後編では、今現在、私が関わっている、“「一点もの」の住まいに出会おう” がコンセプトのリノベーション住宅特化の流通プラットフォーム「cowcamo」や、街と暮らしの先輩マガジン「cowcamo MAGAZINE」について、そして組織が大きく変わりゆく中で今思うことをお伝えします。

後編もお楽しみに!

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