何をもって贅沢というかは置いといて、5月連休の晴れた日に日本海のとある場所にコーヒーを淹れることを目的に出かけました。豆は前日に生豆から自分で炒って一晩寝かせたものを使い、愛用のリュックに道具一式と昼食用のアルファ米にコーヒータイム用のお菓子を詰めて早朝の高速道路を走りました。(雨具と防寒具も忘れずに!)
海岸沿いにある公園の無料駐車場はまだガラガラでした。戻ってきたら駐車待ちの車が列を作っていましたが・・。駐車場からおおよそ90分後、目的地の崖のてっぺんに到着しました。風があるので気持ちよいのですが、いろいろと飛ばないように注意しながらの昼食となりました。
この日のメインはコーヒーなので、昼食はお湯を注ぐだけ。食後のコーヒーはガリガリと豆を挽くところからスタートします。コーヒー豆の良い香りが・・・と言いたいところですが、風で飛んでしまいます。繰り返し使えるハンドメイドのコーヒーフィルターに挽いた粉を入れ、お湯を注ぐと今度はちゃんと香りが感じられました。
お菓子の袋を開けるたびにやたら近くを旋回するトビは気になるものの、穏やかな海眺めながら美味しい(自己申告)コーヒーをいただきました。
片道約4時間強の時間を贅沢に使ったコーヒーでした。