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社内転職!ビジネスメールも書けなかった私が兼業広告ディレクターになった理由

環境を変えたい。新しいことにチャレンジしたい。そんなとき、頭に浮かぶ「転職」の2文字。でも、もしかしたら「社内転職」という4文字の選択肢もあるかもしれません。
トラストリッジには大胆なジョブチェンジを成功させたメンバーがいます。しかも兼業、未経験でのチャレンジ。なぜ?そして実際、ジョブチェンジってどうなのか?早速、社員インタビューしてきました!

プロフィール
ちゃんれい / 通称"ちゃん"
1991年、東京生まれ。2016年から動画チーム最初の料理家としてmacaroniにジョイン。2年間で500を超えるレシピを開発。2018年12月にジョブシェンジをし、プランナー兼広告制作ディレクターとして勤務。趣味は旅行と食器屋巡り。

― トラストリッジに入社したきっかけは?

もともと入社前からmacaroniのユーザーだったんです。料理も食べることも大好きで、時間が空くといつもmacaroniを見てました。

当時、私はスケジュールの読めない仕事をしていて、自分のライフスタイルに合った別の仕事をもちたいと考えていたんです。タイミング良く出会ったのが「macaroniのライター募集」の告知。これは絶対応募しなきゃ!と思い、ものすごく長い自己PRを書いてアルバイトに応募しました。

面接に行った際に、料理が好きで資格を取ろうと思っているという話をしたら、料理動画のチームを立ち上げる予定なので、ライターではなく料理家としてジョインしてほしいと言われて。かなり想定外でしたが、新規事業に携われることにワクワクを感じて、macaroniの料理家になる決意をしました。後にフードコーディネーターの資格を取得しました。

― 動画サービス立ち上げメンバーとしての仕事はどうだった?

ゼロからのサービス立ち上げだったので、入社して数ヶ月は息をつく暇もないくらい忙しかった。でも、とても充実していました。別の仕事の都合で、お休みや早退しなければいけない時もありましたが、どれだけ多忙でもみんな応援してくれて、笑顔で送り出してくれる。仕事はおもしろいし、人も雰囲気も良い……、ここは兼業しやすい環境だな、と実感する日々でした。

― 具体的に、動画チームではどんな仕事を?

1年目に担当したのは料理動画の企画と演者です。レシピ開発から調理、撮影まですべて担当していました。どんな動画ならユーザーの共感や反響を得られるか。通勤中や寝る前に国内外の動画を数えきれないほどリサーチして、撮影や動画編集の仕方を学んで……。そうこうしているうちに、結果を出せるようになりましたね。

2年目からは、料理動画に関するノウハウをナレッジとして確立するプロジェクトを推進しました。このプロジェクトをきっかけに、動画の企画や制作をより論理的に考えるようになりました。

― そうした業務を通じて学んだことをひとつ挙げるなら?

人の心を動かすには、企画に驚きが必要だということです。誰もが知っている野菜炒めの作り方じゃ、大勢の興味を引くことはできない。「これ、どうやって作るの?」と思わせたり、新たな発見を提供したり。そのためにどうしたらいいか、ひたすら考えてました。そうした日々で培った企画力が、今の仕事で役に立っています。

― 今の仕事というのは?


広告の企画と制作ディレクションを担当しています。クライアントの商品やブランドの魅力をユーザーにどう伝えるか考え、実際に形にしていく仕事です。

― 料理家としての仕事が充実していたにも関わらず、ジョブチェンジしようと思った理由は?

自分は料理動画は作れるけれど、他のことはなにもできないと思ったのがきっかけでした。兼業の仕事もちょっと特殊なもので、たとえばビジネスメールを書く必要がない。一般的なビジネススキルを身に付けていない自分はちゃんとした社会人なのか?このままではいけない、と思ったんです。いつか料理家以外にチャレンジしたいと思った時、スキルや経験不足で諦めたくない。自分を変えたいと思いました。

料理家として広告案件に携わった時、先方の担当者のダイレクトな感想が大きなモチベーションになりました。自分の仕事に対するリアクションが対面ではっきりとわかる仕事っていいなと思って。「料理だけでなく、幅広く企画に携われる部署に行きたい!」と社長の大場に直談判したんです。

― 社長の反応は?

びっくりしてましたね。(笑)でも、すごく真摯に相談にのってくれました。私が本当にやりたいことはなんなのか、キャリアプランも含めて親身に考えてくれて。一度や二度ではなく、本当に何度も話を聞いてくれたんです。最終的にそのアドバイスが決定打となって、今いる広告制作部への異動を願い出ました。

― ジョブチェンジしてみてどう?

企画からラフの作成、クライアントへの提案、制作の進行管理……。やらなきゃいけないことは多く、チームにサポートしてもらうことも多いのですが、たくさんの新しい経験を通して成長できている実感があります。気づけばビジネスメールへの苦手意識もなくなったかな。(笑)

自分が企画・制作したクリエイティブが評価されて、クライアントからリピートの意向を頂いた瞬間は本当に嬉しいですね。

― 今も兼業は続けている?

はい。もう一つの仕事の予定は夕方に入ることが多いので、そちらの打ち合わせなどがある日はできるだけ早く出社して、みんなよりもひと足先に退勤するようにしています。会社がフレックス制度を導入していてコアタイムが11〜16時なので、正社員になっても自分のやりたいことを犠牲にせず、ベストと思える働き方ができています。

― 最後に、今後どのようなキャリアを歩んでいきたい?


トラストリッジの働きやすい環境もあって、今は負担を感じることなく兼業を続けられています。しばらくはひとつの仕事に縛られず、自分が続けたい仕事を両立していきたいと思っています。

その先はまだイメージしきれていませんが、この会社ならどんなチャレンジも受け入れてくれるんじゃないか。そう思っているので、まずはしっかり成長して、いつでも新しいことにチャレンジできるようになりたいです。

多様な働き方を認める文化、フレックス制度の充実など、兼業を後押しする環境が揃っているトラストリッジ。経営メンバーととことん話し合えるのも、ジョブチェンジや挑戦のモチベーションになっているようです。

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