激戦区で生き残る理由を探れ!築地の“のり弁“3店舗を徹底比較!Lunch JOURNEY Take-out編~守りの築地もいいもんだ~☆第8回☆
お久しぶりです!インターン生の久保結花です!
実はTRIEDGEがある築地では、近隣になんと三軒ものり弁を売っているお店があるんです!
「そんな近くにお店を出して大丈夫なの?」と思った私は、その三軒について、調査してみることにしました。三軒のお店は、それぞれ違う長所を打ち出してお客様をゲットしていたのです。
決め手は安さとブランド力?ほっともっと
まず、最初はのり弁界を牽引してきたとも言える「ほっともっと」ののり弁。
フワフワの白身フライに、からっと揚がった磯辺揚げ、箸休めのきんぴらごぼうとお漬物はまさに安心する味です。
ほっともっとが築地で成功した理由、それは・・・安さとブランド力!
300円でお弁当が買えちゃうってとてもお財布に優しいですよね。お昼時にはサラリーマンの皆さんが行列を作っていました。
ほっともっとを知らないって人はなかなかいないですよね。いつでもどこでも同じ味を食べることのできる安心感。そして圧倒的安さ。チェーン店だからこそできる強みを存分に活かして築地でも働くサラリーマンの強い味方になっていたのです。
ほっともっと築地一丁目店*https://tabelog.com/tokyo/A1313/A131301/13112066/*
選んで楽しい!食べて美味しい!大衆酒場日本鶏園
お昼はお弁当や店内ランチ、夜は居酒屋として営業しているオールマイティーなお店屋さん。
このお店の魅力は、自分で数種類ある日替わりのおかずの中から好きな物を選べること!
「自分だけの」のり弁が作れてしまうんです。
今回のお弁当は、白身フライ100円、コロッケ50円、唐揚げ100円、ポテトサラダ50円、切り昆布煮50円を選び久保スペシャルをオーダー。ご飯も無料で大盛りに変更できました!
全部乗り切らないくらいのボリュームなのに、全部で581円という高コスパ。お味も一つ一つこだわって作られているのを感じることができました。
中でも私のお気に入りはサクサクの衣と、アツアツの肉汁の唐揚げ!のり弁とは別で唐揚げ弁当というメニューもあったので、今度のランチも日本鶏園さんにお世話になろうと思います!
大衆酒場日本鶏園*https://tabelog.com/tokyo/A1313/A131301/13208704/*
1個1080円!超高級のり弁の実力やいかに?刷毛じょうゆ海苔弁山登り
最後は築地で一番高級?!1個1080円、「刷毛じょうゆ海苔弁山登り」ののり弁『海』。
なかなかのお値段なので学生の私には縁のないお店かと思っていましたが、代表の中野おすすめということもあり、食べてみることに。
のり弁は短時間でお腹がいっぱいになるガッツリ系のイメージが強いですが、このお店の魅力は、デパ地下でお惣菜を買うような女性でも満足できるような、ゆっくりと味わうやさしい味ではないでしょうか。
ご飯の部分はのりが二層になっていて、海苔の旨味をしっかり感じることができます。
そのご飯に大きな鮭。程よい塩味で食べるとホロホロと崩れます。焼き加減も絶妙で皮までおいしく食べれるよう丁寧に焼かれていました。
また、磯辺揚げは他にないくらいの大きなちくわで旨味がギューっと濃縮されています。
箸休めのお漬物やおひたしはシンプルながらも飽きない味でのり弁全体を引き締めます。
私のイチオシの卵焼きは、優しい甘さでどこか懐かしい味がしました。
刷毛じょうゆ海苔弁山登り*http://www.bento-smiles.com/menu.html*
どのお店にも独自の強みがある!
それぞれのお店の魅力をまとめてみると、ほっともっと=安さ・安心感、大衆酒場日本鶏園=エンターテイメント性、刷毛じょうゆ海苔弁山登り=洗練された味や見た目と高級感。
どのお店にもそれぞれの強みがあるということがわかりました。
飲食店が成功するためには、自分たちにしかできない強みを持つ必要がありそうです。