どうも、こんにちは!
今回はコーヒー業界のAppleとも言われているブルーボトルコーヒーから、
マーケティングについて学んでいきたいと思います。
消費者のニーズが多様化する中で、マーケティング関する知識は経営層やマーケ職以外の方でも必要になってきています。しかし、マーケティング理論は急速に進化しているため、忙しいビジネスパーソンには情報キャッチが難しい。
弊社はマーケティング支援会社ですので、
忙しいビジネスパーソンの方に短時間でわかるマーケティングのコラムを紹介していきます!!
ブルーボトルコーヒーとは?
https://bluebottlecoffee.jp/
ブルーボトルコーヒーは、「個人の香りがするコーヒーチェーン」というコンセプトのもと、
2002年にカルフォルニア州で誕生しました。
創業者のジェームス・フリーマンは、日本の喫茶店に影響され、
自宅のガレージで最高の一杯を作ろうと焙煎所をスタートさせたのが始まりです。
日本では2015年2月に清澄白河で第1号店がオープンして、
現在国内では9店舗、世界では40店舗以上を運営しています。
ブルーボトルコーヒーのこだわり
ジェームス・フリーマンは、スターバックスなどのコーヒーを嫌いました。
「確かに味はうまい。
しかし、コーヒーはもっと心を込めている物で、マニュアル化され効率化されるものではない。」
コーヒー豆は必ず厳選したもので、
現地住民と協力の下、最高の焙煎方法を編み出しています。
また、創業以来焙煎してから48時間のものしか販売しないという誓約を掲げています。
注文を受けてから時間をかけて一杯一杯最高のものを提供することにこだわりをもっています。
ブルーボトルコーヒーの『顧客体験』
ブルーボトルコーヒー中目黒店
https://mamee.jp/bluebottle-nakameguro/
ブルーボトルコーヒーは急拡大をしてきたわけではなく、
一店舗ごとに土地と建物の文脈を考慮して、空間を作ることにこだわっています。
たとえば、中目黒では店舗は「人を育てる」をテーマに、元は工場だった場所をリノベーションして、店内に本棚の設置やセミナーのための空間を設けています。
バリスタやコーヒー好きのファンを育てるというコンセプトでイベントも開催されています。
空間づくりにこだわり、お店に訪れてくれる人々の体験を大切に。
あえて、マーケティングという言葉を用いず、「エクスペリエンス」という言葉で
デザイン、PR、マーケティングなどの統括をして顧客体験全体を設計しているそうです。
ブルーボトルコーヒージャパン取締役 井川沙紀氏はこのエクスペリエンスについて以下のように語っています。
「世の中が便利になり、効率化が進む中で、『カフェ』という空間が提供できる価値は何か。
それは『体験』だと考えています。
たとえば、人と交流することや、その場にいることで様々な感情が喚起されること。
未来にも残り続けるブランドであるために、ブルーボトルコーヒーは空間にもこだわり、
『体験』を提供していきます」
ここまで、1店舗1店舗こだわりを持って展開している店はそう多くはないですよね。
これは前回の【コトラー講座】2分でわかるマーケティング4.0(part1)での
自社の商品をどう位置づけていくか?
というところに繋がってきます。
つまり、ブルーボトルコーヒーはこのようにカフェでの”体験”を大切にしていることで、
他社と比較した時の自社の立ち位置(ポジション)を明確にしているのです。
いかがでしたでしょうか?
ちなみに私も品川店に行ってきました!!!!
まず店員さん接客が丁寧でした。
豆の説明から始まって、自分が飲みたいコーヒーを注文します。
注文してから焙煎するので、席でワクワクしながらコーヒーを待ってました!!
中は写真のようにとてもシンプルで風通しのいい空間でした。
そして、問題のコーヒーは、、、めっちゃおいしいです(^^)
コクがある(素人ですが)感じがして、一杯でとても満足感のある量でした!!
居心地のいい空間で美味しいコーヒーをいただいてきましたー(^^)
是非皆さんも一度体験してきてください!!
参照:
ブルー・ボトル・コーヒーとスタ―バックスとの違いは?特徴や日本店舗展開について
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