私たちトレノケート株式会社は、"世界を変える「人」を育てる" をビジョンに掲げ、創業より約30年にわたり、IT人材の育成に尽力してきました。1,500を超える研修コースや自主学習教材を取り揃え、企業や個人の学びを支援し続けています。
今回は、IT講師として活躍する佐藤 友梨に、トレノケートで広げてきたキャリアとその魅力について聞いてみました。
技術を教えるだけでなく、研修の企画・運営にも携わる彼女が語る、IT講師のやりがいとは?
講師としての広がるキャリアの可能性を知りたい方は、ぜひご覧ください!
【プロフィール】
佐藤 友梨(さとう ゆり):大手SIerでのインフラエンジニア経験を経て、2018年にトレノケートへ転職。IT研修講師としてネットワークやインフラ分野を担当し、現在は新入社員研修事業の統括プロジェクトに関わり、研修の設計や運営管理を担う。
「IT×教育」の架け橋!多彩な経験を活かして講師へ転身した理由
ーー佐藤さんの、これまでのキャリアを教えてください。
教育学部を卒業後、新卒で大手SIerに入社しました。データセンターのインテグレーションや保守業務を担当し、ITインフラを支える専門スキルを磨きました。
また、キャリアの途中で青年海外協力隊に参加し、アフリカの職業訓練校でPCインストラクターとして活動しました。秘書を目指す女性たちにExcelやWordなどのスキルを指導し、「知識を伝える」ことの面白さを実感しました。単に教えるだけでなく、受講者の成長を間近で感じられることにやりがいを感じた経験です。
帰国後は再びSIerに戻り、技術を磨きながら経験を積みましたが、ITスキルと教育経験を活かせる環境を求めて2018年にトレノケートへ転職。現在は研修講師として、受講者の成長を支える仕事に挑戦しています。
ーーIT講師という "教える仕事" に関心を持ったきっかけと、トレノケートへ転職した決め手を教えてください。
教育学部出身で教員免許を取得し、IT業界での経験も積んできたため、「学び」と「技術」の両方を活かせる仕事がしたいと考え、IT講師を志しました。
特に、青年海外協力隊でPCインストラクターを務めた経験が大きな転機となりました。「自分が教えた知識が誰かのスキルとなる」ことに強いやりがいを感じ、それが自身の価値観にも大きな影響を与えました。 そこから、教育の分野でより専門性を高めたいと考えるようになりました。
トレノケートを選んだのは、インフラ・ネットワーク・クラウドなど、IT全般を網羅する教育環境が整っていたから。また、前職での経験を活かせる研修もあり、自分の強みを最大限に活かせる環境だと感じ、転職を決めました。
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研修の立案から運営まで!お客様の成長を支えるIT講師の魅力
ーートレノケートに入社してからの役割を教えてください。
入社当初は、前職の経験を活かし、ネットワークやインフラ分野の研修を担当しました。受講者が実務で活かせるスキルを習得できるよう、研修の実施では常に工夫を重ねていました。
入社3〜4年目には、担当分野を広げながら、研修の実施だけでなく、お客様ごとの研修プランの提案や運営マネジメントにも携わるようになりました。
現在は、新入社員研修事業のプロジェクトメンバーとして、研修の企画・設計から運営全体の管理までを担当しています。当社の新入社員研修事業は、毎年多くのお客様に採用いただいており、一社一社に最適な研修を提供するため、入念な計画・準備を行い、実施中はもちろん、実施後のフォローまで含めた運営全体を統括する重要なプロジェクトです。
研修講師として技術を伝えるだけでなく、受講者の成長を支える「環境づくり」や「組織全体での研修の成功」に関われる点が、この仕事の醍醐味だと感じています。
ーー実際に講師になってみて、ギャップや苦労はありましたか?
一番のギャップは「求められるレベルの高さ」でした。
青年海外協力隊でPCインストラクターをしていた際は、WordやExcelの基本的な使い方を、独自の工夫を交えながら指導していました。
しかし、トレノケートでは、講師になるための研修を受講し、デビューするコースについて何度も先輩講師のレビューを受け、最終的に、社内での講師デビューを見極める「大レビュー」に合格しないとお客様の前で講義を実施できません。
特に、ネットワークやサーバーの技術を深く理解し、自分の言葉で正確に説明できるまでには時間がかかりました。しかし、このプロセスを経たことで、技術力だけでなく「学びの段階を踏まえて伝える力」も飛躍的に向上したと考えています! !
苦労もありましたが、その分、講師としての成長を実感できる環境だと感じています。
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ーー現在は「新入社員研修事業のプロジェクトのメンバー」とのことですが、具体的にどのようなことをされているのでしょうか。
このプロジェクトでの私の大きな役割は、研修全体の企画・管理です。
最適な講師のアサイン、研修内容の設計、外部提携講師(パートナー講師)との連携などを行い、円滑な研修運営を支える仕事です。また、お客様とともに新入社員の育成プランを考え、プロジェクトを成功に導く役割も担っています。
研修の提供だけではなく、多くの関係者と連携しながら、様々な規模の人材育成のプロジェクトを動かしていく点が、この仕事の魅力ですね!
プロジェクトを円滑に進めるための調整力やチームマネジメントのスキルが求められるため、現在の経験が、将来的なマネジメントのキャリアにもつながると感じています。
ーーこれまでに得た経験と、今後のキャリアについて聞かせてください!
過去に私が担当・実施したコースでお客様から評価をいただいたことが、新入社員研修の依頼につながり、以来5年連続で継続受注をいただいています。この経験を通じて、単なる研修の提供者ではなく、お客様の課題に寄り添い、最適な育成プログラムを提案できる立場になったと感じています。
また、前述のプロジェクトでは、研修の設計・運営に加え、講師のアサインや外部講師との連携など、プロジェクト関係者全体を動かす経験を積んできました。多くの関係者と協力しながら研修を成功に導くことに大きなやりがいを感じています。
こうした経験を活かし、今後は講師個人の成長にとどまらず、チーム全体を成長させるマネジメントにも挑戦したいと考えています。研修の品質向上のみならず、「より良い人材育成の仕組みをつくること」が次のチャレンジです!
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裁量とオープンなコミュニケーション。トレノケートの働きやすさの秘訣
ーー佐藤さんはトレノケートに在籍7年目になりますが、長く働き続けられる魅力はどんなところでしょうか。
そうですね、トレノケートで働く中で感じる魅力は、裁量の大きさと柔軟な働き方ができる環境です。
研修の質を維持するための仕組みは整っていますが、研修の進め方や改善は講師の裁量に委ねられており、受講者にとってより良い学びの場をつくるために、自ら考え工夫できる環境があります。
技術の変化が激しいIT業界では、講師も学び続けることが求められますが、社内外の研修機会が豊富で、常にスキルをアップデートできるのも魅力の一つです。
また、講師同士の意見交換が活発で、フラットに相談しやすい文化も特徴です。研修の悩みを気軽に共有し、周囲のサポートを受けながら成長できる環境があることで、より良い研修を提供するための学びが自然と生まれると感じています。
さらに、柔軟な働き方ができる環境も整っており、リモート勤務や当社契約シェアオフィス(全国)の活用など、ワークライフバランスを取りながら働ける点も大きな魅力です。自由度が高く、チームで支え合える環境があることが、トレノケートで働く魅力の一つだと感じています。
ーー最後に、「講師」へご興味をお持ちいただいている求職者の方へメッセージをお願いします!
受講者の方は、時間とお金を使って学びに来ています。 その期待に応え、価値ある研修を提供する責任は大きいですが、その分 "「誰かの成長を支えられる」やりがい" を強く感じられる仕事です。
また、講師の仕事はただ教えるだけではなく、研修の企画・運営やプロジェクト統括など、キャリアの選択肢が広がるのも特徴です。教えることを軸に、さまざまな形で人材育成に関われる環境が整っています。
「学び続けたい」「人の成長を支えたい」そんな想いがある方と、一緒に働けることを楽しみにしています!
▼佐藤が登場しているVoicyもぜひご視聴ください!