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「新たな挑戦を楽しむ社風が魅力」。トレノケートは若手からミドル/シニア層まで幅広く活躍する、多様性に富んだ会社

私たちトレノケート株式会社は、"世界を変える「人」を育てる"をビジョンとし、創業より約30年、IT人材の育成に尽力し続けています。1,500を超えるさまざまなラインナップの研修コースや自主学習教材を取り揃え、お客様のニーズに合わせて提供しています。

今回は、人材教育シニアコンサルタントとしてさまざまなメディアなどでも活躍する田中淳子と、人事採用担当の吉村が対談を行いました。


【プロフィール】

田中 淳子(たなか じゅんこ):人材育成ソリューション部所属。1986年に上智大学文学部教育学科を卒業後、顧客企業のITエンジニア向け技術教育に従事。米国本社での研修受講をきっかけに、ヒューマンスキルの人材育成を開始。以降、「人をどう育てるか」「人はどう成長するか」について探究しながら、企業のキャリア開発支援にも携わる。産業カウンセラー、国家資格キャリアコンサルタント。音声配信Voicyにて『田中淳子の「人材育成」応援ラジオ』を月〜金、週5回7:30AM~配信。人材育成にまつわる多様な話を発信中。


幅広い領域でトレノケートの事業をけん引

吉村:田中さんのこれまでのキャリアを教えていただけますか?

田中:大学卒業後は日本ディジタルイクイップメント株式会社(日本DEC)へ入社しました。学生時代に教育学を専攻していて、教育に関する仕事をしたいという思いから、「技術教育エンジニア」という職種別採用に魅力を感じたのが入社のきっかけでした。配属後は、コンピュータメーカーでしたので、コンピュータをご購入のお客様企業向けに自社OSや関連ソフトウェアを学ぶための研修講師として活動していました。

入社2年目に入り、後輩にインストラクションやプレゼンテーションの技術を教える仕事をしたいと手を挙げ、自分なりに工夫してテキストを作り、後輩の講師立ち上げ支援をしていました。その流れで、アメリカ本社が開催する「インストラクター養成講座」を受講することになり、27歳で初米国出張。現地で学んだ内容を日本に持ち帰り、「トレイン・ザ・トレーナー」や「コミュニケーション・スキル」などの研修を開発。当時はIT研修しか提供していなかった企業で、新たなサービスメニューとして展開する土台を作りました。

トレイン・ザ・トレーナー~研修講師養成講座~

【PDU対象】効果的コミュニケーション・スキル ~より良い対人関係を構築するための聴き方、話し方~


吉村:まさに現在当社が行っているサービスの前身となる事業に従事していたのですね。

田中:はい。その後、同社の教育部門がグローバルナレッジネットワーク株式会社(現・トレノケート株式会社)として独立することになり、私も転籍することにしました。私自身、ヒューマンスキルの教育をより深めたい、広めたいという気持ちもあり、転籍と同時にITの講師はやめて、ヒューマンスキル専門の講師としての活動に軸足を1本に絞りました。

その後2002年に1つの転機が訪れます。日経BP社で創刊された『日経ITプロフェッショナル』という雑誌において、ヒューマンスキルに関するコラムを執筆することになったのです。原稿を書く仕事は初挑戦でしたが、お陰様で読者評価も高く、関連誌なども含めて長年にわたり連載が続きました。さらにその延長で、書籍を出版したり、さまざまな経営者の方から人材教育に関する相談を受けたりする機会が増えました。本業の研修講師を務めながらも、ブログやSNSの発信、メディアへの出演など、対外的な活動にも幅広く携わるようになりました。


吉村:かなり多岐にわたる活動をされてきたのですね!

田中:一人で担当していたヒューマンスキルの分野をなんとか広めなければと、出来ることはなんでもやっていました。また、1社向け研修はカスタマイズしてのご提供が多く、コンテンツの開発やカスタマイズなども最初から行っていました。営業担当者がお客様先でスムーズに説明できるように、営業同行やプロモーション資料作成などを行う機会も多々ありました。

ほかにも、2011年には、顧客企業の人事や人材育成担当の方同士をつなげようとコミュニティを立ち上げました。当時、企業はOJTの制度充実に関心が高かったので、まずは「OJTの状況を共有しよう」ということで、「OJT茶話会」という名称で立ち上げ、2017年まで続けました。最終的には30社ほどの企業の方と学び合いの場に育ちました。2017年に一旦解散し、その後2021年からは多少運営スタイルを変えて、人材育成にまつわるテーマを学び合う「マナビのミライ・ラボ」というコミュニティを主宰しています。各社の人材育成担当者は、想いはあるものの、孤軍奮闘していることも多く、私たちがハブとなり、他社の同じ役割の方と横のネットワークが作れたら、互いに知識や考え方、取組みを情報交換ができ、何らかの支援になるのではと考えてのことです。講師の仕事以外にこのような企画のリードや運営などにも携わっています。



若い世代に自身の経験や技術を伝承していきたい

吉村:現在は主にどのような業務に取り組んでいますか?

田中:2020年に長らく所属した講師部門から営業本部人材育成ソリューション部と新規事業開発部の兼務となりました。まず、人材育成ソリューション部としては、営業支援、顧客の課題解決のお手伝いや営業活動がより活性化するような人材育成の取組みとしてSales Enablement (※詳細は後述)にも関わっています。また、新規事業開発部では、お客様とのリレーション強化や営業支援、トレノケートの認知度向上を目指して、音声配信プラットフォーム「Voicy」 を活用した番組を開始しました。学びや教育に興味がある人たちに向けた情報発信を毎日行いながら、「音声×教育」の可能性についても探究しています。今後は、弊社ホームページやカタログなどの講師紹介ページで、講師の音声による自己紹介を組み込むといった活用も試してみたいと考えています。

最近では、お客様の認知度も上がってきたこともあり、お世話になっている人事や人材育成担当部門の方などにゲスト出演もお願いして、多様な放送をお届けしています。

Voicy|田中淳子の「人材育成」応援ラジオ
人材育成、大人の学び、キャリアにまつわるあれこれを毎朝お届けしています。今日も学びと学びの支援を楽しもう!と思えるような話題を通じて、日本を元気に!


吉村:とても面白い試みですね!

田中:ちなみにVoicyでのチャンネル『「人材育成」応援ラジオ』は、私が59歳のときに立ち上げました。57歳で新規事業開発部に異動になった時は、まもなく(制度上の)定年を迎える社員に「新規事業を?」と驚きました(笑)。「定年間近な人間に新規事業を考えろって変わっている」と副社長(当時)に伝えたら、「何か問題がありますか?」と笑いながら言われました。でも考えてみれば、皆さんからそういう反応であることからもわかるように、トレノケートは年齢関係なく誰でも活躍できる組織なんだと思います。ミドル/シニア層の人材も積極的に採用していますし、“年齢が高いから”などというレッテルを組織が貼らないですし、自らも貼ってはいけないのではと感じるようになりました。

実際、人は何歳になっても自身の能力を伸ばすことができるという研究結果も出ています。

私も若い世代のメンバーに自分の経験や技術をどんどん伝承していきたいと思っていますし、若手メンバーが進行するプロジェクトのサポートなどにも関わるようにしています。


吉村:先ほど「営業支援」に関する取り組みのお話がありましたが、Sales Enablement施策について、もう少し具体的に教えていただけますか?

田中:Sales Enablementとは、より効率よく効果的に営業活動ができるようにするための環境整備と人材育成の取組みを総称した考え方です。現在は、まず、営業職として新規入社した方向けのオンボーディングプログラムの充実に力を入れています。具体的には、新規入社者に対して人材育成や営業活動に関する基礎教育プログラムを開発、提供しています。

また、入社者向けの教育コンテンツのほか、受け入れ側の上司やOJTトレーナーが注意すべき事柄を動画化し、営業部門内に展開しています。さらに今後は、中途入社者がつまずきやすいポイントをまとめた動画や、これらのコンテンツを新卒向けにアレンジした動画を制作したいと考えています。

現在は営業部門内のみでの取り組みですが、いずれは他部門にも連携していけたらいいですね。人事部門のみなさんとも共同でプログラムを開発していければと考えています。


吉村:ありがとうございます。ぜひ一緒に取り組みができれば嬉しいです!

田中:そうした体系づくりを進めながら、社内のキャリアパスをしっかりと整備していくことが今後の課題だと捉えています。各自のスペシャリティをどうしていくのか、そんな道筋を整えていけたらいいなと考えています。



年齢やポジションに関係なく、挑戦を後押しする社風

吉村:田中さんが考えるトレノケートの魅力は?

田中:良い意味で自由なところ、自己裁量に任せる部分が大きいところが魅力だと思います。また、人間関係がフラットで、ポジションが上の方でも話しやすい雰囲気があります。部門間の壁が少なく、異なる部署のマネージャーに直接話を聞きに行くことなども自然にできる環境です。

あとは、「新たなチャレンジを楽しむ」社風がある点も特長です。先ほどお話ししたVoicyの企画もそうですが、“まずはやってみよう”という空気が浸透してきましたよね。


吉村:たしかに、やったことがない事柄に対しても希望すればアサインしてもらえるなど、挑戦を後押ししてくれる雰囲気がありますよね。

田中:年齢やポジションだけでなく、当社では雇用形態における区別もあまりありません。どんな雇用形態であっても状況に応じて、柔軟に仕事を割り振りますし、やりたいと手を挙げた事柄を尊重してくれる風土があります。まさに多様性を尊重している組織だと思います。


吉村:そのような特色も含めて、トレノケートにはどのような人材がマッチすると思いますか?

田中:自分の軸を持ちながら、自分で考えて活動したり、新たな提案をしたり、それを自分で動かしたりといった自律した人がより活躍できる会社だと感じています。


吉村:最後に、求職者の方々へメッセージをお願いします!

田中:人は1人では成長できないがゆえに、「教育する」こと、「成長を支援する」ことは、ビジネスパーソンにとって普遍的な課題です。そして、人の成長プロセスに伴走するのがトレノケートの役割だと考えています。「人材育成の支援」において、学びのスタイルや手法が変化していくことはあるかもしれませんが、「時代が変わってもなくならない仕事」だと考えています。社会貢献的な要素も強く、“世のため、人のために動きたい”と思っている方にはうってつけの仕事ですね。

若い世代の方々には、斬新な発想やアイデアで、ぜひ業界を変えていってほしいという思いを持っています。また、ミドル/シニア世代の方々も、もし現在の会社で新しい挑戦ができずに悶々とする気持ちがあれば、もしかしたらトレノケートのほうが活躍の場があるかもしれません。年を重ねてもまだまだやりたいことがある方、そして「自分が学び続けていることを他者と分かち合いたい」「他者の学びを支援し、他者の変化を喜びと感じられる」方に来ていただけたら嬉しいですね。


吉村:田中さん、今日はありがとうございました!


<編集後記:吉村>

トレノケートの前身企業時代から常にチャレンジを楽しみ、またさまざまな形で社内外問わず「人材育成」に寄り添ってきた田中さんのこれまでの歩みや、トレノケートへの想いを伺い、私も人事として改めて、身の引き締まる思いがありました。

採用の観点では、当社は営業職の入社後の育成(Sales Enablement)を中心に、受け入れ体制の強化にも取り組んでいます。

ぜひ、若手からシニア/ミドル層まで幅広い世代の方からご応募いただけることをお待ちしています!


本記事でご紹介した当社のトレーニングコース、および田中の「Voicy」チャンネルです。
ご興味のある方はぜひご覧(ご視聴)ください!

トレイン・ザ・トレーナー~研修講師養成講座~

【PDU対象】効果的コミュニケーション・スキル ~より良い対人関係を構築するための聴き方、話し方~

Voicy|田中淳子の「人材育成」応援ラジオ



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