当社が手がけるJR中央線高架下を活用した創業支援施設群「コウカシタ・ヒガコインキュベーション」が、「第2回 地域価値を共創する不動産業アワード(国土交通省)」におきまして、特別賞を受賞いたしました。
日頃からタウンキッチンを支えてくださっている皆様に感謝申し上げるとともに、これからも引き続き、地域価値を高めるまちづくりに邁進してまいります。
ー以下、審査結果より
【活動名称】
JR中央線高架下を活用した創業支援施設群 「コウカシタ・ヒガコインキュベーション」
【活動概要】
JR中央線の高架下でKO-TO、PO-TO、MA-TOの3施設を運営し、150社以上の起業家が集まる拠点を形成しています。また、自社で運営するウェブメディアの「リンジン」等を通じて、地域の起業家を広く紹介することで、地域内で起業家を支え合うコミュニティを生み出しています。その他、鉄道会社や行政等との連携により、起業家育成のためのセミナーや個別相談を行う創業支援事業、商店街等の空き店舗紹介や空き家とのマッチングを行う不動産事業を手がけ、スモールビジネスを通じた地域づくりをワンストップで行うことで、地域価値の向上に寄与しています。
【選定理由】
JR高架下にJR中央線コミュニティデザイン等と協働して開設した建物を活用するという独自性を生かし、高架下利用ならではの低コストでチャレンジショップを出せる点が新しい価値であるといえます。また、起業家の小商い、シェアキッチンなどの働く場を創出し、150以上の起業家が集積するなど、多くの共創者と連携しながら地域の魅力を高めている点が高く評価されました。
国土交通省のリリースはこちら
https://www.mlit.go.jp/report/press/tochi_fudousan_kensetsugyo16_hh_000001_00070.html
地域価値を共創する不動産業アワードについてはこちら
https://www.mlit.go.jp/tochi_fudousan_kensetsugyo/kyousou_awards/
株式会社タウンキッチン
アイデアを育てるプラットフォーム 何気ない日常の風景に違和感を覚えたり、あったらいいなと妄想を抱いたり。「きっと他の誰かがしてくれる」そんなふうに目を逸らさずに、一人ひとりが当事者になって、地域の暮らしに自分ゴトとして参画すれば、日常はもっと豊かになるはず。自分の中にある小さなアイデアを、みんなで大きくカタチにしていく。タウンキッチンは、そんなアイデアを育てる地域のプラットフォームを目指します。 <3つのキホン> ●PARTNER SHIP 私たちは、行政や企業とのパートナーシップを前提にしてプロジェクトに取り組んでいます。その際、価値観や考えに共感できるかが、最も大切な指標となります。共に同じビジョンを目指し、新しい価値の創出を面白がれるパートナーと一緒に事業を作っています。 ●OWNER SHIP 全ての仕事に対して自分ごとで捉え、「誰のためか」「何のためか」を大切にしています。それがブレると、短期的にメリットがあったとしても、中長期で幸せな状態にはなりません。一方で、軸をブレないようにするのは大変なことです。場合によっては、波風が立つこともあります。そんな環境を楽しみながら、最後には笑顔が生まれるような仕事をめざしています。 ●LEADER SHIP 一つ一つの仕事に対して、自ら道を切り拓きながら進んでいく姿勢を大切に考えています。それは、新入社員も、アルバイトも、社長も、全員同じです。一人ひとりがリーダーシップを発揮すること。そしてそんなメンバーが集まることで、地域を、社会を、そして日本を引っ張っていくような事業になると信じています。 <事業の考え方> ●私たちのホームグラウンドである小金井市では、新しい価値を生み出すために、多少のリスクがあっても積極的にチャレンジをしています。そしてこの地で事業のフォーマットを確立できれば、求められる他の地域へと展開していく予定です。深く掘っていく事業と、広く展開していく事業のバランスを意識しています。 ●当社では、会社を大きくしていくこと自体に価値を感じていません。もちろん、私たちが面白がれるプロジェクトであれば、できるだけ多く関わりたいという気持ちはあります。しかし、数字はあくまでも数字。そこに至るプロセスが重要だと考えています。 ●3.11、リーマンショック、コロナウィルス…何が起こるかわからない世の中。私たちの仕事も、想定通りに進むことなんてありません。時代の流れ、社会の流れに無理に抵抗することなく、自然体でいること。そして自分たちの使命に向き合いながら、自分たちができることに集中する、そんなスタンスを大切にしています。