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「人生の可能性を広げる環境がここにはある」1年で採用応募数を10倍にしたtoridoriの組織作りとはー取締役/経営企画室室長・金子健人インタビュー

こんにちは!
toridori広報担当です🌞

今回は取締役/経営企画室室長金子を取材しました!

金子は普段組織運営に注力していることもあり、対外的なインタビューを受けることはないのですが、今回は、組織作りから人材の部分まで語りつくしてもらいました!

▼toridori取締役・金子健人について
兵庫県川西市出身。2014年春、新卒入社で上京し、ITベンチャー企業でセールス、Webメディアディレクション等を歴任。
その後、日本最大級の動画投稿・ライブ配信プラットフォームのプロデューサーとして、インフルエンサーを主軸としたキャスティング、マーケティング、プロモーションタイアップ担当として幅広く活躍。
当時から”個の力”がこの先の社会を変えていくことを感じており、2019年より活躍の場を広げるべく、大手旅行会社・音楽レーベルなど多彩な業種をクライアントとしたインフルエンサーマーケティング、SNSコンサルティング事業会社を起業。
その後、toridoriにジョインし、現在は取締役・経営企画室室長を兼務。経営・人事制度・評価制度の構築をメインに担当している。
Twitterはこちら
https://twitter.com/kaneko_knt

『個の時代』の訪れと、チームで働く楽しさ

ーtoridoriに入社したきっかけを教えてください

代表中山との出会いがきっかけです。2014年の夏、僕が上京したての頃でした。中山は僕と年齢が近いのに起業していて、自分の考えを持っていて、当時はインフルエンサーマーケティングの走り、YouTuberとしても活動していました。
彼は事業で大きな売上を上げているだけではなく、本当に人思いで求心力があって凄く惹かれたのを今でも良く覚えています。現在もそこが変わらないのは本当に凄いですよね。

中山と出会った頃、僕は動画投稿・配信サービスでマーケティングなどをやっていました。その時、「個人の影響力」が強くなっていることを体感したんですよね。時を重ねる毎にインフルエンサーの地位や影響力が上がっていく姿を肌で感じ「これからは『個の時代』が来る」とこの頃から中山とよく話していました。
そこで、自分もSNS・インフルエンサー領域で時代に関わっていきたいと思い、2019年4月末に前職を退社し、幅を広げるべく起業しました。事業内容としてはSNSのコンサルティング業務です。複数社からの依頼を受けていたのですが、toridoriの前身であるコラボテクノロジーにも任せてもらっていました。

ただ、会社を起こしたのは良いものの、個人でやっていてもあんまり楽しくなかったんですよね。起業して分かったのですがチームでやる方が自分は楽しいと気づき、その頃から会社で働きたい、個人ではなく仲間と成し遂げたいと思い始めました。そんな時に旧知の中山にあらたまった形で呼ばれたんです。起業した会社の事業を買い取ってくれることも決め手の1つでしたが、中山から言われた「健人くんには経営に入ってもらいたい。俺だけでは足りない目線が健人くんにはあるし、一緒に働くことで個人の影響力を支える企業に成長できると思う」という言葉に、これ以上信頼できる仲間はいないと感じジョインすることに決めました。

入社当初は『toridori marketing/base』の立ち上げや、インフルエンサーマーケティングの知見を活かしたアドバイザー的な業務をしていました。
しかし「会社を成長させるためには人材周りをもっと強くすべきではないか?」「人事制度・人事評価などの会社的な部分も強化する必要があるのではないか?」と感じたんですね。何故なら、会社もビジネスも大きくするためにはまず人が大事だからです。だからこそ、良い人を採用すべきだし、今いる優秀なメンバーたちをフェアに評価し成長を支援できる制度が必要だと強く思いました。
そこで、中山に直談判し、経営する側としてより深くコミットすべく2019年12月に取締役に就任しました。

そんな中、今後企業が成長するうえで、理念が無かったり社員の目線統一ができていないとバラバラの方向にみんなが動いてしまうし、採用するにあたっても軸となる「どんな会社か」を語れないのはだめだということで、中山を中心にミッション(企業理念)バリュー(行動指針)の再設定を実施しました。
ミッションとなったのは昔から中山が話していた「個人の時代を作る」と「それらを支えるプラットフォームサービスをつくりたい」という思いを重ねた「『個の時代』の、担い手に。」と言う言葉です。
このミッションとバリューが出来上がったことで、ただのインフルエンサーマーケティングの一会社ではない、toridoriという唯一無二の企業軸が見えてきたと思っています。

ー人事責任者に就任後、どのような採用施策を実施してきましたか?

元々リファラル採用がメインでしたが、Wantedly運用や求人媒体運用に注力することで応募数が増えていきましたね。
2020年は43名、2021年は9月時点でも68名の方の入社が決まっています。またミッション・バリュー変更前と変更後で応募数は10倍まで変化しました。
面接をする中で気づいたのが「『個の時代』の、担い手に。という言葉を見て、自分もこの会社で働きたいと思いました」など、ミッションに理解、共感しご応募してくださっている方が多いということ。こんな方々にご入社頂いて活躍してもらえているのが何よりも嬉しいですね。
それから、toridoriでは事業部に採用予算を付けることで、経営陣にあたる事業部長やメンバー自らが採用戦略・ポジション・クロージング等全てを理解した上で採用計画を進めてもらっています。
企業が成熟した後に部署ごとに採用責任者を置く企業は多いと思いますが、現在のtoridoriのフェーズから経営陣がここまで採用にコミットしている会社は珍しいと思いますね。今後も全社一丸となって採用活動を行っていける体制を作っていきたいです。


ーtoridoriだからこそできている採用とは?

僕個人の考えでは、会社で一番優秀な人を採用に置くことがベストだと思っているので、そうしています。
弊社だと、採用全般を任せている社員は、これまで大企業からベンチャーまで様々な規模の企業で、新規立ち上げ、グロース、マーケティング、企画、制作など、事業をいろいろな角度から経験してきている人間です。
実際にそういう人の基準を選考に入れることで一定の採用レベルを担保でき、効率も上がりました。リスクヘッジやビジネススキルはもちろんのこと、人材要件の言語化もでき安心して任せています。ここ1~2年で入社した人材が活躍し始めた最大の理由だと思います。

フェアな評価制度で、メンバーの成長曲線が変わった

ー採用・組織づくり(評価制度含め)でこだわっていることはありますか?

理想は「経営陣の決定」と「メンバーの意見」のバランスが取れている組織。それを作るために評価制度を設けました。一方で、人が人を評価するという観点において”完璧な評価制度”が出来上がることはまずないと思っていて、「評価される側の納得度をできる限り上げること」に重点を置いた柔軟な評価制度を取り入れています。

実際に評価制度の運用を始めて大きな実績を残した社員が2人います。

1人目は、年収が前年比150%UPした営業メンバー
彼は背中を見て育つタイプで、最初は芽が出ずにいました。しかしオフィスを移行し他部署と合流したことで「他の部署にどれだけ優秀な人がいるか」「自分がどれだけ頑張っていなかったか」を知って覚醒したんです。
それから12か月間連続で売上目標をハイ達成し、その実力が認められマネージャーに即登用。結果的に年収も150%UPし、今一番事業を担ってくれているメンバーにまで成長しました。
2人目は、社員登用と同時にブランド責任者に抜擢されたアルバイト出身のメンバーです。
アルバイトから新卒で入った社員なのですが能力値を学生の時点で見抜いていたので入社時の段階でブランドの責任者に抜擢。期待通りブランドを即完売に導くなど大活躍してくれましたね。

彼らの活躍により、「能力値や実績に合わせたフェアな評価制度は、メンバーの成長曲線をぐっと変える」と確信しました。

また、採用を強化したのは今年ですが、それ以降で採用されたメンバーが揃って大活躍しているので、今期は活躍したメンバー、実力のあるメンバーに大きな評価UPを行っていけると感じています。柔軟故にスピード感もかなり速い、これもtoridoriならではの人事制度だと思います。

「今本気で頑張ること」が人生の可能性を広げる

ー面接でどんな点を見ていて、どんな人が活躍できると考えていますか?

カジュアル面談や面接の際に「toridoriにはどんなタイプが合いますか?」「どんな人が活躍していますか?」という質問を受けることが度々あるのですが、採用で見ている点は『素直さ』『成果にコミットできるか』の大きく2点です。
『成果にコミットできるか』というのは言葉通りですが、『素直さ』というのは、周囲の意見をきちんと聴き、自分の物としてまっすぐ動く、というような意味です。

まだ成熟していない企業フェーズだからこそマネジメント経験者はそんなに多くありません。”背中を見て動きたい人”ではなく、”自分で考えて動ける人”でないと活躍するのは難しいと思います。前者タイプの方ですと、toridoriでは若い時代のキャリアチャンスを逃させてしまう可能性がありますね。逆に、”まずは目の前のことを頑張りたい”ような人、砕いていうと「5年後、10年後こうなりたい」よりは「今を頑張りたい」と思える人が向いていると思います。

僕たちが展開するインフルエンサーマーケティング市場はここ数年間のSNSの広がりによりできた新しい領域で、未来なんてほとんど読めません。でも急激に伸びている市場であるのは間違いないし、可能性も無限大だからこそ大きなチャンスが多いです。

”今本気で頑張ること”=”人生の可能性や選択肢を広げること”だと思っています。

例えば、何歳までに年収1000万稼いで都内でマンション買って…みたいな計画を着実に進めたい人よりも、未知の人生の可能性を広げたい人にはおすすめしたいですね。それが出来る環境はtoridoriにはあります。
制度的な新卒採用はしていないですが、社会人経験がほぼなくても経歴がおもしろかったらドンドン話を聞くし、採用しています。面白い人、まってます。

「toridoriはどこにも負けない会社だ」と本気で思う

ーtoridoriの誇れる点について教えてください

僕は「toridoriはどこにも負けない会社だ」と本気で思っています。メンバーにも、選考でお会いした候補者の方にも、クライアントにも、投資先のみなさまにも、それは胸を張って言えることです。
中山が設立時から一筋でやってきたtoridoriのインフルエンサーマーケティング事業は、元インフルエンサーだからこその視点からできているもの。これからも他にはないインフルエンサーファーストのサービスをもっと世の中に生み出していきたいと思っています。

ーインフルエンサーマーケティング業界でこれからtoridoriが狙う位置とは?

昨今インフルエンサーの事務所やインフルエンサーマーケティングを展開する企業は続々と増えていますが、toridoriの大きな特色は「サービス提供対象市場の広さ」です。


今までのインフルエンサーマーケティングって、どちらかというとCMでタレントさんを起用していた広告予算をメガインフルエンサーにスライドしていたんですね。これらのインフルエンサーマーケティングが担うのは”認知”・”影響”。大企業がクライアントで、広告代理店を経由するものであってデジタル完結していないマスマーケティングに近いものでした。

違いで言うと、僕らのターゲットとするクライアントは、中小事業者や個人事業主の方々です。このような事業者の方に対して、マイクロインフルエンサー(~10万人程度のフォロワーを持つインフルエンサー)を活用したマーケティングを提供しています。マイクロインフルエンサーはフォロワー数がすごく大きいわけじゃないけど、熱狂度が高くエリア性・嗜好がセグメントされているフォロワーを抱えています。そのようなフォロワーに伝わる結果、“購買””アクション”に繋がりやすいのが特徴です。

もう一つ、若年層に人気があるクリエイターと提携しているのもうちの強みです。それから放送作家や編集チーム、クリエイティブ制作ができる部隊があり、インフルエンサーだけでなく裏方まで整っています。

また2021年注目してほしいポイントは、『toridori marketing/base』の成長率と、新規事業の『toridori madeです。

『toridori marketing/base』企業とインフルエンサーを繋ぐマーケティングプラットフォームで、売上はなんと前年比5倍まで順調に成長中。5億円の資金調達に成功したサービスで、社内で最も注力しています。


常時500以上の案件が動いており、インフルエンサーは自分で選び応募できます。自ら応募しているため投稿への熱量も高いんですね。PRする商品の魅力をインフルエンサーが思い思いに投稿してくれるので、企業から依頼されてただ言われた通りに投稿する従来のインフルエンサーマーケティングとは違います。

『toridori made』は今年ローンチした新規事業です。商品制作から店舗の卸営業までブランド立ち上げにかかわるすべてを提供するサービスで、インフルエンサーが影響力をよりビジネスに変えられるチャンスを増やすべくスタートさせました。


この先”事務所”の形は変わっていき、所属・提携という概念は関係なく、インフルエンサーマーケティング企業は、サポート側としてインフルエンサーができることの数を”どれだけ増やしていけるか”が問われるフェーズに移ると思っています。
そのためにはインフルエンサーのやりたいこと・要望の多様化に合わせて、提供するサポートも多様化する。それこそがインフルエンサーマーケティング企業が努力すべきことだと考えています。
ブランドを作ったりプロダクトを世に出したりとSNSを超えて影響力を生かすビジネスをやっていき、それを各方面からサポートすることで一緒に夢を叶えていくのがtoridoriの使命だと思っています。

ー今後の採用戦略や課題は?

実は昨年8月まで社外に向けて発信をしていませんでした。メンバーのこと、仕事のこと、どういう会社かすらも。noteで発信を始めてからは、ご応募頂く方の会社理解度も深まっていますし人数も増えています。今後もうちの良いところをもっと発信していきたいですね。

それとtoridoriは先ほど話した通り若手メンバーが多くまだまだ未成熟な企業です。成長しつつあるメンバーはたくさんいますが、会社の成長速度に若手のマネジメント的成長が追いつかないのが現状です。業務的な成長は素晴らしいものがありますが。そういった面でも経験のある方、特にマネジメントや事業責任を担ってきた方にもジョインしていただきたいですね。
現メンバーの成長速度も早まりますし、企業の推進力も更に上がると思います。
即戦力と胸を張れるような方、あなたの戦力を120%発揮できる場所がここにはあります。いつでもお越しください!

「相手の期待値を超えた経験」が、その後の自分を助ける

ー入社したメンバーにどんなことを期待していますか?

一番最初の成果こそが、その人の評価に繋がると思います。
僕は全てのことに対して”始まり”に最も尽力していて。最初の印象ってずっと引きずられてしまうんですよね。逆に真っ先に相手の期待を超えることができれば評価してもらえる。それなら、相手の物差しで自分がどこまで求められているのかをしっかり確認し、理解したうえでそれを超える結果を出せば良いと思うんです。
闇雲にがむしゃらに頑張る人って実は評価されにくいと思っていて、”相手の期待値を理解し、それを超える”ために燃え尽きるくらいやるというのが僕のやり方です。
入社して下さる方には、これくらいの勢いで最初の3か月を駆け抜けてほしいです。その期間で生んだ信頼や実力が、その後の自分を助けてくれると思います。

ー最近、SNSでの発信を始めたと聞いています

そうなんです。繋がりを増やすべく、ようやくSNSをはじめてみました。
今まではROM専でしたが会社のことも伝えていきたいですし、発信を始めることにしました。まずはTwitterアカウントを開設しました。
https://twitter.com/kaneko_knt
それから、meetyを活用して、今色々な方とお会いしています。15分だけでも話すと自分の視野も広がりますし、課題も分かるので良い機会だと感じています。
今後はmeetyだけでなく、会いたいと思う方にTwitterでも積極的にDM送っていきます。是非皆さんの色々なお話を聞かせてください。


私たちは「個の時代」の、担い手に。をミッションに掲げ、さらには社会を代表する存在へと進化することを目指しています。そんな私たちの展望やカルチャーに共感し、実現に向けて共に挑戦する仲間を、募集しています。

みなさまのご応募、お待ちしております✨

▶Wantedly募集ページ https://www.wantedly.com/companies/toridori/projects

▶toridori公式サイト募集ページ https://toridori.co.jp/toridori_recruit/

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