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2年半、企業noteを運営する中での課題と変化、採用への効果を振り返る

こんにちは、トレタ採用担当の金子です。

はやいもので「トレタのnote」を始めてから、気づけば2年半が経過していました。

これまで振り返るタイミングがあまりなかったので、運営チームの振り返りのためにも一度記事としてまとめておこうと思います。

noteをはじめたきっかけ

このnoteをはじめる以前、社内にはトレタブログというオウンドメディアがありました。しかし、私が入社した当時は担当者が不在となっており、更新が停止してしまっている状態でした。

その一方で、「トレタ30ってめっちゃ良い制度だな〜」「労務の規則整備とか制度改善とか爆速!」「みんな集中して働いて、さっさと退勤していくな」など、入社後に新しく知ることが多いなと感じていました。(その頃私は入社1年目でした)

つまり発信できる情報がないのではなく、「既存社員にとって当たり前の環境」となり魅力が埋もれてしまっているのではないか?と思い、オウンドメディアの運営をリスタートすることにしました。

noteを情報発信の場として選んだのは、「より多くの人に情報を届けたい」という目的を考えると、情報発信のプラットフォームのnoteを利用することで「トレタを知らない人」にも情報が届く機会が豊富にあるのでは?というのが決め手でした。

ここからは、その後2年半の運営の中で感じた課題や変化についてお話しします。

1.運営体制を1人体制からチームへ

---効果を感じつつある中で生じた、2つの課題

運営当初は、1人体制で記事を執筆し、運営の基盤づくりを行ってきました。まずは、主担当として自身で運営の責任を持ち、スモールスケールで軌道に乗ることが大切であると考えたからです。

しかし、note発信を続ける中で徐々に効果を感じるようになった頃、下記2つの課題にぶつかりました。

①今後中長期で安定運営をするためには1人体制ではリスクがある。
②多面的な情報発信ができていない。

①今後中長期で安定運営をするためには1人体制ではリスクがある。
考えたきっかけは、自身の採用業務の繁忙度が以前よりも増し、更新記事のペースが落ちたタイミングです。

また今後、担当変更が発生した場合キャッチアップに時間がかかることを考えると、安定的に記事の発信をしていくことは難しいです。

おそらく、数々の企業のnote・ブログ運営を途絶えさせてきた一番の理由は、本務繁忙と担当不在/変更ではないでしょうか。

このままだと例に漏れず、記事更新が途絶えるだろうという危機感がありました。

②多面的な情報発信ができていない。
1人体制時代は、私の知るトレタの一面を発信していたことになりますが、1人の主観になりがちだったのではと思います。

正直、振り返るとネタ切れも多く、採用チームのMTGで毎回ネタを募っていた記憶があります。そんな状態を経て、より多面的な目線で情報発信をしていける体制にすべきだと考えました。

---どう改善したのか?

ちょうどその頃、コミュニケーションチームで「会社情報の発信」を目的に運営していた『#トレタ』@channel 社内報とコンテンツの内容やターゲットが重なることが多く、今後の方向性について話した際にトレタのnoteとして統合しようということになりました。

また広報・PRチームと話した際に、プレスリリースとnoteの公開タイミングを連携することにより、会社としての情報発信のインパクトを強めていきたいという話で意気投合し、「情報発信」という点で課題を感じていた全員が本務と兼務をしながら、note運営チームとして取り組むことになったのです。


チーム体制になってよかったなと思うのは、下記3点です。

①記事のアイディアが尽きない
チームになったことで、より多くのアイディアが集まるようになりました。正直執筆が追いつかなくてネタが渋滞している状態で、以前とは正反対です。

②より良くするためのディスカッションができる
記事内容のブラッシュアップや発信内容についての意見交換をした上で公開できるので内容の質の向上につながっています。

③サポートしあえる
誰もが兼務状態で働いているのでそれぞれ繁忙時期があるはず。運営している身として、「予定通りに記事をリリースできない」「筆が止まる」というのは、かなり精神的な負荷が高い状態です。やむを得ずそうなった際に、公開スケジュールを調整してサポートしあえるのはチーム運営として連携がうまくいっていると感じます。

2.次第に変化していった運営目的

はじめはnoteを採用チャネルの一つとして考え、note経由の採用決定を目的として運営を始めました。

しかし、運営を続けていく中で、選考中の候補者の「入社意欲の醸成」や「会社理解を深める」ために活用することへの効果の方が大きいのでは?と感じ始めました。その理由は以下です。

①選考中の候補者からの質問が具体性を増している
以前は働き方やコミュニケーションに関しての質問が出ることが多かったですがnoteを読んで、既に不安のない状態で面接に参加いただく方が増えました。

さらに、「noteを読んだのですが…」と、働くイメージをより具体的にするための深掘りした質問をいただくことが増えたように感じます。(働き方やコミュニケーションについての質問も、もちろん大歓迎です!)

②入社半年以内の退職者ゼロ
入社後に人事で入社面談をしていますが、新入社員に入社後ギャップを確認すると、少し考えた後に、「ないですね」と答える方がほとんどで、入社前のnoteや面談の内容と入社後の社風や業務内容にギャップが発生していないのが現状です。

noteを開始した2020年から2年半、「入社半年以内の退職者ゼロ」が続いており、早期退職防止にもつながっています。

3.「事業」や「人」の魅力を伝えていくnoteへ

note設立当初、発信が不十分だと強く感じていたのは「働き方」や「カルチャー」だったため、2年程はその点に注力して発信をしていました。

その効果として徐々に「働き方が柔軟な会社」「フラットなカルチャーの会社」として認識をしていただくことが増えていきました。

昨年からは徐々に事業面の嬉しいニュースも発信できるようになり、今年に入ってからはトレタの最大の魅力である「事業」や「人」についての発信をさらに増やしています。

また、これまではほとんど運営チームがメインで記事執筆をしていましたが、今期からは社員が直接執筆することも増えており、今後はより多くの社員の声や考え方を発信していきたいと思っています。

トレタのnoteのこれまでとこれから

最後に、これまでのトレタのnoteをまとめるとざっとこんな感じです。



また成果として、会社の取り組みについて取材の機会をいただくことや、他社の方からご興味をお持ちいただくことも最近は増えてきました。

2年半でざまざまな変化をしつつ発信をした結果、新たにトレタを知っていただけるきっかけをつくれたと思います。しかし、会社は変わり続けるものであり、会社の今をタイムリーに伝えていくことに終わりはないと考えています。

今後も変化しながらトレタについての情報を発信していきたいと思いますので、ぜひこれからも読んでいただけると嬉しいです。


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