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100数年前に画材屋としてスタートをきったTooも、現在はITソリューションを販売する商社としての顔が大きくなってきました。そんなTooでは、ビジネスとアートを身近につなげていこうと考える社内プロジェクトがあります。このプロジェクトの一環で、社内で『絵を描いて言語化してみよう!~iPad・Freasco体験~』ワークショップを開催しました。
「絵が描けない」とは
Tooの社員には絵が好きな人やデザインの勉強をしてきた人はいますが、反面「絵が描けない」という人もたくさんいます。正確には「描けない」のではなく、「上手に描けない」ということだと思うのですが、描けるようになりたいなという声は聞こえてきます。そこで、Adobe FrescoとiPadを使って社員向けに絵を描くワークショップを開いてみることにしました。
もちろん「上手に」描くにはそれなりに練習や勉強が必要です。そこで、今回のワークショップでは「上手に」描くのではなく、「思ったこと」が絵にできるかどうかを体験してもらえるようプログラムを考えました。Adobe Frescoの使い方をはじめ、絵・イラストでアイデアを出す方法、発想体験の違いについて体験してもらう1時間半です。いつもとちょっと違う発想のきっかけをつかんでもらえたら...と考えながら講習を組み立てました。
抽象を具体にする
まったく絵を描かない人から、美術大学を卒業した人まで様々な社員が集まって、ワークショップの実験台になってくれました。参加してくれた10名の社員にiPadとApple Pencilを配布。Adobe Frescoの基本機能の説明からスタートです。Adobe Frescoは無料で使えるアプリですが、実際に使ってみたことがある人はほとんどいませんでした。基本機能を学んだ後は、身近なもののスケッチをしたり、テーマに沿って思いつく限りの絵を描いたりと、次から次へと出されるお題に、一生懸命取り組んで描いてくれました。水彩絵の具のにじみや、油絵の具の盛り上げなどリアルに再現できるAdobe Frescoのブラシに、みんなの驚きの声が聞こえます。
メイン課題は「宇宙船を売る」。宇宙船の内部の様子を描いて売り込んでください、というテーマで各自に絵を描いてもらいました。はじめ、「宇宙船の内部って?」と困った顔をしていた参加者の顔が、描いているうちにどんどん自分の世界に没入していきます。描き終わった後のセッションで、描いていくうちに気が付いたことや発想のステップなどを振り返ってもらいました。ぼんやりとしていた印象が、絵に書こうとすると具体化するその過程が印象に残ったようです。
参加者からも「楽しかった」「もっとAdobe Frescoで描いてみたい」「絵にすることで発想が自由になる気がする」などの声をもらいましたので、とりあえずは実験は大成功です。 今後もアートとビジネスをつなげる活動を実施していきたいと思います。
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