今回は、TOMAPの教育統括業務を担う森内さんにインタビュー!
「シゴトの意義とは?」
「就活を楽しむためには?」
「本当に納得するキャリアを歩むためには?」
これから就活を始める学生、就活中の学生に必見の記事です!
森内陸(もりうちりく)
メイン事業のフリーランス特化型プログラミングスクール『ZeroPlus』のCS(カスタマーサクセス)として、受講生徒の受講前~卒業後までのサポートを一貫して担う。また、新規事業『ZeroPlus Gate』のメンターの教育統括も兼任し、累計3000名以上の受講者に“キャリアの本質”を伝えている。
▽森内さんの過去インタビュー記事がこちら
高卒の自分だからこそ感じる『就活』に対する違和感
-ご自身がキャリア面談を通して学生とお話しをする中で、特に大切にしていることは何ですか?
よく学生さんの悩みとして最初に出るのは、「就活をしたくない、つまらない、苦しい」とか「そもそも自分が行きたい業界・企業が分からない」という内容です。
多くの学生が感じる悩みだと思いますが、
それは『どうして就活をするのか』『なぜ仕事をするのか』という問いに対する答えを持っていないからなんです。
なので僕が必ず学生に伝えているのは、
一旦立ち止まって、自分にとっての『人生のゴール』や『幸せ』とは何なのかを明確にすること。
それが明確になってから初めて就活をスタートすることが、納得する就活をするために必要だと考えています。
確かに、日本では大学在学中の就活が当たり前になりすぎているので、「周りが就活しているから、なんとなく自分も始めよう…」と考える学生が多いのだと思います。
前のインタビューでも言っていますが、実は僕、高卒なんです。
そもそも、一般的な就活というものを経験していないので、大学生が「とりあえず就活する」という文化に昔から疑問を抱いていました。
就活というのは自分の人を構成する一種の手段でしかありません。
自分にとっての『人生のゴール』や『幸せ』を言語化した上で、「じゃあその未来を実現するためには、今からどう行動したらよいのか?」が必要であり、それを導くお手伝いをするのが、キャリアメンターの責務だと思っています。
-『人生のゴール』や『幸せ』を認識することはなぜ重要だと思いますか?
少し大きな話になってはしまいますが、皆さんは今までに"人が生きる理由"について考えたことはあるでしょうか?
僕は借金まみれの家庭で育ち、兄弟の不仲やバイトばかりの生活を送っていた経験から、自分の人生と向き合う時間が多くあったと自負しています。
なので自分なりにその答えをもっていて、
人が生きる理由というのは、皆それぞれ『幸せになりたいから』だと思っています。
不幸になりたいと思って生きている人なんて、この世にひとりもいません。
この先の人生をプラスに変えたい、少しでも幸せに過ごしたいという想いから一生懸命頑張っているんです。
しかし悲しいことに、その願いが叶わない人たちが多い。
叶えられない人たちの共通点として見えるのは、『そもそも自分の幸せって何なのか』を分かっていないこと。
例えるなら、料理と一緒です。創りたい料理が分からなければ、創るために必要な食材やレシピが分かるはずありませんよね。
それと一緒で、人生を幸せにするためにまずやるべきなのは、
「目の前の就活をどう進めようか」「ガクチカはどうしようか」といった目先の話ではなく、自分にとっての『人生のゴール』や『幸せ』をまず明確にすることが必要です。
就活とは、幸せを叶えるための『スタートライン』を選ぶ作業です。
目的地が見えていないのに、先にスタートラインを選んでしまったら、その先の選択肢が狭まってしまいます。
そのような狭い道をこの先学生が歩まないためにも、
自分の幸せを考える大切さを、メンターとして伝え続けています。
自分が叶えたい世界観『就活自殺を0にする』
-TOMAPの教育事業を通して成し遂げたいことはありますか?
就活をもっとポジティブなものに変えたいと思っています。
そして、就活が原因で自殺してしまう学生が0になる世界を創りたいです。
就職活動を理由に自殺する人は、毎年100人単位で出てしまっています。それくらい、日本において「仕事」というのはネガティブに捉えられがち。
ただ、資本主義社会において、私は『仕事』が幸せを叶えるための最良の選択だと思っています。
この国には、仕事をせずに生活保護を受けるという手段もあるんです。実際に僕の兄弟も受けています。
それでも仕事をするという選択を人が選ぶのは、「人生をより豊かにしたい」「より幸せになりたい」という想いがあるからですよね。
その理想を叶えるための手段が仕事なので、仕事というのは決して悪いものではありません。自分を幸せにしてくれるものです。
自分が幸せになるための過程で、お客様や仕事仲間、そして社会に対しても幸せやプラスな価値を提供するができる可能性を秘めているような、とてもポジティブなものが『仕事』なんです。
その仕事のスタートラインが”就活”なので、本来すべて一貫してポジティブなもののはず。
繰り返し伝えますが、就活は幸せのスタートライン。
自分が何のために仕事をするのかの理解ができると、就活そのものが少しずつ楽しくなります。
僕は、TOMAPの教育事業を通して、すべての学生が就活を楽しめる社会を実現したいです。
教育統括が断言する、企業が求める人材像
-キャリア教育の道を究める森内さんだからこそわかる、企業が求める『学生像』とは何でしょうか?
大きく2つあります。
1つめは、働くことをポジティブに捉えている人です。
大前提、先ほどお伝えした「何のために働くのか」が自分自身で明確になっていれば、基本的にはポジティブに捉えられるものだと思っています。
経営者や人事目線のお話しをすると、ひとりの人を採用するのに会社のお財布から300万~1000万という大金が必要なんです。そんな大きな額を一緒に働いたこともない、面接で初めましての人に可能性を感じて、採用するのが人事のお仕事。
そうなった時に、スキルや経験の前に大切なのは、何よりもその人と一緒に働きたいと思えるかどうかになります。
仕事をネガティブに捉えている人に数百万以上の投資をしたいでしょうか。
2つめは、人生の目的や目標を持っている人です。
具体的には、未来、現在、過去、ギャップ。この要素が明確になっている人です。
この4つの要素が見えると、自分がどこの企業に行きたいのかが明確になりますし、企業からの納得感も得ることができます。
僕は普段の面談で、この4要素を明確にするお手伝いをしています。
具体的な内容を、以下の図にまとめてみました。
少し時間はかかりますが、この4要素を明確にするとどういう未来を歩むべきかが明確になるので、就活生が抱える悩みの大半は解決するはずです。
詳しい分析の仕方は語ると長くなってしまうので、今回は割愛します(笑)
是非一緒に分析してほしいという方がいれば、直接ご連絡ください!
▽りくさんのTwitter
https://twitter.com/riku_tomap
・・・
以上、今回はキャリア統括の森内さんにインタビューしました。
この記事は前半戦になります!
次回の記事では、引き続き森内さんに「本質的な成長」や「TOMAPで働く魅力」について語っていただきます。
お楽しみに!
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